>>357
使い続けられるなら使うにしろ、買い換えられる様にしておく(経費は全て計上し、購入予算は法定ライフサイクルを考慮して準備する)のが原則です。

使い倒すが、例えば法定償却期間の倍の12年であると確信しているのであれば12年で予算計画を立てればよく、それが経営判断です。しかし12年後に買えるように積み立ておく、利益から引いて考え、毎年会計処理しておく必要があります。

メーカーは多くの場合サポートライフサイクルを法定償却期間に合わせているので、重要な機器はそれに合わせて更新するのが普通です。比較的新しい機器がオークションに出回るのはそのためです。

元質問の本旨は、いわゆるイニシャルコストを文字通り費用(コスト)と考えて、利益をどの様に考えたら良いのか解らないと言っているのだと解りました。
イニシャルコストは費用ではなく資産です。お金を物に変えただけで、その段階では損も得もしていません。損益が顕在化するのは運用後です。

ある年の運用で得た利益から全ての費用(減価償却費も含む)を引いたものが、その年のいわゆる粗利です。
この粗利から更新費用の積立分を引いたものが、その年の純利益です。これはプラスであるべきです。