>>769
 獄中戦線は、革命戦士にとって最も身近な戦線だともいえる。勝利と敗北はめまぐるしくその位置をとりかえる。痛苦な敗北の結果わが身を獄壁の中に置き、獄中闘争を第一の任務とする時がくるかもしれない。捕われたらあとは出獄を指おり数えるだけの耐え忍ぶ日々にするわけにはいかない。獄はきわめて多忙なところだ。獲得目標をきめて計画的系統的に獄闘をたたかわねば、5年や10年はあっという間にすぎてしまう。

 われわれには、北条同志の誇るべき不屈の獄闘の地平がある。獄にあっても烈々たるたたかいのアピールを発し階級闘争全体を力づけ牽引するような不屈の獄闘、捕えてしまったことを逆に権力が悔むような攻勢的積極的な獄闘をたたかいとらねばならない。石川氏や赤堀氏の不屈の獄闘に学び、獄舎を第2の「わが家」とするような悠々たるマイペースの獄闘を組織しよう。