>>694 続き ※絵露有無:無

 すると、&は『これ見よがしにマタニティマーク付けてんじゃねぇよ!
  幸せアピールうぜぇんだよ、この泥棒猫!!』と怒鳴りました。
 穂プレガは『このマタニティマークは幸せアピールのために
 付けているのではありません。妊婦の生活環境保全のため、
  周囲の方々にご配慮をお願いするためのものです』と反論した上で、
 『泥棒猫とはどういうことですか?』と聞き返しました。
 すると、&は『実奇から大切なひじきを奪いやがって、
  その上、妊娠しているフリまでしやがって!この偽装妊婦!
  どうせそのお腹も中に詰めものが入ってるだけだろう!』と
 言って、周囲に人がいるにもかかわらず、&は穂プレガのお腹を
 思い切り蹴ろうとしました。すると、近くにいた黄熊がとっさに
 身を挺して穂プレガの大きくなったお腹を守りました。&は
 『―んだぁ?このデブ熊!邪魔なんだよっ!』と
 黄熊に跳びかかって来ました。
 すると、森のハチ達がブンブンと&を取り囲み、&を次々と
 刺していきました。
 &はアナフィラキシーショックを起こし、その場に倒れました。
 &は救急車で病院に運ばれ、その後一命は取り留めましたが、
 退院と同時に殺人未遂の容疑で逮捕されました。
 これは、穂プレガのお腹の赤ちゃんが“人”として認められ、
 殺人未遂容疑となったものです。
 穂プレガは、自らを守ってくれた黄熊やハチに感謝しました。
 『黄熊、ハチさん達―自分を守ってくれてありがとう。
  おかげでお腹の赤ちゃんの命が助かりました』
 そして、穂プレガは病院で妊婦検診を受け、
 現在妊娠40週で出産予定日を超過しているが、
 胎児は元気と診断されました。
 妊婦検診の帰り、穂プレガは仕事帰りのひじきと合流しました。
 穂プレガは、この日あった顛末をひじきに説明しました。
 ひじきも黄熊やハチに