コイツもかー

森田健作�o優・元衆議院議員
 根負けしないことが「親学」の基本

 家庭教育において「親学」は、最も大切なことです。全ての土台になるものが「親学」であると思います。

 「親学」の基本は、「自分たちは一人で生きているんじゃない。みんなといっしょに生きているんだ」ということをしっかりと教えることです。それには、「思いやる気持ち」「助けあう気持ち」を子供たちにしっかりと育むことです。
もっと身近に言えば、「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」「すみません」をはっきりと言えるように躾け、育てることです。

 しかし、「そんなことを言っても、うちの子供は言うことをきかないよ」という方がいます。それに対して私は「親が子供に根負けしていませんか?」と言いたい。
子供は親の言うことを簡単には聞きません。それでも、親が絶えず言うことが大事なのです。そうすると必ず、子供のほうが根負けをして挨拶をするようになります。
いろいろな家庭の状況があると思いますが、共通して言えることは、自分たちを納得させるために、「私たち親が、子供に根負けしていませんか」ということです。ここに親学の基本があると思います。

 今ほど日本会議の重要性が問われるときはありません。良識派といわれる方々はあまり声に出して言いません。

 いつも声の大きな少数派の声だけをマスコミが取り上げるので、それが国民全体の声のようになってしまっています。これは最も悪いことです。

 日本は豊かで平和です。しかし、ふと離れて見てみれば、この平和さが日本を堕落させているようにも思えてくるのです。
日本会議の皆様は、真の良識派です。私たちはこれからは、今まで一しか言ってこなかったことを、二、三と言っていきましょう。それを全国で実行していけば、大きな力になる。

 それこそが、健全な日本の姿だと思います。

 今こそ、日本会議の皆さん!

 力をあわせて、この国を力強く牽引していこうではありませんか。(九月十二日)

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