後輩が青い鳥文庫の新装版ホームズを全巻持ってた。
小〜中学時代に揃えて、今でも時々読み返してるそうだ。
大事に扱うと約束して貸してもらって読んでるんだけど、
気になるような省略や変更点が見当たらないのは
訳者がホームズ物では手練れの日暮雅通だからなのかね。
ただ、「小学中級から」のわりには文章がすごく普通と言うか、
大人が読んでも子供向きの本とは感じないのが逆に不思議。
昔の翻訳児童書って、読み手=子供に話して聞かせるような、
よく言えばやさしい、悪く言えば生ぬるい文体が多かった気が。
最近はこの手のが一般的なのかも知れないけど。