一昔前の面白いミステリ教えてください
ふつうに「このミス」ランクイン作を読めばいいじゃんと思うのだが
wikiの「このミステリーがすごい!」のページに各年度のが載ってるよ 10年一昔っていうけど、40過ぎになると
10年前なんてついこの間って感じ 10年間でどれだけ集中して読めたかによって違うだろうね。
社会人になってしまうとほんと10年なんてあっと言う間。 「このミス」と「乱歩賞」と「メフィスト賞」をそれぞれ数冊読んだが
俺の感想ではこんな感じ。>>9
「メフィスト」は論外、なんじゃこりゃレベル、
「このミス」はあんまり面白くない、マンガっぽい。
「乱歩賞」は普通に面白い、一定の水準以上。
あくまで俺の感想。 ああ、なるほどね。一瞬絶句してしまった。
メフィストもいい方の作品は読んでないんだろう。 「すべてがFになる」「ハサミ男」「火蛾」「UNKNOWN」「煙か土か食い物」
メフィスト賞でいい方っていうとこのあたりかな
>>12は具体的にはどんな受賞作を読んだんだろう
「六とん」「コズミック」とかじゃなければいいが >>15
『すべてがFになる』はまさしく「何じゃこれ?」と思った。
『ハサミ男』は「ねえよ」と思いつつも面白かった。
他の読んでないから読みますね。 いや、立派な賞じゃん。冠してる作家名だけは立派なのに大した作家も
輩出できない賞より100倍賞としての意義を果たしてるよ。 当時のオウムはTBSの肩を持った
世田谷一家殺人事件等
当時のAMラジオは聖教新聞のCMがかなり流れてた
当時のブーム ユニクロブーム、グレーのジップパーカー、電車男、AKB48
某AMラジオはこれらの犯罪者の肩を持った
宅間守、 加藤智大、他。
里心(さとしん)は次の通りになった
精神病院に2回計6ヶ月入院。長い間幻聴フラグに悩まされ
合言葉を何度も言おうが無視。
当時のインターネット 2ちゃんねる掲示板、ニコ動
imaokaitabashi 一昔前って西村京太郎が本格傑作量産してたくらいかと思ってたが違うらしいな >>22
いくらなんでも、傑作を量産はしてないだろ。
気持ちはわかるけどね。
俺は、地味だけど『殺意の設計』が面白かったなあ。
スレ違いか。 つべこべ言わず小泉喜美子の 『血の季節』読んでみなって。 >>25
作者の中でこれは一番いいよな
余韻の美しさにしばしため息が出たよ >>25
確かに隠れた名作だわ。
出会えて良かったと思える作品だね。 沈没する前のミス板のどのスレだか忘れたが、
「弁護側の証人」「血の季節」「ダイナマイト円舞曲」の3作が小泉喜美子の代表作みたいな感じで語られてたな
「弁護側の証人」は最近文庫で復刊されたんで、残り2作も何とかお願いしたいもんだ 俺の中では、血>円舞曲>証人
特長的には、左側にいくほどストーリーテリングが冴えてるかな 「弁護側の証人」は確かにしてやられたという印象だった。
このトリックを見抜く読者は少ないと思うけれど、読み直してみると成程という個所がいくつか。
題材自体は大したことないが、秀作に入るだろう。 現代を舞台にした作品だと若者キャラの台詞がおかしいのがアレだが梶龍雄はいい
「海を見ないで陸を見よう」 … 回想の中に回想があったり読みにくいが伏線を周到に張り巡らせた本格推理
「龍神池の小さな死体」 「リア王密室に死す」 … 意外な真相は一見の価値有り
「奥鬼怒密室村の惨劇」 … メインに見える殺人事件は大したことないがエピローグで驚かされた
「葉山宝石館の惨劇」 … これも殺人事件の解明というよりその背後に浮かび上がるグロテスクな真相のがミソ
「清里高原殺人別荘」 … いっぷう変わったクローズドサークルの設定が面白い
他に「僕の好色天使たち」「若きウェルテルの怪死」「大臣の殺人」「鎌倉XYZの悲劇」」「殺人者にダイアルを」は面白かった >>28
「血の季節」集英社文庫で復刊するなら、ぜひカバーもそのまま復活してほしい。
あのカバー絵には、なんか魅せられるものがあった。 梶龍雄は、結構評判は聞くんだけど、実物見かけることがないんで一冊も読んだことないんだよな
図書館にすら置いてない
創元あたりで復刊してくれないもんかね
中町信とか藤桂子とか出してるんだから、可能性はあると信じたいが
同じく評判はいいけど見かけない人で、できれば海渡英介も復刊きぼんぬ 代表長編の影の座標は探偵のあだ名が「エラリー・レーン」というすごい作品だったぜ
ひと昔というには古すぎるかも知れないけど新しい読者でもそれなりに読みやすそうなの漁って見た
高木彬光「人形はなぜ殺される」 「呪縛の家」…実にミステリらしいミステリ
日影丈吉「内部の真実」…国内古典のなかでも傑作だと個人的に思うんだがなんかマイナーなんだよな
笹沢左保「木枯し紋次郎(一)赦免花は散った」…どんでん返し短編集
逢坂剛「百舌の叫ぶ夜」…本格じゃなくサスペンスだけど面白いミステリというなら入れてもいいよね
藤本泉「針の島」…これは意外性とかよりラストの恐ろしさだけで選んだ 高木彬光なら「刺青殺人事件」「わが一高時代の犯罪」が自分的にはお勧め
あと、中編だが「妖婦の宿」も
本格に限らなければ、「白昼の死角」「誘拐」「破戒裁判」あたりもいいんだけどね それ読んだことないわ
図書館で探してみる、教えてくれてありがトン
高木彬光スレ、まだ立ってないよね?
誰か立ててくれんかな
前スレはかなり過疎気味だったが… 一昔より前だけど、
西村京太郎の「名探偵なんか怖くない」を挙げてみるw
ミステリ好きのこどもの時読んで面白かったけど、今でも結構好きw あ!でもポアロ、クイーン、メグレ、明智の4名探偵が出て、
これらの作品ネタバレありだから要注意 ネタバレがなんで削除対象になるの?
具体的になんの権利が侵害されてんの?
削除するには相応の理由が必要だろーが
具体的な明確な理由を求めるよ ミステリ板ローカルルール
■メール欄以外でのネタバレは禁止です。
目に付くところにネタバレを書き込むのは止めましょう。
ネタバレを予告する書き込みも止めましょう。
メール欄以外でのネタバレを目的としたスレッドを立てることは禁止です。 >>42
名探偵シリーズじゃ「名探偵が多すぎる」の方が良くない海?瀬戸内海 >>46
「名探偵が多すぎる」も好き、面白いよねw
ただ一応「名探偵なんか怖くない」「名探偵が多すぎる」「名探偵も楽じゃない」「名探偵に乾杯」
とシリーズだから、第一弾挙げてみました。
今ちょっと調べたら昭和48年の作品ですね、二昔でも足りないかw
京太郎の名探偵シリーズ、殺しの双曲線、七人の証人あたりは本格度がかなり高いよね
特に名探偵シリーズはなんでパロディなんて軽い言い方されてるのか分からない
あれは本格だよ
読者への挑戦も入っているし、京太郎のそれぞれの作品への愛が凄い伝わってくる
綾辻との対談見ると本人も気合入れて書いてたらしいし Mコナリーの作品を出版順に読んでるが
けっこう面白いのでお勧めします。 斎藤栄の「乱歩幻想譜」もわりと面白かった。
乱歩を主人公にしたパロディとも言えるけど。 ジョン クロスビー著『ザ パーティー オブ ザ イヤー』
元CIA局員で今は大学の非常勤講師キャシディ教授が1人の少女の護衛と教育を任された。
彼女の母は一大パーティーを企画する。
だがそれは左翼ゲリラの興味をひいた。 逢坂剛「百舌シリーズ」
すっかり一昔前の作品だけど濃厚・濃密な文章力に脱帽。 一昔と言うには、フロストシリーズは新しすぎるでしょjk
イギリスで1作目が出たのは84年だから、一昔と言って言えないこともないが、
翻訳出たのはつい最近じゃないか
一昔前の面白い海外シリーズならモース警部ものを推す 西村京太郎といえば、『おれたちはブルースしか歌わない』とかどうでしょう… 西村京太郎、人気だね
木々とか甲賀、松本清張とか水上勉とかもっと色々出てくるかと思ってた。
とりあえず福永武彦に一票。
作者の変名もいい。 胡桃沢耕史の「翔んでる警視」シリーズとか。
笹沢佐保、佐野洋、逢坂剛、斉藤栄も好きだったな。 浜尾四郎は意外に短編がいい。本格路線じゃないけど。 浜尾はもっともっと評価されるべきですね。
ただし「博士邸の怪事件」は読まなくても大丈夫というか読まない方がいいかも。
もっと最近のお薦めなら山田風太郎の「妖異金瓶梅」かな。
恥ずかしながら廣済堂文庫版しか読んでないけど
(扶桑社の“昭和ミステリ秘宝”シリーズ所収のが完全版とされる)。 赤川次郎「三毛猫ホームズの推理 」山村美紗「花の棺」西村京太郎「殺しの双曲線」。
流行作家になる前はみんな良かった。 西村京太郎の初期作品としては、「四つの終止符」を推すな。
聾青年の悲劇を描いた社会派的バックグラウンドも確かにあるが、
後半の、青年の遺書のみを手掛かりとして、犯人を指摘するくだりは、まさに本格だと思ったよ。 多分、一昔(=10年)どころでなく、二昔も三昔も前の作品ばかり挙げられていることを言いたいのだろう、>>65は。
ただ、この場合、「一昔」を字義通りに解釈する必要は無いと、やはり感じるんだよね。 40歳くらいになると10年前なんて
つい最近の現在だよ(特に文芸関係では)。
まえ同じことも書いたかもしれんが
(歳取ると同じこと何度も何度も言いたくなるんだな)。 新・新本格なんかでももう10年以上現役がいるが、
これらの作家の初期の作品を一昔前とか言い切るのには
抵抗があるな。 バブル頃に
「今は時間の進みが速くなっているので10年一昔ではなく、20年一昔だ」
と言ってた人がいたと思うけど、誰だったかな
作家とか文芸関係の人だったと思うけど 一昔と言うと俺なんかは昭和の時代の感覚なんだが、
二十代ぐらいだと昭和は一昔どころか大昔になるのかも知れないな。 20代だけど一昔前はやっぱり90年代のイメージかな ミステリと言えば国名シリーズとか、占星術だろ。
これ以外のミステリはクズばかりだよ。 バブル以降の不況が延々と続いて
時代が停っちゃってるんじゃないかと思う昨今。
京極のデビューなんか16年も前なんだもんなあ。 >>73
占星術ってまさか「タロット日美子」とか?! >>75
占星術ってあれだよ。
洋館の中にマネキンがたくさんあって、
どれも、一カ所づつ欠けているってやつ。 逢坂剛の作品が挙げられているのに驚いた
探偵小説と呼ばれていた頃の作品のスレかと思った
ホントに「一昔」の解釈は人によって違うんだな >>81
百舌や禿鷹はもう一昔前でいいだろ。
倉木や禿富を抜く強烈キャラっていまや他の作家では
無理だろうな。
ハードボイルド小説と銘打ってるのは女が犯されて
復讐するパターンものの3流小説ばかり。 十年一昔だよね
百舌の叫ぶ夜なんて一昔どころの話じゃない気がするけど 古本屋で90年代のミステリを「これ最近のやつで
お気に入りのシリーズなんですよ」っていったら
レジのババアに「え、かなり昔のですけど?」って即答された。
その古本屋にはもう二度と行かない。 全部ロムってないけど、横山秀夫さんの「第3の時効」 >>87
その人がいくつか知らないけど古本屋で
90年代の作品をかなり古いってなんか感覚がズレてる気はするね 一昔っていうと一般にはだいたい10年かな。
だけどバブル崩壊以降、時の流れが停ってしまったようで、
10年前でも全然古くさい感じがしない。 新本格以後は、ミステリ全体に影響するような大きなムーブメントは起きてない気がするので、
俺の中では綾辻以後は全部最近だ
ちなみに、自分的な大きなムーブメントは、順番に書くとこんな感じ
戦後すぐのミステリブーム→社会派推理→80年代冒険小説→新本格 >>90
感覚がずれてるというか、「いまさらそんなの読み始めたの?プ」
みたいなニュアンスだったので一瞬「え?」と驚いた。というか
すごく嫌な気分がしたんで。 >>92
国名シリーズは戦前だぞ。
それと、ありすがわもいれてやれよ。 この前、ちょっと年上のミステリ好きな人と「新本格」の話をしようとしていたら
こちらは綾辻あたりのつもりだったが、先方は森村・西村時代のつもりだった。 「新本格」って言葉は、出版社が「宣伝の為」
に勝手に付けた呼び方だからね。
国名シリーズも占星術も綾辻も
漏れにとっては「本格ミステリ」でしかない。 >>93
ブックオフみたいなチェーン店なら未だしも古本屋で90年代以降の作品を買うのは
新しすぎてちょっと恥ずかしいんだけどこっちの方がずれてるのかな
どっちせよ店員とは思えない態度だね 「本を読むならベストセラーをまず読め、今年のベストセラーを。 は? 去年のベストセラー? おっくれってるぅ〜♪」
という感覚のヤツは、確かに存在するわな。 テレビやファッションは時代の流れが速いからな
流れを気にせず読めるのが本のいい所なんだが >>96
70年代後半ぐらいにも「新本格」という呼称は存在したが、あまり一般化したとは言い難いみたい
笹沢左保・草野唯雄・天藤真ら、本格とサスペンスを折衷させたような作風がこう呼ばれた、と新潮選書「日本ミステリー事典」にある 綾辻の十角と人形読んだけどああいう変化球的オチばっかりなの?この人 人形館はともかく、十角館は変化球かなぁ?
まあ、十角館を大喜びで受け入れたファンから辛口の評価を浴びてるらしい「水車館」は、正真正銘ストレートだと思うぞ。 なんか意外性を狙いすぎな気がする
まあ十角は結構おもしろかった
あとトリック臭わせて華麗にスルーする所もワロス 水車、迷路と読んできてこその人形館なのにもったいない
先に時計館を読んだせいで迷路館がちょっと残念なことになる人も多いよね
>>107
そんな話はいいよ
笹沢左保や佐野洋も新本格だった……とか、初心者のマニアぶりっこに転がるだけ 十角館・・・。
ひとつだけ11角なんて、わかんないよ・・・。 133 名前: 怖いコピペ [sage] 投稿日: 2010/10/24(日) 02:49:27 ID:lKp975MJO
私は、日本橋や世田谷の美術館に行ってきた。
何をかいてもリアルでは
あなた達は残念ながら私には一生勝てないから頑張ってw
●図書館司書だけでなく学芸員免許も持ってます。
●実家は都内の一等地に住むお金持ち。
●旦那は優しい、高身長でイケメン。
●自宅は花火の見える素敵な高級分譲マンション。
前にも書いたんだけど、健常者でリアルも充実してますよ。
医療系の大学に居た時は学生を車椅子に乗らせ、図書館内を周回させる実習がある位力を入れていたのです。
国試合格者が多い学校だったからみんな物音せずにひたすら勉強してましたよ。
このスレ見てると勉強もせず、他人の生活を理解しようともせず、小学生以下の馬鹿な文面ばかりで情けないです。
私のいる所は商品の企画室の付属の図書館なんですけど開発した商品が健常者にも障害者のどちらにも便利(ハンズフリーなど)って結構あるんですよね。
そのうちもっと便利で身体に優しい商品が増えますよ。
そろそろこのスレからも消えます。
健常者が差別する人間ばかりでない事を理解してください。
最後に今日浅草に行って来たので憧れのドラ焼きをゲットしたので浅草らしい写真をついでにはります。
http://d.pic.to/19pja4 496:名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/12/08(水) 00:18:06 ID:lhkfePd/
前にほかのスレにかきこみしていた図書館司書です。
あなたがここに辿りついたということは私のたてた作戦が大成功したってことですよね。
うれしいです。
図書館業務では分類と目録の知識と同等に検索スキルが重要なんですけどハンデ板の特定のスレを
故意に検索上位にあげる方法を思いつきました。
それは.わざと反論されるようにリア充キャラを強調してそのたびにスレを伸ばし検索上位にあげることで
いろんな人の目にふれさせる
ということでした。
該当スレが削除される前にいろんな人がコピペで拡散してくれる人まで現れて
思った以上に広まってくれたのでスレ削除されたあとでもネット上のあちこちに情報が残ってくれたのはうれしい誤算ですよ。
だってもうとりかえしがつかないくらい広まってくれてますから。
家や職業に関してのことはほぼ事実ですけど、自慢したかった訳でもないし見下す
目的で書いたわけじゃありませんよ。
すべて情報をひきだすための作戦の一つです。
書き込み内容などからどういった人たちが書いているかが少しづつわかってきたので
次回は差別している人たちの情報をネットじゅうにひろめていこうと思います。
私は図書館障碍者サービスの業務のときに障碍者の方と一緒に働いたこともありますが、
健常者と接するときと同様にご飯食べにいったり
飲みにいったりもしてたことがあります。
ほかのスレにも前にかいたんですけど
障碍者も健常者も同じ人間として接するだけで、差別も、特別扱いもしないという考え方なんです。 「法月綸太郎に海外作品の解説を書かせるとなんでもクイーンに結び付けたがる」まで読んだ ★熟女AVクイーンって誰なんだろう?2010★まで読んだ 話は変わるけど、例えばデクスターの作品紹介で「現代本格の最高峰」とか言われたりするの
あれそろそろきつくないかな
「ウッドストック行き最終バス」なんて1975年発表だからもう36年も前だし その後有望な本格作家は出てきてるの?
というかデクスターにあんまり本格ってイメージがない ペリー・メイスンって完全に忘れ去られてない?
ウィキペディアでもまともな作品リストすらない 良かった
十角館 水車館 弁護側の証人
悪かった
迷路館 人形館 殺戮にいたる病 密室殺人ゲーム王手飛車
なんかおすすめください 水車館が良くて迷路館がダメな人って初めて見た気がする
殺戮・密室殺人ゲームがダメということは、残虐描写がダメなのかな
倉知淳「過ぎゆく風は緑色」「星降り山荘の殺人」
我孫子武丸「探偵映画」
歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」
中町信「新人賞殺人事件(創元推理文庫版タイトルは「模倣の殺意」)」
殊能将之「鏡の中は日曜日」
思いついたのを適当に挙げてみた
我孫子と歌野は、殺戮・殺人ゲームとはそれぞれ違う作風のやつなんで、一度試してみるといいと思う
飛鳥部勝則「殉教カテリナ車輪」
西澤保彦「殺意の集う夜」
今邑彩「ブラディ・ローズ」
折原一「異人たちの館」
近藤史恵「ガーデン」
D.M.ディヴァイン「悪魔はすぐそこに」
草野唯雄「瀬戸内海殺人事件」
高木彬光「人形はなぜ殺される」 >>121
カテリナ車輪は壁に投げつけたくなった。
あれはねーわw >>124
10年前どころじゃない作品もあるってこと 一昔
もう昔のことになったと感じられるほどの過去。(デジタル大辞泉) ひと‐むかし【一昔】
もう昔だと感じられる程度の過去。普通10年前をいう。
もとは17年・21年・33年前などを意味したこともあった。
平家物語(長門本)「昔は三十三年をもて―としき。
今は二十一年をもて―とす」。「十年―」
このスレタイ的には西暦2001年前後のミステリ以外はスレ違いなんだな >>121
「人形はなぜ殺される」は56年も前の作品だから一昔には違和感があるなぁ。
「瀬戸内海殺人事件」も40年ぐらい前かな
まあ、たかだか40-50年じゃ「もう昔のこと」とは感じられないよなあ。 黄金時代でライン引いたり戦前・戦後で分けたり清張ブームで区切ったり
新本格で潮流が変わったり20世紀と21世紀で時代が移ったり
単に自分の生年や読書を始めた時代で印象が左右されたり でも普通スレタイだけ見たら2000年前後の作品だよね >>133字義を厳密に解釈したらそうなるんだろうが、
僕は、スレタイだけから連想したのは、「新本格ムーブメント以前の」というような括りだなぁ。 80年代は世代によって微妙かもしれないが
それ以前はもう完全に昔だよなあ 「一昔」というのは辞書的には「もう昔のことになったと感じられるほどの過去」
という意味だけど、その裏には「今の流行とは外れている。時代遅れと感じられる」
という思いがあるのではないか。
例: 刑事が靴をすり減らしながらかけずりまわって時刻表トリックをあばくミステリ
まあ、そう解釈した方が面白そうだというだけだが。 90年代の小説でもやっぱ古いって感じてしまう。
やっと後半になって携帯の話がでてくるからね。
刑事ものなんか、ポケベル→公衆電話から本部定時連絡
なんて文章みると時代を感じてしまう。 それはそういう時代設定だと思って読むものじゃないの?
時代を感じるっていうのは違和感ないけど、「古い」って言うのはちがくね?
時代小説読んで「ちょんまげww」とか「馬車ww」とかって思わないのと同じで、
90年代が舞台の小説って思うもんなんじゃないの? >>142
別にそれを「悪い」とは一言も書いてないんだが・・・ ドヤ顔でポケベルとか鳴らされるると
なんだかなあって思っちゃうよな。 >>145それは被害妄想だろうよ、何じゃいwドヤ顔ってw しかし、新本格の作品を一昔って言うとかなり違和感あるよなあ……
そこは感覚に任せるしかないのは分かってんだけどさ
折原一作品で多用されてたワープロとか確かに過去の遺物だからな
作中に於けるパソコンの取り扱いとか時代によって差ができるし 星新一はプッシュフォンの出現を予測していたので
「電話のダイヤルを回す」などの描写は避けていたそうだ >>151
逆だな。
星新一は、版数が上がる度に、「ダイヤルを回す」などの
時代にそぐわない表現を改訂していった。 阿刀田高の小説では今でも電話はルルンと鳴るんだろうか うーん、そういう修正は良し悪しだなあ。
当時の雰囲気を味わう楽しみがそがれる。 星新一はSFだからOK
ミステリだとトリックの成否に関わるから手が付けらんないモノは多そうだが >>154
新井素子がビーバップハイヒールでそう言ってた。 星新一本人じゃなく新井素子経由というだけで証言の信憑性ガタ落ちw 星新一が時代にそぐわない表現を改訂していたという話は
最相葉月の「評伝・星新一」に詳しく載ってた。
「一昔前の」作家と見られるのを極度におそれていたらしい。 90年代に刊行された水野泰治の密室殺人講座ってどうよ?
まんまとしてやられたんだが…。
まあ、今なら尼ゾンで中古品1円より、だけどね。 「99%の誘拐」が面白いというやつの気が知れない。
リアリティーが全然ないじゃん。
俺は、読みながら「こんなに上手くいくわけないだろ」って、ずっと思ってたよ。 岡島では、「そして扉が閉ざされた」「殺人!ザ・東京ドーム」「99%の誘拐」が、自分内ベスト3。
>>163逆に「99%」を評価しない人の存在に驚くw他のスレでも見た気がするが、同じ人かな?
後、「東京ドーム」の方も、合わなかった人も結構いるみたいやね。 >>164
たぶん同じ人ですw
「99%の誘拐」は、1988年の段階でよくこんな小説が書けたものだ!と驚く人が多いのだけど、
そこが、読者に「面白いミステリだ」と思わせる、岡嶋二人のトリックなの。
ほめる人は、岡嶋二人に騙されてる。
>逆に「99%」を評価しない人の存在に驚く
他のスレでは、同意してくれた人もいたけどね。
あと、私は「そして扉が閉ざされた」も面白いとは思わなかったなあ。
(どうも、岡嶋二人は私の好みに合わないようです。) もはや岡嶋スレに書いた方がいいような気もするが…私も「99%」は評価しないクチ。
世間的には「99%」「そして扉が閉ざされた」「クラインの壺」が岡嶋のベスト3と目されてるっぽいが、私はどれもダメだった。
いや、つまんないとは思わないけど、名作・佳作ぞろいの岡嶋作品の中では落ちるんじゃないかなと。
私のベスト3は「あした天気にしておくれ」「焦茶色のパステル」「チョコレートゲーム」
まあ、個人の好みなんで、見逃してくださいな。 >>164
東京ドームは意味不明
犯人がキモ杉だし内容もたいしたことなくね?
え???なんで???
解決まではあと6人は隠れた名作 僕は、その「殺人!ザ・東京ドーム」と、我孫子「メビウスの殺人」が好きで、一時枕元に置いて、かなりの回数読み返したな〜
犯人側と捜査側と第三者側が、最初は接点もなく交互に描写されていくだけだが、その内少しずつ接点が出来ていき、最後に全てがまとまる、
こういう、いわゆる「ザッピングシステム」ってのが、結構良かったと思ったのよ。 >>168
ただのカットバックだろ
森村誠一の大半の作品がそれだ >>163
99%はリアリティ云々よりも単純に展開がつまらなかったな
機械仕掛けでうまくいったから何なの?と >>173-174
しばらく考えて、ようやく意味がわかったw
>>174はセンスあるな 西村京太郎「寝台特急8分停車」の最初の100ページは最高峰だろう キンキンのドラマのOP、YOUTUBEあがってるね 平成新本格の直前頃になぜかホームズ聖典にハマってた俺
聖典に読み飽きた後は思考機械、ソーラーポンズ、加田玲太郎とかが面白かったな ヴァン・ドゥーゼンと福永武彦はわかるが、ソーラーポンズって初めて聞いた。
どんなのか、詳しく教えてちょ。 ポンズは有名だからググるとすぐ出るよ、これとか
http://www.aga-search.com/83solarpons.html
作者はアメリカの作家オーガスト・ダーレス
邦訳は創元推理文庫「ソーラー・ポンズの事件簿」だけかな(もっと読みたかった)
舞台はロンドンで探偵と助手の組み合わせとか設定はほぼ聖典パクリ
だから実質贋作(パスティーシュ)として評価されてるね
思考機械は派手な展開、ポンズや加田は論理性というか合理性の高さが印象に残ってる / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
| ここはお前の日記帳じゃねえんだ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\_______ _______/ | チラシの裏にでも書いてろ
∨ \_________ ____
/::::::::::< \ィ,:::::::::::::;N ヘ r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/ |/ >::::::::::ヽ
i:::::::::::::::ン、 `ヽル/ ヽ / __ 〃 ヽル1'´ ∠:::::::::::::::::i
. l:::::::::::::::l ̄ 一- = ., - ,___ i -/― ヽ | / i′ ___, - ,. = -一  ̄l:::::::::::::::l
/ニヽ:::::::l r`,==- 、 ! / | |/ ! , -==、´r' l::::::/,ニ.ヽ
,| /'l l:::::l く二''‐- ,,_ l ' (フヽ ○ l _,, -‐''二ゝ l::::l f゙ヽ |、
-| { ( l:::! _、=;ニ,ァ-ニッヽ、 --ーJ レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_ !:::l ) } ト
ヽ、)ノ::{ ´,,,ニ'=゙ー ´、yr゛7'¨ッ ヾ¨'7"ry、` ー゙='ニ,,,` }::ヽ(ノ
ミ:::::::i, 、.,,,;;;;,l'  ̄゛ `! 、ヽゝー :ーゝヽ、 !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、 ,i:::::::ミ
ミ::::::::リi,, 、ゝニ´(__ }_'r 、イ ー-.ヽ :::::::::::::::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{ __)`ニゝ、 ,,iリ::::::::ミ
, ゙;::::::::::::::゛`:::::、,-ッ-ー`ニ`ッ;`'V:::l\iV ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、::::: `"::::::::::::::;゙ ,
\\ ヽ::::::::::::::::::i.,,ン、`ニ二´.,ッ::::、゙ .N::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
\ \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
切断が最高だった。去勢の最後のシーンが抱腹絶倒。古本屋で探して是非読んで見て!!
はいじゃあ ミステリですらないけど
ドストエフスキー 罪と罰
ミステリとして読むと けっこう読める はい。 高木彬光の「人形はなぜ殺される」書こうとしたら沢山出てた >>25-30
血の季節、ようやく復刊予定 宝島社より >>209ボーダー4切断か、評判良かったので
読もうと思ったけど、読まないまま40年過ぎた 一般的に「一昔前」は「10年前」のようだね
泡坂妻夫「奇術探偵 曾我佳城」シリーズ 最近読んだ面白かったミステリー
高橋治 「自白の構図」(文藝春秋 1984/5)
高橋治 「殺意の断崖 神崎省吾事件簿」(文藝春秋 1986/01)
黒川博行 「文福茶釜」(文藝春秋 1999/5)
浅黄斑 「光虫」(角川春樹事務所 2000/10)
「殺意の断崖」は「自白の構図」の後日譚の連作短編集。 結構古いけど松本清張の「遠い接近」を読んでいる。
「点と線」とか「ゼロの焦点」より先を読むのが待ち遠しい。
「霧の旗」も興味深く読めた。 高木彬光の「誘拐」は俺も最近読んだけど、
百谷泉一郎と明子が事件を調べだしてからがいまひとつだった。 数年前にドラマ化されたので、原作読んだ人もいるかもしれないが
逢坂剛:百舌の叫ぶ夜
年号が平成に変わる頃読んだ覚えがある、このシリーズ
主人公が段々殺されていく、目新しい設定だった
最初の2,3作までは面白い。 服部まゆみ
女性のミステリ作家には珍しく読後感の良い作が多い
恩田陸とか好きな人にお奨め 一昔を明確に定義すると
前世紀平成だろう
すると
人狼城の恐怖
時計館の殺人
魍魎の匣
双頭の悪魔
あたりが最上位にくるな 作風というよりは昔の少女漫画のような耽美的な雰囲気は若干似てる
ただ個人的には恩田陸は好きだけど服部まゆみは正直合わなかった >>235
恩田陸と同じだなんてどこにも書いてなくね?
その短絡思考でよくミステリなんか読んでるなお前 やっぱり歌野の殺人ゲームシリーズだろう
なんだかんだ面白いよね ああ・・このスレが立ってから10年以上経ったのか
密室殺人ゲームが書かれた頃だな パーネルホールのスタンリーヘイスティングスシリーズではポケベル大活躍。
全作お勧め。(見つかるかは微妙)
内田康夫の浅見光彦シリーズもかなり長い事光彦は携帯無しで自動車電話はよく使ってた。
初期(読破済)の推しは「後鳥羽伝説殺人事件」と「漂泊の楽人」かな。 >>25
13年前にレスする
読んでみたが、やっぱり古くさい。
でも悪くなかったな