>>774
エコノミーの話をすると、
人間はいつもこんな計算をして他者への善意(我慢)に励むのか、
なんて打算的な人間像なのか、ってとんちんかんな話をし始めるひともいます

実際には、他者へ我慢という善意を為そうとするときに
こういう計算から始めるひとは「いません」
たいていは、「定言命法」ってのに動かされています

たとえば、おぼれてる人に気づいたら、瞬間的に身体が動いて水に飛び込んでしまうひとがいる
そこには、計算もないし、深い考えもない
ただ、「おぼれてる人を助けなければならない」という方向が定められた「厳命」しかない
ほかに選択肢はない

おぼれているひとが子どもであるかおっさんであるか関係なく
瞬間的に身体が動いてしまう
こういう善の為し方を、カントってひとは「定言命法」と言いました
まあ、つねにではないけども、人間は、ここから善をはじめることがある