その人物は、現在、東京入管から仮放免中のスリランカ国籍の男性X(40代)。
石川は2021年10月から東京入管のX氏をたびたび訪問し、収容環境に問題があるとして早期に仮放免するよう当局に申し入れ、Twitter上で支援を訴えてきた。

《2回のコロナ感染で狭い部屋に閉じ込められ、足は手首ほどに痩せ細り、車椅子で面会に。食道炎がひどくなり、食べても吐く状況》(21年10月14日、石川のTwitterより。以下同)

Xはこの投稿の1カ月後に仮放免されたが、11月25日に再収容。すると石川は、年明けの1月と2月に同僚の国会議員を伴って入管を再訪し、再度仮放免を与えるよう局長に申し入れた。
《 入管側は硬くて食べられない“青いバナナ”を支給した件。→なんという嫌がらせ。人間のすることか…。真相解明を求めた》(22年3月30日)などと食事の改善を求めるツイートもしている。
この後もXの体調不良の訴えは続き、22年4月に再び仮放免が許可され、そのまま現在も関東地方で暮らしている。