→地検護送

女性用の同行室は1つで、その中に6つの部屋があります。各部屋あたり10人程度が収容されます。

「新宿8番は5室」等と被疑者ごとに部屋を指定されます(被疑者は名前ではなく番号で呼ばれます)。部屋に入る前にロープは外されますが手錠はつけたままです。

部屋の両側に木製のベンチが置かれており、被疑者が向かい合う形で座って待機します。部屋の出入口は鉄格子になっています。私語は禁止されています。取調べの時間以外は、この木製のベンチに長時間座っていないといけないので、お尻が痛くなり辛いと言われる方が多いです。

昼ごはんはコッペパン2本(ジャム2種類とマーガリン付き)、スティックチーズ、ジュースが出ます。食事中は片手錠にしてもらえます。希望者は昼食時のみお湯をもらうことができます。お代わりもできます。

部屋のすみに便器と洗面台があります。便器には腰高の簡単な仕切りがありますが個室にはなっていません。小便は手錠をつけたまま行います。大便をするときは片手錠にしてもらえます。

→取調べを受ける

取調べの順番がきたら、留置係官に腰縄をつけられ、エレベーターで上の階にある担当検察官の部屋まで連行されます。担当検察官の部屋で手錠を外されます。腰縄は外されず椅子にくくられます。取調べを受けている間、留置係官も同じ部屋で待機しています。

→部屋に戻る

取調べが終わると手錠をかけられ留置係官と一緒に地下2階の同行室まで戻ります。

→警察署に戻る

午後4時過ぎに護送バスが検察庁を出発することが多いです。人数が多いときは、午後6時過ぎに出発することもあります。