それじゃ、歌いまーす

答えが見つからないもどかしさでいつからか空回りしていた
違う誰かの所に行く気味を責められるはずもない
なんとなく気づいていた君の迷い
夢であるように何度も願ったよ
うつむいたまま囁いた言葉哀しく繰り返す
激しい雨に僕の弱い心は強く打たれ
すべての罪を流して欲しかった
期待と不安が降り注ぐこの街で
僕は道を探して君は隣で地図を見てくれてたね
やわらかな季節を感じながら歩けるような恋だった
夢であるように瞳を閉じてあの日を想う
風に抱かれて笑っていたふたり
そして朝陽が差す頃
僕の腕の中眠る君の優しい幻を見ていたい
夢であるように心の奥で永遠に輝け
君との日々はありのままの僕だった
いつか描いてたあしたへもう一度歩きだそう
たとえ全てを失っても何かが生まれると信じて
きっとふたりの出逢いも遠い日の奇跡だったから