>>916
背が高い方が人間社会では有利らしいよw

ttp://w3iser.iser.osaka-u.ac.jp/~ohtake/ippan/sanseiken050801.pdf
『産政研フォーラム』No.67

アメリカでは、身長の高さは職業的な生活においても個人的な生活においても、成功の
ための重要な要素だと言われてきた。Persico, Postlewaite and Silverman(2004)は、過去
13回のアメリカ大統領選挙のうち、10 回は背が高い候補が選挙に勝っている(最近の例外
がジョージ・ブッシュ大統領である)こと、歴代アメリカ大統領の身長は、その当時のア
メリカ人の平均身長よりも高かったことを示している。

Persicoらは、身長が 1 インチ伸びると賃金が何パーセント高くなるかを明らかにするた
めに計量経済学的な分析を行っている。その結果、1 インチ身長が高いと、イギリス人男性
では時間当たり賃金が 2.2%高くなり、アメリカ人の白人男性では 1.8%高くなることを示
している。アメリカやイギリスの成人男性で身長が低い方から 25%のグループと高い方か
ら25%のグループで賃金を比較すれば、その差は13%以上にもなるという。彼らによれば、
アメリカ男性における黒人と白人の賃金格差は約 15%であり、男女間賃金格差は約 20%で
あるという。つまり、身長による賃金格差は、人種間賃金格差や男女間賃金格差に匹敵す
るのである。