>>171
の続き

バブルが崩壊して不景気に陥った日本に必要なことは景気の回復だと黒田元総裁は考えていたから金融緩和にこだわった

金融緩和というのは中央銀行(日銀のこと)の公定歩合(市中銀行に貸し出す利率)を下げることによって市中銀行は日銀から金を借りやすくなり、企業や個人も市中銀行から低い金利でお金を借りられるので、企業は設備投資したり個人なら住宅ローンを組みやすくなったりして景気が上向くんだよね

それなのに、金融緩和の逆の金融引き締め(中央銀行が金利を上げる)なんてことをしたらどうなるか
当然に市中銀行も高い利率で中央銀行からお金を借りるしかなく、企業や個人が市中銀行から借りるお金の利率も上がってしまう
住宅ローンの利子も高くなるので今は家を買うのはやめようかなとなってしまうよね
つまり不景気になってしまう