この逮捕により赤砦社派優勢が決定的となった。以降、しばらくは内ゲバ殺人はおきなくなった。
内ゲバ戦争は終結したのだろうか?

ところがそうではなかった。
2004年6月2日、東京三ノ輪のマンションにある赤砦社派アジトを出てきた3名のメンバーが
現代社派テロ部隊の待ち伏せ攻撃を受ける。

早朝の時間帯であり、当時は通学していた小学生もいた。こともあろうにその前で襲撃はおこなわれた。
出刃包丁やハンマーなどが凶器としてもちいられ、逃げ遅れた千葉大生の五十嵐全学連委員長、
駒澤大生の小山元全学連書記長の2名が殺害された。

学生運動中枢メンバーの殺害であり同組織は混乱に陥った。