ホラーでは「ついてくる」がけっこう良く仕上がってたな。
600ページくらいあって、すごくぶ厚いから、読むの大変だけどね。
ちなみに、京都十三夜物語のアミューズブックス版ね。
あれは、カラーページで写真もふんだんに織り交ぜて、視覚効果が抜群なんだよ。
で、完全改稿して角川ホラー文庫からもでて、一応前作に変更あるみたいだから
こっちも読んだけど、やっぱり改稿前のアミューズブックス版の方がビジュアル面
からは上かな。

あと、吉村さんってトリックの使いまわしはしない、って公言してるけど物語設定
の舞台は同じ作品って多いね。
テーマだと・・・ケータイ電話。 マスコミ(特にラジオ編集)これは昔リーマン
時代の職場だから、専門知識も含めお得意分野だからなんだろうけど。

あと、地域だと京都ね。 それも平安時代から続く怨念モノね。