【10月30日 AFP】ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)が隣国バングラデシュに大量流入している問題で、
バングラデシュ当局は過密状態にある難民キャンプへの対応策として、任意で精管切除(パイプカット)を含む不妊手術の実施を検討。
多くの難民キャンプを抱える南東部コックスバザール(Cox's Bazar)県の家族計画局によると、人口増加抑制のために難民キャンプで避妊の方法を助言したり、
コンドームや避妊薬(ピル)を配布したりする活動を行っているが、ロヒンギャは避妊に対する知識がほとんどなく、効果もなかった。
今年8月にミャンマー政府軍がロヒンギャ武装勢力の制圧に乗り出して以降、60万人以上のロヒンギャがバングラデシュへと脱出。