仮想空間ではコミュニケーションも円滑に 自閉スペクトラム症と「セカンドライフ」
ttp://globe.asahi.com/feature/side/2017040500004.html


――実世界では他人とのコミュニケーションなどで苦労している人が、なぜ仮想世界ではスムーズに交流できるのでしょうか。

自閉スペクトラム症の人の中には、話しぶりや表情、視線などから話し言葉で表現されていない細かなニュアンスを読み取ったり、表現したりする、といったコミュニケーションが苦手な人が少なくありません。
ですが、仮想空間のアバターにはそうした微妙な表情がありませんし、全員視線も定まりません。
文字によるチャットなので、口調から微妙な本音などを察するといった必要もありません。