その友人が結婚する時に、要約すると「一生に一度だけ、兄抜き(重い知的・身体両方の障害がある)で自分のことを見てもらいたい」と主張、兄の列席を拒んだ。
2014/12/15 19:43



友人の結婚式。

友人の兄は重い知的・身体両方の障害があって、両親は兄にかかりきりで、友人はあまりかまわれずに育った。

でも両親を助けて一生懸命兄の面倒みてたし、兄を悪く言うことはほとんどなかった。
せいぜい「しょうがないよ、うちは兄ちゃんがあれだから」と愚痴る程度。

その友人が結婚する時に、要約すると
「一生に一度だけ、兄抜きで自分のことを見てもらいたい」
と主張、兄の列席を拒んだ。

相手のお家も友人兄のことは理解している。
というか、お姑さんになる人の姉もそれに近い状態で、それが縁で友人と友人夫は知り合った。

障害が重いとはいえ、つきっきりでいなくてはならない状態ではないし、友人は一日だけ受け入れてくれる施設を見つけてきていた。
なので立場を同じくするお姑さんは友人の主張を理解し舅も同じくその主張を受け入れたのだけど、友人両親は
「妹の晴れ姿を兄に見せてやれないなんて」と大反対。
何度も話し合いの場がもたれ、結局友人父だけが列席、母は留守宅で友人兄の面倒を見ることに。

不幸と言ってしまったら言い過ぎかもしれないし、友人の言い分もわかる。
友人兄を列席されることになったら準備とかもきっと大変だろうし。
でも一生に一度であろうお式に家族が揃わないというのも…と周囲はすごく複雑な気分だった。




引用元:http://uni.2ch.net/test/read.cgi/sousai/1383656447/