オレは親切だから○(IA?)の中にMOX燃料を使ったプルサーマル運転が危険な理由もまだ分からない奴がいると思うから、
何度も教えてやるが、MOX燃料を使ったプルサーマル運転が危険な理由は、主要には以下の通りだと考えられるのだな

@遅発中性子割合が低下するので、出力振動によって過酷事故を発生させる可能性が増大する。

Aボイド係数が低下するので、出力振動時の対処を誤って過酷事故を発生させる可能性が増大する。
(特にPWRで圧力容器内に気泡が発生した場合。)

B燃焼温度が高温化するにもかかわらず、核燃料の融点が低下して熱伝導率も低下する為、メルトダウンしやすくなる。

C制御棒の中性子吸収能力が低下し、中性子吸収能力の劣化も早くなる為、いざという時に核分裂反応を止めにくくなる。

D自発核分裂核種の増加により、熱自発核分裂暴走の可能性が増大する。

EPuは高温時に体積縮小するので、高温時に臨界質量が減少する。

F中性子線の発生量が多くなり、圧力容器や配管の中性子線による脆性劣化が早まる為、特に、過酷事故時にECCSで
圧力容器や配管を急激に冷却した場合、それらが破裂する可能性が高まる。

尚、BWRは制御棒の挿抜と再循環ポンプの出力調整の両方で核分裂反応を素早く制御出来るので@Aを克服しやすいが、
PWRは、反応を素早く制御出来る方法は制御棒の挿抜しかない為、MOX燃料を使用した場合、PWRの配管や圧力容器内の
温度が高温且つ高圧であるという事もある為、BWRに比べて格段に事故が起きやすいのだな