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気象庁の発表について

気象庁は3月26日、定例の検討会で「2月下旬以降、四国中西部でプ
レートのスロースリップ(ゆっくりすべり)による地殻変動が起きて
いる」と発表しました。

スロースリップが観測されたのは、2017年7月以来(約9か月ぶり)
で、2月21日以降、徳島県から豊後水道のプレート境界付近を震源と
する「深部低周波地震」を観測したとのことです。

通常の地震波よりも、周波数の低い微小な揺れを「低周波地震」と言
います。

活動的な火山の地下でも「低周波地震」が発生することがあり、火山
活動の監視などに活かされています。

一方、プレート境界の深さ30から40km付近でも、低周波地震が発生
することが知られており、これを「深部低周波地震」と言います。

また深部では、周波数の低い微小な揺れが、長時間にわたって継続的
に放出される現象も見られ、「深部低周波微動」と呼ばれています。

プレート境界で、スロースリップ(ゆっくりすべり)が発生している
時に、深部低周波地震や深部低周波微動も多く発生しやすいと言われ
ています。

「スロースリップ」とは、地下のプレートの境界付近の断層が、ゆっ
くりとずれ動く現象のことです。

南海トラフ地震の想定震源域では、海洋プレートの沈み込み地帯で繰
り返し起こることが、これまでの調査で明らかになっています。

 ∩_∩
(★3★)地震板で見た。
⊂コンペ⊃怖い。
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