【赤毛のアン】ゴグとマゴグ【パート18】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
洗濯機も漂白剤もない当時、刺繍入り白いテーブルクロスに
ブルーベリーを煮たものをこぼされたら私だって(´;ω;`) キスが接吻だった時代、ウインクは目くばせになってたな
プライドも自尊心と訳されてたけど
なじみの薄い概念だからイメージ伝わってこなかったっけ >>544
半世紀前は、カタカナ語は今ほど氾濫していなかったから、自尊心で十分伝わって
いましたよ。ジェーン・オースティンのプライド&プレジュディスが「自負と偏見」でしたし。 エミリーで恋人をスィートハートって言ってなかった?初読の時中1だったから意味がわからなかった
それと「精神的な人」みたいな記述があったと思うんだけど今でもどういう意味かよくわからないw 崇拝者ってのは、ニュアンスとしては
恋人未満のファンクラブみたいなものだろか 自尊心って今でも普通に使うよね
活字中毒者なら普通に 崇拝者て現代の感覚だと取り巻きって感じだろうか
男友達みたいな対等ではないんだよね
付き合う気もないのに侍らせてあれこれやってもらうって
現代感覚だとビッチて感じだけど
当時は崇拝者のひとりやふたりいないと肩身せまかったろうな…
今でよかったわ! 女性の絶対数が少ない当時の大学だから
一人の女性に複数の崇拝者って構図が成立したんだろうが
プリシラやステラにそういったエピソードが無いのが気になる
単にフィリパのキャラに負けて、単なる背景キャラに転落しただけの事を祈る 映画「風と共に去りぬ」の冒頭で、スカーレットが、南部の若い紳士たちに
囲まれてちやほやされている場面で、「崇拝者達」なんだな、と思いました。 淑女に対する擬似騎士ポジションなんだろうな
本邦じゃ紳士が女性に仕えてたのは
平安貴族ぐらいだからピンとこない いわゆる(好意があって)まとわりついてくる奴 だと思う 軽いと言うかボーイフレンド的な場合と、恋人の場合と両方あるね みんなでちやほやすると、女性とキャッキャするのも楽しめるし
あんまり責任持たなくていい感じで楽なんだと思う
いざ結婚となると「どうぞどうぞ」でつるっと逃げたり
もちろん本気で挑んでいるのもいるとは思うけど 自分が持ってる村岡版ではアランゾだなあ
ギルバートだって結婚する前はアンの崇拝者呼ばわりだったし
要するにその女に惚れてる男だよね
惚れてる度が軽いとただの取り巻きだし
真剣だと求婚者になる 当時崇拝者がいない女性もきついけど、あまり積極的でない性格の男性もしんどかったろうな
マシュウくらい振り切れてたらいいけど マシュウってコミュ障ではあるが、ここ一番の口説き文句は最高だったな めちゃくちゃ働いてるし男性とは普通に話せるからコミュ障とは違うのでは マシュウは女性がダメなんでしょ(妹とリンド夫人以外)
でもだからって男性相手だと180度変わってヒャッハーになる訳でもないし
性格そのものがシャイなのでは 氷室冴子さんのエッセイで「いとしのマシュウ」ってのがあって、
自分の父親の親ばかぶりと重ね合わせて語っていた
マシュウって愛すべきお父さんの典型だよね というか恐らく少女からみた理想の父のひとつだと思う
適度に甘やかし、無条件に褒める
「男の子よりお前がいい」とはっきり言う エミリーにPEIには滝が無いみたいなことが書いてあったけど高低差が無い土地って事かな
今頃紅葉が綺麗なのかな >>564
文庫マイ・ディアに収録されてたの読んだ
「そうさな」はほんと名訳だと思う アンシリーズ、作中エピソードや短編って
●中高年の長すぎるロマンス
●離れ離れだった身内の偶然の出会い
●孤独な老人の秘められた過去
読みあさってると人物がごっちゃになることも シャーロットホームズってシャーロックホームズをもじっているのか偶然なのか長年の疑問 芦別の元カナディアンワールドが公園になってそれも老朽化して閉鎖
まだ30年も経っていないはずだが 積雪のすごい地域は傷むのも早いよ
メンテナンス費用がやたらかかる そうなんだ
でも描写を見てる限りPEIも結構な積雪がありそうなのに
グリーンゲイブルズやリンド夫人の家も築何十年みたいだけど
木造の建物の方が長持ちするのかね 島って内陸と比較するとドカ雪ってほどではないんじゃない?
うちの方は3メートルでも普通だけどね >>573
木造家屋はメンテしやすいようにできてるから
ちょっとづつ手を入れて行けば長く保つってのはあると思う
持続的に手入れして保たせるのを見越して作られてると言うか そうですね、こないだ白川郷でも築300年の建物もあったし >>580
新作はないけれど、新訳は出た。
松本侑子訳の「アンの愛情」が去年末に刊行。
まだ手に取ってない。じつは青春も未読なので読み返そうと
している間に年を越しちゃった。 本体そのものよりも訳注、追記の方が面白いイメージ>松本訳
フェミニズム研究しているせいか、
「これによりアンが初潮を迎えた事を暗示している」とか
穿ち過ぎじゃね?な解説が時々あるのが気になる >>581
やっと三冊目か
アンシリーズ全部出るころには死んでるな
私も松本さんも >>584
いやいや、今日書店で松本訳「柳風荘のアン」を平積みで発見!!!
すごいペース。もうこうなったら、ナボコフの奇書「青白い炎」
(難解な詩に本の半分ほどの訳注がついていて、その注がメイン)
のアメリカ人読者のように、二冊買って一冊を真っ二つに割り、
並べて読むようにしなければもどかしくてしょうがないかも? >>585
最新情報ありがとう
重箱の隅つつきみたいだが、タイトルは「柳風荘のアン」なのか
4冊目からはとうとうタイトルを独自路線にしたんだね またまたごめんなさい。
検索したら、「風柳荘のアン」だったわ!!!!
−−−
振り仮名はカタカナで「ウィンディウィローズ」になってた。
パッと見で間違えた。 >>585
追情報ありがとうございます。
「アンの幸福」が「柳風荘のアン」になっただけでも結構びっくりなのに、
柳風荘から風柳荘ですか
ローラシリーズの時も感じたけれど、長く馴染んだタイトルにまで独自色出さんでも…と思ってしまう つか、三冊目まで村岡版のタイトルを踏襲していたのに
いきなり四冊目からってのが訳分からん >>591
そうだよね〜。それに風柳荘(ふうりゅうそう)より柳風荘のほうがしっくりくる。
あえて村岡先生とは違うネーミングにしました感がすごい。 もともと原書がウィンディウィローズだから
幸福の方が実はすごい意訳ではある
でも最初に読んだものだから刷り込みは一生物 だったら、「グリーンゲイブルズのアン」も原タイトルから訳しとけばよかったのに。
第一作で意訳の「赤毛のアン」を使ってましたよね? >>596自己レス
ごめんなさい、口調が攻撃的になってしまいました。
訳者や版元の悩みや気持ちもわかるんですよね。
ウィンディウィローズを「幸福」にしたら、新訳ではないと見られるし、
村岡家の意向もあったのかもしれないですね…
ほんと、不愉快にさせてしまい、お詫びします。 赤毛のアンは印象強いからそのまま使うのはわかる
次の「アヴォンリーのアン」「島のアン」も原題を並べてみたら意図はわかるんだけど、日本語タイトルとしてはそっけなさすぎるからそれぞれ「青春」「愛情」を踏襲するのはわかる
まったく新しいタイトルにしたら購入層が混乱しちゃうだろうし
柳風荘の方が字面もバランスいいし「幸福」じゃなくてもいいと思うんだけどな
なぜ風柳にしたのか
風流とかけた家の名前ってことにしたのかね >>598
直訳すると風柳だから
ダジャレなんかしないでしょ どのみち新訳に興味ないからなあ
村岡さんの正典(?)をどうやって超えるか
悪戦苦闘してるなっていうだけで 私はレベッカの新訳を数年前ちょっと読んで受け付けず挫折したけど去年再チャレンジしたら
若主人公が若々しく可愛い感じがしていいと思ったわ 申し訳ないが、松本版は
時代(風俗)背景や本歌取り部分のネタバレがある注釈だけを期待していて
訳文自体にはあまり期待していない 丘の家のジェーンの新訳は、本をぶん投げそうになるほどひどかった
あんなもの良く出したなと、訳者より出版社の正気を疑う >>604
クレクレで心苦しいけどkwsk
モンゴメリ作品ではジェーンが1番好きだから知りたい ありがとう
うーむ、図書館で借りて読んでみるか…
原書も読んでいるから誤訳かどうかも分かるし 銀の森かパットお嬢さんの新訳で「イケメン」が出てきてげんなりした
あえての流行り言葉を使うところとも思えず >>610
うわあ…最悪だねそれ
時代背景ぐらい考えればいいのに モンゴメリ作品ではないが
「さじ」「ぽっちり」だとか多少古臭い言い回しの訳文があるが
それはそれで味だとおもうんだよな
やがて全ては死語になるんだから、あえて今風の言い回しをせんでもよかろうに >>604だけどしばらく来てなかったのですまん
>>607のレビューの通りです。
パパママ呼びに、なにかあると「うんっ!」って元気にお返事、
低脳丸出しのジェーンに、全体的に軽い適当な文章で
これが初ジェーンの人がいたら、気の毒すぎて胸が痛い ジェーンの続編ってどの程度書き進んでたんだろう
ほんの数節でも良いから読みたいわあ
一応最後まで考えてたんならそれも知りたい
某時代小説の明治編が酷い事になってるけどモンゴメリはそんなに高齢って訳でもなかったろうから
読むに耐えないとは違うでしょうし でも自死するくらい鬱に苦しめられてたんでしょ?どうかなあ 自死ってのは確定なの?
牧師の妻が自死って周囲の人間は大変だったろうな >>618
当時は隠蔽されたんじゃないの?
キリスト教では自殺は許されざる大罪だから。
もしくは、消極的な自死だったとか。 血栓が原因ってことにされてたらしいね
自死ってソースは公表した親族の証言のみだけど今になってわざわざ嘘つく必要ないしそういう事なんだろうなあ 松本さんの本にも、アンの三冊目(辺り)が発刊された日も
日記は鬱々としていたらしいから、そうとうだったんだろうね モンゴメリにとって続編の小説を書くことは負担だったのかな 松本版の風柳を2、3ページパラ見して買うのはやめた >>624
時代背景等の蘊蓄が肝の注釈も今回はイマイチな感じだったのかな? 蘊蓄は読まなかったから分からないんだけど寝たきり性悪ババアとの会話がなんとなく薄っぺらく感じてね ジェーンの続編もアイデアの下書きくらいはあったかもしれないね
自殺した時も多くの資料が失われていて、息子もモンゴメリの家から持ち出せなかったということだね とりあえず、続編でもジェーンとアイリーンのバトルは続いてただろうと思う
ジェーンの新訳を図書館で借りてきたが、確かにこれはひどい
村岡訳のいくつかの誤訳は正されてるけど、言葉が下品過ぎる
「優秀なジェーン(superior Jane)」が「でかぶつジェーン」になってるのを見たところで忍耐が切れた
あと、「あんた」のことを「あんたっち」と言うのはどこの方言なのか誰か教えてください 優秀→大人物→物理的に大女→でかぶつ????
誤訳というか、超訳だな(もしかして戸田奈津子スレもこんなのかもしれない)
購入した>>629はご愁傷様です なんだそりゃ…
ジェーンはすべてのキャラの中で一番育ちがよくて上品なのにその扱いはないわ ジェーンって島の友人別に必要じゃない感じ
ジョディでさえ別れてもへっちゃら
ある時期までダイアナに執着してたアンとは大違い クラスが違うって感じ?
一生付き合う相手ではないと感じたとかかな 親友というより仲間って感じだね
アンにとってのダイアナ的な親友の位置にはお父さんがいるんだと思う ジョディは貧困から助けてプリンスエドワード島で引き取り手を見つけるまでの話で
そこまで書けばいいという感じだね
続編があればまた出てきたかもしれないけど ジェーンの父親は地理の勉強の中で、「いつか行きたい所」として桜のころの日本を挙げてたけど、
その数年後には第二次世界大戦が始まって、日本は大きく変化してしまうね
ジェーンの話を読むとアンの物語が古く感じられるんだけど、戦争のあとはジェーンの世界も大きく変わるんだろうね
作者は続編をどういう物語にするつもりだったんだろう ww1が終わってからww2が始まるまで21年か?1世代も経ってないよね
まだ前の戦争の爪痕も残っているだろうに
ジェーンの父は戦地には行かないだろうけどジェーンの友達や恋人は行かなくちゃだね カナダ人なら対独戦線行きかな
学歴もコネもないスノービームやジミー・ジョン達は前線送りだったろうな スノービームと聞くたびに何かの攻撃用光線?って思っちゃうわ
雪みたいに冷たいのが勢いよく発射されて敵が凍結されるとか
マジンガーZのルストハリケーンとかブレストファイヤー的な ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています