5年前のサザエの学名の話なぜか話題になってた


それまで日本のサザエの学名は1786年に英国の僧侶兼博物学者「ジョン・ライトフット」が命名したとされる「Turbo cornutus」だった
これは英国の貝類学者「リーヴ」が1848年、日本のサザエと支那のナンカイサザエを混同して、全部「Turbo cornutus」と呼んでいた事に由来する
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さらにリーヴはシーボルトが日本で採集したサザエを「Turbo japonicus」と命名したが、モーリシャス産の全く別の品種と（またもや）混同して命名した
その後に他の研究者が「Turbo japonicus」をモーリシャス産のサザエの学名に固定してしまい、日本のサザエには使えなくなった
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1995年にナンカイサザエは新種の「Turbo chinensis」として記載された（しかし無効名）が、その際日本のサザエに学名は付かなかった
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2017年05月19日、岡山大学の福田宏准教授が「Turbo sazae Fukuda, 2017」と命名し、230年近い問題にケリがつく


福田教授だから「sazae Fukuda」なんだろうけどどうしても「sazae Fuguda」に空見する