米軍北部訓練場のヘリパッド移設工事の警備にあたる大阪府警の機動隊員が工事反対派に「土人」と発言した問題をめぐり、
地元紙の琉球新報が26日に掲載した安冨歩・東大東洋文化研究所教授の論評が波紋を呼んでいる。
 安冨氏は
「非暴力の闘争で最も大事なのは、どうすればこちらが暴力を使わずに、相手を挑発して暴力を使わせるか、ということ」と前置きし、

「抗議する人々が金網を利用して挑発し、日本警察の本質を露呈させた」と指摘した。

 その上で、機動隊員の発言を暴力になぞらえ、
「土人発言という暴力を振るったことで、警察は窮地に立たされている。
沖縄が今考えるべきは、さらに挑発的な次のアクションをどう起こすかだ」とした。

 さらに、「今回の土人騒動は、言い訳した大臣の発言がまた火種をつくっている。
沖縄はかさにかかって権力者を挑発し、ばかなことを言わせ続け、次々に言い訳させて対応を迫るべきだ。
できれば米政府、米軍、米大使をその渦に引きずり込む」とも述べている。

 県内からは「大学教授が挑発をあおるようなことは慎むべきだ」(県幹部)との声があがっている。

http://www.sankei.com/politics/news/161027/plt1610270012-n1.


これが左翼思考