長戸「なあ、稲葉」
稲葉「断る!」
長戸「その映像化を止めてもいいぜ、ただし条件がある」
稲葉「え、何だよ急に…条件?」
長戸「お前、早稲田大の二十歳の女とヤりたくねえか?」
稲葉「ハニトラか⁉」
長戸「いや、その女、マジでお前とヤりたいらしいんだよ。一回だけでいいからって。俺も断ったんだけど、しつこくてさ、その女。
だから抱いてやってくれよ、な?」
稲葉「いや、何だよ、その条件…
相手が未成年だったらどうすんだよ!1度きりって保証あんの?絶対ハニトラだ!大体俺いくつだと思ってんだよ!自慰の回数も激減した爺だぜ⁉」
長戸「その女の身辺調査はもう済んだ。お前の関係者も了承済みだ。松本にもな。だから安心しろ。場所と日時はこちらが調整する。後はお前がYESと言えば交渉成立ってわせだ。」
稲葉「文末狙って言っただろw」
長戸「さすが稲葉先生!鋭い!って事で宜しくな。ほら、YESって言えよ。」
稲葉「映像化もハニトラも断る!」
松本「そう言わずにお願いしますよ、稲葉先生!」
稲葉「TAK!いつ帰国したの⁉」
松本「2〜3日前かな。年末の仕事の関係。」
稲葉「年末ってまさか……」
松本「え?お前聞いてないの?」
長戸「年末のアレも込みでの交渉だ。さあ、どうする?」
松本「あー、今あの話してたんだw」
長戸「例によって強情な奴でさ。映像化もハニトラもどっちも嫌だなんて言うんだぜ、この過去イケメンw」
松本「やっぱりハニトラだと思ってんだw」
長戸「今更お前をハニトラしてどうすんだよ。今のお前はただの過去イケメンだろ!」
稲葉「過去過去うるせえな!じゃあ何で俺とヤりたがってる女がいるんだよ!」
長戸「世の中物好きっているからな」
稲葉「お前の女みたいになw」
長戸「そうそうwだから頼みますよ」
松本「お前がトロッコに乗って、
No!No!No!って言ってたところ最高に盛り上がってたよなw」
稲葉「TAKって相変わらず天然だよねwあそこはYESだよw」
長戸「はい、交渉成立!」
松本「上げ膳食わぬは男の恥!」
稲葉「あっ…!今のはさあ、曲名だから、セーフ!」
長戸&松本「アウト!」
長戸「じゃあセッティング終わったら電話するから」
松本「色々お土産買って来たよ。バイアグラとか…」
稲葉「TAK…もう俺ムリだって…」
松本「平気平気!まだまだ若い若い!」 
稲葉「そんな……」