>作者が取るべき道は、当て推量を含む探偵小説を書くか、与えられ
>た手がかりはすべて真であると割り切って本格ミステリの探偵小説を書くか、
>探偵小説を書くことをあきらめるかのいずれかである。

三人称小説の中で、ナレーターが真相を述べるだけで解決するよ

ナレーターの発言を真実とみなすことによって小説は成り立ってる
「おじいさんは山へ芝刈りに行った」と書いてあれば、これは確実に真実なのだ
これすら認めないのであれば、ミステリーに限らずあらゆるジャンルの小説・ドラマ・映画は崩壊する

探偵の一人称小説であれば、その推理には常に間違いの可能性が残る(これは現実でも同じ)
だが三人称小説でナレーターが探偵の正しさを保証してやれば、間違いの可能性はゼロだ

結論:やはり後期クイーン的問題など存在しない、としか言いようがない