なんかハリポタって、海外ファンタジー文学の中では浮いてるような。
海外ファンタジー文学って、魔法はドロドロとあやしげな呪術。人以外の異形はろくでもない妖怪じみてる。それに対して人間はただの人間。ヨーロビアンな人間ドラマをくり広げるだけ。
ところがハリポタはどうだろ。ラブもサスペンスもあるけど魔法(ビーム)は撃ちまくる。バリアも回復魔法もある。ワープもある。最強魔法もある。そして敵対勢力との大戦争。
神秘部でのバトルや最終決戦とかって、もはや日本のバトル漫画と変わらんよね?山賊の娘ローニャでマッティッス軍とボルガ軍が超能力バトルをくり広げるとかリンドグレーンは絶対に考えるわけがない。
誰か、お堅く伝統的な海外ファンタジー文学とハリポタこの不可解な差を説明できる人っているかな?ただ単に時代が違うだけ?ハリポタ以降の海外ファンタジー文学って日本のバトル漫画みたいになってるの?