更に過去スレのコピー。
確かに、革マルは反革命集団だが、残念ながら、新左翼が産み出したものだ。
60年代前期くらいは、小ブル社会主義として、新左翼の一角に位置していた。
70年安保の激動期に、他の新左翼党派が組織の存亡をかけて闘っている時に、組織温存を選択した。
東大安田決戦からの夜逃げ逃亡は有名だね。
温存と夜逃げだけなら、ただの卑怯な裏切り者、日和見主義にすぎない。
しかし、彼らは他党派が大弾圧で苦しんでいることをチャンスとし、背後からの襲撃を開始する。
そうやって武装反革命集団に転落していくんだね。
この頃の革マルの理屈(理論とは云えない)に「首根っこ急所論」がある。
権力は中核の首根っこを押さえているにすぎない。
だから、我々革マルは、押さえられている中核の急所を蹴りあげてやるのだ。と、云うもの。
権力と共同で他党派を攻撃すると云う驚愕の主張だが、機関紙に堂々と掲載されていた。
これだけでも、彼らが何者か、分かると云うものだ。
新左翼から出た反革命として、ファシストやブルジョア反動とは区別された独自の反革命展開を行ってきた。
政治的位置としては、スペイン内戦、革命でPOUMやアナーキストを背後襲撃、暗殺したスターリニストに近似しているかもしれない。