>>395
「説明がたりないんじゃないかなあ」笑

新曲群が淡々としてる曲が多いし、バンドサウンド感が少ないと思ったな。
ドラムも、前から打ち込みは多かったけど、なんかヒップホップのトラックみたいで(RYOにインタビュアーが言ってたように)。
Amazonレビューで書かれてたり、ファンの声でも散見したけど、マイク当番の延長みたいな感じというか...。
この路線で、2012年ころからの音数少なめ路線やってるとどうしても地味でチープに聞こえるなと思う。

あと、サビで三人の声の重なりがあまり感じられないのも微妙さをに感じた。

どっちもミックスの問題もあるかもしれないから、ナオトじゃない人にミックスやってほしいと思ったりもした。あとドラムも。
それが難しくても、2007年頃みたいに、せめてもう少しYOHと共同作業してほしい。
近年オンラインで個別で連絡してレコーディングや作業してるとのことだけど、より有機的なコミュニケーションを経てレコーディングしたほうが、ORANGE RANGEらしさ出て評価される一枚になると思う。
Naoto feat.MC隊のような現況を脱して、音楽誌で評価された(個人的にも一番好きな)ワールドワールドワールドをアップデートしたような名盤ができるんじゃないか。

Pantynaについては、この年齢と時代になって、ああいうスケベなお色気ソングやってるのに端的に引いた。
この前のMステがプチ炎上してたように、あまり良くなかったんじゃないかと思う。

Disc2の既発曲に関しては、全部タイアップだからかもしれないけど、「普通にいい曲」が多い印象。
ORANGE RANGEの独自性ないし魅力はナオトの「こんなふうにしなければ普通のいい曲なのに」的なサウンドメイキングだと思う。
少なくとも自分はそうだし、ナオト自身しばしばそういう発言してるし、ファンやレビューやインタビュアーも、ポップなのにヘンテコみたいなのを褒めてることがよくある。
そういうORANGE RANGEのある種アイデンティティがない点で微妙な一枚では、と。