本を読むのはかったるいが、講演なら非常に面白い。結局は同じようなことが本にも書いてあるのに5000円も10000円も
だして講演を聴きたくなる。同じようなことは朗読にも言える。全く同じ内容なのに朗読でなら面白いし頭に入ってくる。
声として聴くだけで頭の中に広がるイメージがかなり違ってくる。それだけ声にはパワーがある。
文字を読んで頭の中にイメージを浮かべるのはかなり難しい。よほど興味ある事でないと文字を読む気にならない。
君等を見ても先輩を見てもやはり圧倒的に読む量が少ない。読書量が少ないと知識もアイデアも広がらない。
ありきたりの世間話しかできない。
 幸いにして語って聞かせてくれる人(メンター)に出会った人達は、ドンドン成長する。しかしそういう出会いがなくても
本を読むことができれば同じように成長できる。
 そこでおすすめなのが耳学問だ。いろんな人に出会い質問をして耳で学ぶ。地頭が悪いのに優れた経営者になった
人はこの耳学問をする人が多い。
最近ではAmazonにAudibleというのがある。僅か1500円でいろいろな朗読が聴き放題だ。これはお勧めだ。ただし本と
同じように好きなだけ選ぶというわけにはいかないが、探せば面白いものが沢山ある。
朗読で読む楽しさを知ったら、実際に本に向き合ってみるといい。そうすると世界が広がる。
日本の経営者と欧米の経営者の最も違うところは読書量だ。日本の経営者には教養がたりない。