デュエルの結果はヒルタニの勝利
やはりペンデュラムデッキ如きでは、除外デッキには敵わないと言うのが現実である
当然の結果ではあるものの、ペンデュラム使いの生き方を笑い、踏みにじる者に負けた藤崎は
落ち込んで暗い顔で歩いていた
その途中、怪しげな買取り業者に出会い
藤崎は自分を勝利へ導いてくれなかった
レアなだけのザコカード「オッドアイズ・デビルーク・ドラゴン」を10万円で売却
その後カードショップへ行き、デュエルへの未練を断ち切って
クズデッキをその店に売り飛ばすことで、デュエル脳から解放された

一方、ジョーカーが社長として運営する大企業・死神商事は
元茨城県代表ペンデュラム使いの宮本裕亮を新入社員として雇用
新たな事業として『遊戯王 Dark duel』『遊戯王.exe』の二つのゲームアプリの運営を開始
宮本は今まで使っていたペンデュラムデッキをゴミ箱に捨てることで
ペンデュラム召喚への未練を断ち切り、ジョーカーから新たなデッキを受け取り
アプリの運営やサンドバッグの運搬と言った会社の仕事に強く貢献
その結果、新人から重役へ異例のスピードで出世した
ジョーカーはこの勢いに乗って計画を成功させる為
とどめの攻撃手段で、未だにToLOVEる次元に残っているペンデュラム使いに
追い打ちをかけようと目論むのだった…