面接官 「特技は最大気合を上げて気持ちよく敵をぶっとばす事とありますが？」
江口伸介　「はい。気持ちよく敵をぶっとばす事です。」
面接官 「気持ちよく敵をぶっとばすとは何のことですか？」
江口伸介　「流派です。」
面接官 「え、流派？」
江口伸介　「はい。流派です。敵に大ダメージを与えます。」
面接官 「・・・で、その流派は当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか？」
江口伸介　「はい。ライバル社が送ってきた刺客を気持ちよくぶっとばして追い返す事が出来ます。」
面接官 「いや、当社には襲ってくるような輩はいません。それに人に危害を加えるのは犯罪ですよね。」
江口伸介　「でも、警察にも勝てますよ。」
面接官 「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね・・・。他に特技はないんのですか？」
江口伸介　「格付のレーダーチャートを見るのが得意です。」
江口伸介　「格付というのは・・・」
面接官 「聞いてません。帰って下さい。」
江口伸介　「あれあれ？怒らせていいんですか？使いますよ。流派。」
面接官 「いいですよ。使って下さい。必殺技とやらを。それで満足したら帰って下さい。」
江口伸介　「運がよかったな。今日は気合がないんだ。」
面接官 「帰れよ。」