まあ、あんまりエディプスコンプレックスを強調するのは流行らんのでしょうけども、

子どもって、「パパ-ママ-子ども」の三人で構成された世界に生きてるんですよね。
とくに男の子の場合、ママ-子どもの関係は、母乳という食べ物を通じてつながってる
己の生存と同義のつながりです。
一方子どもにとってパパは、道徳で自分を縛り、ママを奪う存在です。

子どもは自分の持っているちんこと同じものをパパが持っていることに気がつく。
ということは、パパになり替わることができるのではないかと考える。
そして、パパを(象徴的に)殺害しようと考える。

しかし、パパはそれを察知している。
なので子どものちんこ(男根)を(象徴的に)去勢しようと企んでいる。

この子どもとパパの駆け引きってのが、精神分析学的に言えば、
いろんなこじらせの源になっとるんやで、とフロイトせんせーはおっしゃってる。

まあ、実際の臨床像はこんなに単純なものではないんだが、
それゆえに、単純でわかりやすいモデルのような実例が目の前に出てくると
びっくりしますよなw
ええっ、こんな典型的な例ってほんとにあるの??って思う。
感動する。

今日はいい日になりそうです。
ホットサンド食ってるけど、今日はまだほんのり温かくてうまい。