https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180529-00223558-nksports-spo
日本大アメリカンフットボール部選手による悪質な反則行為で関西学院大の選手が負傷した問題で、日大の選手が29日、
声明文を発表した。全文は以下の通り。

本年5月6日に行われました関西学院大学アメリカンフットボール部と私たち日本大学アメリカンフットボール部の第51回定期戦での私た
ちのチームメイトの反則行為について、ケガを負ったQBの選手とご家族の皆様にお見舞いを申し上げるとともに、関西学院大学アメリカンフ
ットボール部関係者の皆様、関東学生アメリカンフットボール連盟その他の関係者の皆様に、多大なご迷惑とご心労をおかけしてしまったことを
、私たち日本大学アメリカンフットボール部選手一同、心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。また、私たちの行為により
アメリカンフットボールという競技そのものへの信頼が損なわれかねない状況に至ってしまったことについて、アメリカンフットボールを愛する全ての
皆様、そして社会の皆様に深くお詫び申し上げます。
ただ、少なくとも、私たちは、私たちの大切な仲間であるチームメイトがとても追い詰められた状態になっていたにもかかわらず、手助けすることが
できなかった私たちの責任はとても重いと考えています。これまで、監督・コーチとの間や選手間のコミュニケーションも十分ではありませんでした。
そのような私たちのふがいない姿勢が、今回の事態を招いてしまった一因であろうと深く反省しています。私たちは、日本大学アメリカンフットボ
ール部全体が生まれ変わる必要があることを自覚しています。今後、具体的に何をしていかなければならないかについては、これから選手一同と
ことん話し合って決めていきたいと思います。そのために何をしていく必要があるのか、皆様にご指導頂きながら、選手一人ひとりが自分自身に向
き合って考え抜くとともに、チーム全体でよく話し合っていきたいと思います。そして、いつか、私たち日本大学アメリカンフットボール部が、部の指
導体制も含め生まれ変わったと皆様に認めていただいた時には、私たちが心から愛するアメリカンフットボールを他のチームの仲間たちとともにプ
レーできる機会を、お許しいただければ有難いと思っています。また、そのときには可能であれば、私たちのチームメイトにも再びチームに戻ってき
てもらい、一緒にプレーできればと願っています。以上、彼ら選手一同の今の思いは上記のとおりです。
そして私たちは今回彼らの深い反省を支援し、心から真剣に謙虚に、一丸となって全日本チアリーディング改革を実現していく所存です。
どうか今後ともご指導のほど、よろしくお願い致します。

平成30年5月29日
             E-girls 石井杏奈