>>170
続き
本法律が上記のような問題をもち「対立・衝突させ、労働者階級を分断」させるようなものになってしまったのは、前進文書の記述にあるとおり「女性解放闘争が歴史的に闘いとった女性専用スペースなどの権利が「特権」と攻撃され、それに疑問や懸念を表明した女性が「トランス差別者」とみなされバッシングされるといった、激しい分断が生み出されている。」ということが原因の一つであるが、「激しい分断」を生み出したのは「女性専用スペース」にトランス女性が入ってくるという「デマ」と「恐怖」をあおり、トランス女性(トランスジェンダー)を排除しようとしてきた人たちである。
そしてそれに杉並区議会で加担したのが、洞口朋子杉並区議に他ならないのである。このことを無視して「一切の性差別の根源は私有財産制と家父長制家族制度にあり、その変革と切り離されたところに差別・抑圧からの解放はない。」などと書き連ねるのは、犯罪的行為に他ならない。
そして最後に「差別の元凶=資本主義の打倒へ共に闘おう。」と結んでいるが、LGBT差別を内包したままで「革命的女性解放闘争の組織化を基軸として、あらゆる形態の性差別と闘う人々との団結を構築」なぞ、あり得ない!

 相変わらず現代社会にはびこる個別の差別問題をを軽視して、階級闘争・革命運動に従属させる彼らの論理には、うんざりだ!
 「前進」は洞口智子杉並区議のLGBT差別をきちんと切開し、批判・自己批判せよ!全てを資本主義社会に還元するのではなく、個別の差別問題に向き合え!あらゆる差別とたたかわなければ、団結を構築し、資本主義の打倒なぞ絶対に出来はしないのだ!