【赤毛のアン】恋人の小径【パート17】 [無断転載禁止]©2ch.net
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レスリーは100%金の為の、親に強いられた結婚だからなー。生活力のない没落家庭の典型的なパターン。
娼婦にされなかっただけマシというくらいですらある。 >>691
あのままディックが生死不明行方不明だった場合法律的にはどうなったんだろう。
現在の日本では行方不明3年で離婚出来るし7年行方不明で死亡宣告出来るけど。 昔は地域の暗黙の了解みたいな感じで「死んだとみなす」んじゃないかなあ
裏というか、テーマに「義務」があるね
ジム船長がディックを連れ帰ったのも、知り合いとしての義務の心からだし、ギルが「治療したら人格は取り戻せる可能性がある」と伝えたのも義務からだし、レスリーが手術を決意したのも義務を果たすため 全員の義務が報われ、レスリーは真に解放されるって言うのがカタルシスなんだろうね
もうひとつ、ささやかなロマンスもきちんと結ばれたし 居なくなってラッキーだった糞旦那を勝手に連れ帰って来るとか殺意湧くレベルだわw
ジム船長もよく面倒見に来てくれた設定で感謝されてるけど納得いかなかったよ
じゃあ自分ちに連れて行って世話してよって感じ 小室哲哉氏がらみでレスリーの話題が出ているのか?
どちらにしても大人の対話と対応が出来ない関係は地獄だよ。 小室関係ない流れだろう
なお、最近の研究によると、相手側は発信力を損傷しているだけで、周りの言うすることされることは全部理解でき、感情もある可能性があるということが分かって来ている。
小室の場合も、会見内容を夫人は理解出来て深く傷ついている(それを表現するために必要充分な脳の部位や神経が損傷しているだけ)可能性は否定できない。
スレチすまん。 そういう研究って気休めだよ。
実際に介護してみたら分かる、死を願う自分が居て愕然とするんだよ。
レスリーの場合はディックを愛していなかったから生き地獄。
持っていた物も破壊される、会話も成り立たない。 気休めってどこがだよ。
私は機能障害者だ。大卒だが、喋るのは呂律が回らないしヨダレも落ちるし、握力も健常者の半分くらいなのでペン持つのも大変。
だから知らない人から池沼扱いされたり、イライラされたり良くあるわ。
全部認識できてるんだよ!認識できてることを伝えられない方が、よっぽど地獄だよ! >>701
あなたは認識できてるし怒りも伝えられるでしょ
夫人と比べようもないわよ なんか短編にも夫だと思ってた人物が実は夫の兄弟で、夫本人は死んでたってのがあったな
ていうか、短編にはちょいちょい、「これ本編で見たような場面だな」ってのがある気がする 短編は習作なのかもね。
ポールが主役の話もあったけど
スティーブンとは他人だった話もある。 >>701さんが怒りを伝えられるようになれたのは、おそらく高機能入力装置つきPCが一般人に手の届く価格で普及するようになったここ十数年程度のことだろうし、それまでは今のKEIKO並みの言われようをされて辛かったんじゃない?
>>700さんも、介護されてる側の人も読んでるかもと考慮した方がいいよ。地獄だなんて書いたら駄目だよ。介護スレじゃないんだし。
あなたもいずれ意識も知覚も正常だけどもそうと伝えられない身体になって介護を受けるかも知れないんだよ。おそらく最愛の人から。その人にあなたと関わるのは地獄だと世界中に言い振らされたら、悲しくて辛いでしょ?
それにレスリー的には、要介護者ディックの方が穏やかで暮らしやすかったんじゃなかったっけ。 レスリーみたいに親のために好きでもない相手と結婚しようとするっていう話は
番外編の短篇にもあったね
>>704
ポールってアンの教え子のポール?
なんの本に載ってるのか教えてください 今だったら出せない内容になっているんだな、夢の家
タイトルが気持ち悪いな 脳の外科手術で知能や記憶が戻るって現代でもなさそうな話だよね ギルはブラックジャック並みの腕だったのだろうwミスコーネリアが井戸に突き落としてたら他殺が疑われてレスリーが重要参考人になったかもね。 ギルは診察しただけで
手術したのはよそのもっとでかい病院じゃなかったかな ギルはおそらく最新の臨床論文などで症例を読んで知識てして知っていたからピンと来て、専門医師を紹介したのだと思う。
本人は診断や手術の勉強を兼ねて立ち会った。 >>708
研究はされてるけどね。
ほんの少し昔、ロボトミーという神の手術が開発されて、ケネディ元大統領の姉等が受けている。
結局は、神どころか悪魔の手術だったのだが。 >>706
珍しくもない男?
あれはあのまま結婚したらフィリパも段々夫を愛するようになって結果オーライだったかもと思ってる。 女性にとっては結婚して愛のある家庭を築くことこそが幸せ、みたいな考えを強く持っているようでいて、
生涯独身を貫く人生もそれはそれで悪くないような描き方なんだよな。
本人は好きでもない人と結婚したみたいだけど。 生涯独身を貫きそうだったオールドミスがうっかり恋愛する話もいくつもあるよね
若い娘でなく中年女性ならではの恥じらいとか葛藤が描かれてるの好きだわ >>712
ロボトミーは昔、小学校の図書室で借りた
午前2時に何かが来るっていう本が怖くてトラウマになったなぁ。
今時なら学校の図書室には絶対に置いちゃいけない本 食前にアンシリーズを読むとおなかが減るわ
フィリパの言葉じゃないけれどいつもおいしそうなもの食べてる
でも、食べ物の話が出てこなくても、ユーモアのある話を読むと心が温まって食欲が出る
アンシリーズでも寂しい話はそうでもないけど パンよりご飯か麺派の私はあんまり食欲湧かないな
夕食になんとかパイとか食べる気にならないw ミス・ラベンダーもアンとの初対面のときお客さんごっこでいっぱい作ってたな
アンはお隣のハリソンさんにお詫びに行くときにはピンクのアイシングしたケーキ持っていく
美味しいものが他人との付き合いには出てくる 保存の為もあるだろうけど
何でもかんでも砂糖の使用量ハンパなさそう 当時のジャムのレシピは、果物と砂糖が同量だったりするもんなあ。
肉は塩漬けか干物、根菜以外の野菜は酢漬けがポピュラーな保存法。 その辺の摂取カロリーは半端なさそうだけど、そのぶん消費も半端ないだろうし
冬の寒さとか、日々の労働とか >>706
そうです。アンの教え子のポールです。
夢見がちな男の子の話で
名前はそのまんまでした。
ジム船長の話もよんだけど
篠崎書林の本で大昔図書館で読んだきりで
タイトル思い出せない。。。 ポールってアンがやたら依怙贔屓してたけど、パッとしたとこのない、魅力のないキャラだ。 ポールちょっといい子過ぎたからなぁ
しかし作中でいい子すぎるドラよりデイビーのが好きみたいな発言読んで
は?いい子のどこが悪いのよ?と思ってから
いい子過ぎるという理由で物足りないと思うことが自分的に許せなくなっているw
まあ確かにアンがムチ打ちの刑に処したあと従順なアン賛美キャラになった子とかのがインパクトはあるんだけど >>729
アン自身が特別いい子じゃなくても愛されキャラだからね
周囲を困らせたりハラハラさせつつ懐にスポッと入るのが上手い人間が持て囃される 『運命の紡ぎ車』を読んだんだけど、モンゴメリってゴリゴリの保守派だったんだな。
こういう人が、アンみたいな女の子を生き生きと描くことができたってのも、なんかよく分からん。 近所の図書館で確認したら
ポールが出てくる短編は「海に在る魂」でした
名字が違っててスティーブンは
ポールの母と恋人とアンの青春とは
逆の立場だった… >>734
『アンの青春』ではポールとスティーブンは親子ですが
この短編ではポールはスティーブンの別れた恋人の子供で
血のつながりは無いが引き取った設定です。 >>706ですが>>733さん教えてくれてありがとう >>735
ありがとうございます。
つまりミスラベンダーが実母というような事ですね ポールはキモいという印象のみ。
ネチネチと女の腐ったような戯れ言ばかりいうガキ。 大学はヨーロッパ行って
フットボールかなんかやってるって言ってなかったっけ
うろすぎてごめん 児童書のように金が入ってくる方法
グーグルで検索⇒『羽山のサユレイザ』
X68AO 非凡に見えたアンが平凡な人生を送るのに比べ、アンの友人教え子の人生は多彩だね
女優に有名な詩人に大金持ち夫人にスラム街の牧師夫人に日本に行った人 ダイアナの家に日本ちりめんだか何だかあったらしいけど、
19世紀後半における日本の織物は、外国ではどの程度普及してたんだろう
しかもカナダの端っこのpeiだからなあ 明治直前頃から輸出してたようだから、わりとあったんじゃないかな
ガウンがわりに「キモノを羽織った」という記述もあるよね どこの話か忘れたけど
日本へ行った誰だかが和紙みたいなの送ってくれて珍しがってなかったっけ 実は、鎖国中から日本の工芸品は沢山欧米に流れていた。船籍だけオランダにしたアメリカ商人も普通に出入りしていた。
キモノはフリーサイズで身頃も袖もゆるゆるなところが室内ガウンにピッタリだったので、人気商品だった。あっさりした小袖や襦袢くらいなら、庶民にも充分手が届いた。 >>744
プリシラが宣教師と結婚して日本に行って和紙を送ってくれたというエピソードがある エミリーのディーンのセリフに「桜の頃の日本」というのがあったりエミリーが日本のプリンスに求愛されたり結構日本が出てくるね ジャポニズムが大流行の時代だったからね。イザベラ・バードやピエール・ロティの日本紀行文がベストセラーになったり。 海外に行ってその国の女性に求愛する進取の気持ちや情熱があっても親の持ってきた縁談にあっさり従うってなんか矛盾してる。
他に諦める理由を設定すればよかったのに。 >>752
その前に相手(エミリー)に断られたからじゃないの
暗に求婚するが日本に帰るのが前提→エミリー遠回しに断る→察する→「親が薦める縁談が」 まあ書いていないだけで貧乏公家が一発逆転を狙って株や怪しげな投資に手を出して破産寸前になり前々からプリンスに惚れてたサムライの家の娘がここぞと猛プッシュしてきたとか妄想のネタは色々あるが。 >>753
あっそれだね!
日本人にありがちな相手の気持ちを忖度して心の負担をかけないようにと。 >>754
いや、普通に名門同士の見合い結婚でしょ。ニュームーンったって、たかがド田舎の一農家よ、華族の結婚相手には格下すぎでありえんわ。 新潮文庫で改訳が出たと聞いて、当然『アンをめぐる人々』についての村岡花子の勘違いについて
訂正がはいるものとばかり思っていたら、なんとそのまんまだった。
「死を目前にしたモンゴメリが最後の力をふりしぼって作った本」という誤解はかなり浸透してるぞ。
いいのかそれで。 少なくとも自分には浸透してなかったよ
アンの友達に比べるとちょっとレベルが落ちると思ってたけど、事情があったんだね
友達のほうはロイド老淑女の話は何気なく読んでて最近しみじみしたり、
読んで明るい気持ちになる話ばかりだね
想い出の日々の短篇は昔他の出版社から出てたやつで読んだな
結構好きだった
あるつまらない女の一生なんていうのも載ってたけど クロニクルズオブアボンリーはモンゴメリーが出版社に預けておいた短編を
出版社が勝手に出したというのでモンゴメリが怒って裁判に訴えたという本だよね >>759
それは『アンの友達』。(ああややこしい) クロニクルオブアボンリーの邦題がアンの友達なんじゃなかったっけ 短編で好きなのは
偶然の一致
隔離された家
ルシンダついに語る
苦手なのは
没我の精神
平原の美女タニス
茶色の手帳(だっけ?) アンの友達 クロニクルズ・オブ・アボンリー
アンをめぐる人々 ファーザー・クロニクルズ・オブ・アボンリー
村岡先生は「加米英ではこの二冊をアン・ブックスに含めるのが一般的」と書いてたけど、
それ自体が誤情報っぽいな。
含めてるのって日本の他にはフランス語版くらいだぞ(フランスの事情もよく分からんけど)。 >>763
独身者でも過去恋人持ったかどうかで村での立場が全然違うってひしひし感じるよね
潔癖症のおばさんが突然西部から帰ってきた人と結婚するって言い出す話も好き
駅まで半狂乱で追いかけてチュッチュッされたあと玄関マット汚れても気にしないエンドまで最高w
耐え忍ぶ系キャラがでてくる話はどれも薄暗いなぁと思う 平原美女タニスは、私はわりと好き
二人の女に(人生変えるほど)愛される価値のある男だとは思わないんだけどw ロイド老淑女って好きだけど
元彼の娘ってだけであれだけ愛せるかなあ >>767
他に愛する対象がなかったからのめり込んだのかな >>767
あの辺の感覚は時代によるものなのか、宗教が土台にあるのかそもそも民族的な違いなのか私もわからないんだけど、
「最愛の人の分身」「自分の娘だったかもしれない」というのが強くて、実母の影薄いよね
当時は死亡率高くて親がいないのも特別ではないからなのかな、と思うけど 別れた恋人は結局大した物は残せず詩人として身を立てることもなく早死にしたけどミスロイドと結婚してたら別の人生を送っていたろうか。 ロイド老淑女の話は嫌いじゃないけど
あのロイドさんの偏執狂的な執着とかストーカーぶりは怖いし
精神的に完全に壊れてる人だと思う。
娘さんにキモがられなくて良かった。 あらゆる種類の愛から離れてしまった生活の中で
自分の惨めさ孤独さを忘れるくらい
愛情を注げる相手が見つかってしまったんだもんな
そりゃ色々と振り切れちゃうよ >>771
娘さんもまた、愛情に飢えてたんだろう
下宿先の人はいい人だし、村中から愛されてるとはいっても両親がおらず、自分と父親をつなぐ人としてミス・ロイドのことは知ってたわけだし 昔婚約者を奪った相手をもう年もとったことだし許してあげましょうと訪ねていって
結局新たな怒りとともに生きる気力もわいてそのまま帰る話もおもしろかったw
モンゴメリて数十年単位でこじれてる話多いな モンゴメリの短編からは枠にはまらない生き方をする人たちに対する温かいまなざしが感じられるんだけど、
モンゴメリ自身は枠にがんじがらめの生き方を選択した人なんだよなあ。 だからこそ枠から外れた生き方を客観視しながら脚色しつつ描けるんだろうね 昔すぎて忘れたけど
伝染病にかかったので同居した相手と
罵り合いながら暮らす話好きだった
でも胃袋掴んじゃいました的な
アンの話なのにアンが出てこない中で
これだけ最初にアンが出てきて覚えてるんだよね 隔離された家だね。
私もあれ好き。
「私はミスターライリーがいなくても生きて行けるがあなたなしでは生きて行けない」
みたいなセリフがあったよね。 隔離された家、私も好き
アンは他短編でもちらちら名前出てくるけど、隔離された家ではヒロインがアンを誉めてないのがいい
「あんな聞きたがりのいるクラスはごめんだわ」みたいな >>774
あれ婚約者だったっけ
自分も好きだわ
面白かったのは、奪われた側は何十年も忘れてないのに、やったほうは美人で
横取りした男をのこともつまらない男だと思ってなんとも思ってなかったところ
この話が載ってた本は、ほろ苦い話がほかにもあって、ピリッとして好き 隔離された家は映画にしたらおもしろいと思うんだけどなあ 隔離された家、ね。探してみるありがとう
ついでだからアンシリーズ揃えようかな
実家のを読んだは読んだんだけど
赤毛のアン以外のシリーズは
食べ物出てくるところしか覚えてないのよね
金のかぼちゃとか甘すぎた煮物とか 隔離された家を書いた時もし鬱モードだったら男は看護の甲斐なく死んでしまいエンジェリナ(笑)は隣人に独身の身で男と同居したと白い目で見られながら男を偲んで寂しい生涯を送りました。みたいにならなかったかなw
逆に精神的に健康な時没我を書いたら弟は改心し回復し、主人公の献身を見た金持ちイケメンの独身男に求婚されるとか。
没我は読んでてしんどかったけど貧乏独身で身寄りのない女中さんってどんな余生だったんだろう。 没我は端からみたら(読んでたら)ユーニスは辛いばっかりだけど、ユーニスは最後に自分の義務を果たした達成感があって、本人はそれで満足なんだろうね
しかしその義務(と感じてるもの)は死に際の母親からの呪いでもあるのが歯がゆいとこだ >>783
親戚の家に居候とか?
女中じゃないけど、炉辺荘の話でナンが出会ったおばあさんは、親戚の家に同居してたら
いちいち文句言われるのに嫌気がさして一人暮らししてた
リラの巻のスーザンは独身への差別を跳ね返すガッツがあって小気味いい 赤ん坊取り合う姉妹の話とか
養い子に教会禁止にしてたけど信仰取り戻す話とか
孫にバイオリン禁止にしてたけど許す牧師の話とか
息子を失ったと思ってたら息子の恋人と和解する話とか
束縛してた側が変わる話も結構あっておもしろい
しかし妻子置いてふらふら海に出て行った父親を
皆が母親に内緒で娘の結婚式に出席させよう計画の話は
読みながらかなりイライラした
母親が元旦那と寄り戻したことで娘が結婚して家でてもひとりにならずにすむ
ハッピーエンドではあるんだけど
しかしあまりにこの娘は母親の今までの苦労や心情をないがしろにしてはいませんかみたいな 母親もかなりの頑固者だし、自分が選んだ苦労でもある 固い約束を破って海に出た身勝手なバカ夫は
あれくらいの仕打ちを受けて当然 あの夫、娘が自分の子じゃないかも?と疑わなかったのは偉いわw 私はこの頑固な母親のほうに共感して読んでしまったからなw
最後通牒押し切って海に出たくせに家から締め出された後は
完全消えるわけでもなくちょっと離れたとこで暮らしてそれ以降は海に出るわけでもない頭下げてくるわけでもない
母親は未練もあるけどかなりイライラしたと思う
そしてずっと育ててきた大事な娘がその父親のほうに肩入れしてるからな 母親がもう少し寛容だったら、両親揃ってもっと
穏やかな暮らしだったんじゃないかと娘は思ったんだろ
悪い人じゃないし、ああなる理由も分かるけど
娘としても父親恋しくもなるさ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています