ブラック企業の経営者は、金融引き締めに賛成しがちである。
その方が、失業が多くなり、賃金を安く設定して労働者を買いたたけるので、多少のデフレには対応できるからだ。

民主党も、金融緩和に否定的で、金融引き締めを求めるところは、くしくもブラック企業の経営者と共通点がある。

そういえば、枝野氏は以前、テレビ朝日系の討論番組『朝まで生テレビ!』で、
「金利を上げれば景気がよくなる」という趣旨の珍説を披露したこともある。
それは、どのような経済学の教科書を読んでも分かるように、間違いである。

ブラック企業の経営者が、労働者を買いたたいたことで手元の資金を膨らませているために、
金利収入を増やそうとして金利を引き上げよと主張することがある。

この点でも、民主党はブラック経営者と似たような発想になっている。