いつ?再会するか?わからない人に貸す訳ないだろうに…。
そう思いながらも、俺は気付けばその老人に金を貸していた。
何も金が余っていた訳では無い、むしろ俺にとってもそれはなけなしの金であるにも関わらずだ。
何故俺は貸したのか?その既に老いさらばえ、更に老いさらばえていくだけの見ず知らずの老人に、だ。
俺は確かに見たのだ。
その老人の目に灯る、勝負師としての消えること無い勝利への執念の炎を、確かに見たのだ…。

 ∧_∧ じぃ~
 (´・ω・) ∫
 //\ ̄ ̄旦\
-(/押 \___\
\\ 井 守犬 命