まがりやさん、ある時点の状況だけ見るとそのとおりなのですが、やっぱりそうでもないのです。
例えば、一軒何かの店を持って、うまくいかなくてお金借りて、さらにうまく
いかなくてお金借りて・・・というケースはそもそも早期に借りられなくなるから
長く続かないです。

たいていの場合、一軒の店がそこそこうまくいき、拡張やグレードアップ
したくなり、そこで、>>304のように、「レバレッジ」とかいう話が出ます。
「機会損失」とかいうことも学校では習うし、金融機関もそう言ってくる。
低金利でやれるからやらねば損ですよ・・・とか。
自分でも、やれる気がする。
でも、それを何回か繰り返すと、そんなに何回も連続でうまく行かなかったりして、
気が付くと、「借金があって前進も後退もできないジリジリとした状態」になるのですね。
引くと売上そのものが減るからに引けない状態。
まがりやさんがおっしゃるのはおそらくその状態です。
それまでにポリシーによる選択肢を過ぎてきています。

一軒目がそこそこうまく行ったときに、「資金を貯めてから」拡張やグレードアップ
していくと、何回か後に「後退」する局面になっても、躊躇せずに後退できます。
すると、損失が少なくて次の手が打ちやすいです。
ただし、進みがのろい・・・ウサギと亀。

どっちがいいというわけではなく、やっぱりそれは自分で選択したポリシー。
前者のやり方でも連続して全部うまくいく経営者が本当に優秀な経営者ですけどね。