グリム童話に出てくる料理や食べ物、調理のシーンの描写がさりげに美味そうなんだよなあ・・・
訳者にもよるんだろうけど、ごちそうやお菓子はもとより、食料庫や貧乏人の食卓、動物が野菜や草を食べるシーンですら美味そう

あとグリム童話ではお約束の長男≧次男>超えられない壁>三男(姉妹の場合もあり)で親に差別されまくりの話に必ずといっていいくらい出る、
毒親特製ランク別弁当が実はかなり好きだ。末っ子には水で混ぜただけの味もクソもないお菓子に、酸っぱいビール(今思うとランビックビールの一種だろうか)だけなのに対し、
可愛い長男タソには卵とミルクをたっぷり使った贅沢なたまごがし(このたまごがし、という響きが好き)に上等なぶどう酒、場合によってはチーズ等のオプション付き
この描写見て、虐げられてる末っ子には悪いが長男の豪華弁当食ってみたいなあ、といつも思ってたよ
(しかし末っ子の弁当は魔法などで長男クラスにランクアップするのがお約束)

グリム童話はドイツで編纂された話だし、それに伴ってビールの描写もよく出るんだけど、
そんなビール大国ドイツでもワイン>ビールなんだとこの話で知ったなあ