最強に「意外な」犯人って?2
おもしろかったんで、まだまだ議論しよう。
人間の想像力が無限であるかぎり、意外な犯人にも限界はないはず。
前スレ
最強に「意外な」犯人って?
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1057237389/ ちなみに俺が一番意外だったのは、古本屋で買ってきて、あるキャラの初登場時、「犯人」と赤丸されて
書かれており、「ネタバレすんな!」と激怒したが、最後まで読んでみたら犯人じゃなかったミステリー。
作者じゃなくって、以前の小説所有者が仕掛けているだけに、最強に意外と言えると思う。
これは多分越えられないんじゃないのかな?
「読者が犯人」よりも以外だ。 前に何処かのスレで中途半端にネタばれされたせいで
「クソッ…〇〇が犯人なのか…」と思いながらその本を読んだら
ネタバレを間違った意味で捉えていたせいでぜんぜん違うキャラが犯人だったとき ネタバレになっちゃうから詳しく書けないけど、法月の某作が最強だと思った 最強じゃないかも知れんが、
子供の頃ポプラ社の少年探偵シリーズを読んでいて、途中から二十面相が犯人でなかった時。
その巻を読んでていつもどおり犯人は二十面相だと思い、ついに二十面相も人殺しになってしまったかと怖くなった。
読み終わってから、犯人が二十面相じゃなかった事に少しホッとしたのを覚えてる。 ベタだけど「Yの悲劇」の犯人
80年前の小説だと思って油断したら・・・古典は侮れんわ Yの悲劇は「13歳の時に」読んでしまって震え上がった
かなり前だがどこぞのスレ(ミス板ではない)に、犯人の名前が冒頭で明らかになっている、
犯人は○○としっかり明記されているにもかかわらず騙されてラストまで
引きづられたという作品があったらしいが、題名が思い出せない。
知っている人はいますか?
激しいネタバレ
せめてメル欄に書くぐらいした方が良いかと思う >>18だが申し訳ない。
>>19 いや、そういう題名ではなかったような気がする。 >>23
いや、「王をさがせ」ではない。
すんません、思い当たる題名はメ欄にお願いします。
>>25
カタカナ系ではなかったと思うが・・・・
自分で読んだわけじゃないから記憶が曖昧なんす。
単純すぎて騙された的な感想で、ミステリーというより
ユーモア小説の分野だったのかなと。 ミステリーってドラマの方が接する機会が多いほど読んだことがあまりないけど西尾維新のクビシメロマンチストとサイコロジカルは犯人にビックリした 東野圭吾の地味な傑作『ブルータスの心臓』の犯人は地味に意外だった。
.y;:'""´"'ヽ
,lミ _ ._`;
(^ミ. ´・ .〈・ .リ
. j. r、_)、| 大阪圭吉の「幽霊妻」やな
| `ニニ´丿
ノ `ー―イ 意外というか、びっくりしたのは古畑任三郎の例の話の奴だな。
でも、結局意外性って、ミスリードとか、お約束破りでしょ。
大どんでん返しって言うけど、エンタメで大どんでん返しはたいてい、読者を「ハァ?」ってさせることが多い。
王道を裏切る手段なんだから、結果的に読者の予想だけでなく、期待も裏切っちゃうんだよね。
なんか、ミステリーなんだから、「意外な犯人」というよりも、「今まで誰も思いつかなかったようなアイデア」
がみたいよ。
ただお約束破りだったら、誰でもできるじゃん。
1111111…って続いていたもののなかに、突然「2」を入れたらびっくりする。ただそれだけじゃん。
「2」じゃなくって、誰も思いつかなかった数字が来てほしい。 乱れからくりは意外だとは思わんかったなぁ俺は
いい作品なのは確かなんだが ローウェル城の密室
ネヌウェンラーの密室
驚きより怒りのほうが大きいが… >>40
そんな君に代数の概念を教えよう
つ『噂』 >>37
Jの神話は清涼院程では無いにしろ似た気配を感じた どう考えても
語り手以上に意外な犯人なんか思いつかないわ 1.犯人は語られるだけの人物で物語には登場しない
2.しかも歴史上の人物である
というのは意外だった 歴史上の人物が現在まで生き延びてて最後は火だるまになる、というのは意外だった 正直、二十面相シリーズの2作目の犯人には超驚いた。
語り手が犯人とか
動物が犯人とか
死んだと思われていた奴が
実は生きててそいつが犯人だったとか
実は自殺でした、えへへとか
ある程度パターンが出尽くしてるからな
誰が犯人でもそんなに驚かない 辻真先の
「読者が犯人」
「出版社社長が犯人」
ってやつは、正直に言って、屁理屈だなと思った。 読者が犯人はさすがにないだろなーと思ってたら、あったんだw メタにすれば何でもできると
根本的に勘違いしているアホな作家がいるからな 子供の頃、ルブランの「8・1・3」の犯人がすごく意外だったわw
あと、事件を追っている探偵が犯人だった!も。
今じゃ珍しくもない。
最強はやはりクリスティの「アクロイド殺し」かなあ。
どうせならありがちなメタじゃなくて、メタのメタのメタ・・・くらいまではっちゃけてくれれば >>53
あのがっかり感はないと思う
辻真先の作品は屁理屈をこねているだけで全然うまくない
後ろの謳い文句だけで売っている作家 >>61まあ、そのメインのひっかけ(と辻真先が期待したもの)は、53に書いたとおりなんだけれど、
「改訂・受験殺人事件」の方だけは、他者に薦めてもいい作品だな、とは思ってるんだよね。
というのは、あのホック原作の「長い墜落」テーマを、見事に処理したと思ったから。
「長い墜落」テーマって、本家本元のホックのが、そもそも大したことないと思うし、
太田忠司の「レンテンローズ」って作品(ラノベレーベルから出てる)でも、「長い墜落」を扱ってるんだが、これもイマイチな処理。
辻の「改訂・受験殺人事件」だけが、上手い解決・きれいな解決だと思ったものでね。 「レーン最後の事件」も、何の事前知識なしに「X」「Y」「Z」の後に読んだら、意外な犯人だよな。
クィーンは明らかにそこを狙ったんだろうし。
俺はすべてネタばらしされてから読んだから、何とも思わなかったけど。 レーンの犯人属性がアレであることをずっと知らずに読んで
探偵役が犯人がアレであることを指摘してもわからず
もう一度最初から読み直した俺様は埼京。 まったく何の関係もない奴が回りまわって真犯人だったってケース シリーズ物で、「2」で犯人だった奴が「3」でも犯人だった、っていうパターンはあるのか?
普通、シリーズ物の場合、時系列で言うと、「1」「2」「3」「4」…という順だけど、
実は、「1」「3」「2」「4」…であったとか(○年度とかをさりげなく使えば、2010年4月から11年の3月までカバーできる)。
第二弾で捕まった犯人が実は過去にも殺人を犯していて、そのときは捕まらずに後になって別の殺人で逮捕されるというパターン。
相変わらず、ぐちゃぐちゃな日本語だ
もぅ出ちゃってるかもしれんないけど、ここ数年では、「密室ゲーム王手飛車取り」(題名うろ覚え)です。 伏線でもなんでもいいからしっかり描かれてる登場人物が
納得いく「意外な」犯人だったという作品はなかなかないな。
わざと「意外」性だけを狙って、描いてもない人物を犯人に
するのはいっぱいあるけど。作者が犯人とかw >>68
>伏線でもなんでもいいからしっかり描かれてる登場人物が
>納得いく「意外な」犯人だったという作品はなかなかないな。
そういうのって、最近のファンがつまらんと切り捨てるような「古典」に多いんじゃないかと思う。 ずーと主人公目線で犯人を捜しておきながら、主人公が犯人というオチ
警察が犯人というオチ
チョイ役で出てきた人が犯人というオチ
ありがち 「三毛猫ホームズの推理」は?
ミステリー読み始めの時期だったんでびっくりした 占星術は大体わかったんだけど、痣にやられた
意外といえば金田一でたまにある同級生とか前に出てきた知り合いが犯人とか? シリーズもので何年もかけて何本も書いて、それぞれの作品で犯人は「俺じゃねえ」みたいなことを言いつつ、完全なる証拠を突きつけられて捕まったり命を落としていく。
シリーズ最終作で全ての事件が主人公の証拠捏造その他によるもので、主人公が犯人であることが明かされる。
例えるなら、十津川警部とか浅見さんの最新作で実は今までのは自分が犯人だったみたいな。 読者が主犯
これは、ある意味正しい
全てのミステリは、読者を楽しませる為に殺人が行われる
読者が犯人
読むのを途中で投げ出して作品を台無しにする
流水御大にありそう? >>79
それはどちらかと言えば読者が被害者なのではないか。 >>79
読者が犯人って、三大奇書の一つがそうじゃん つか、>>78
ミステリ板の住人なら三大奇書ぐらい読んでおけばぁ?w
必須科目だろ 依頼者が犯人。
ありそうだけど、だとしたら探偵に依頼する目的はなんだろう? 「探偵に依頼してくる以上、こいつは犯人じゃないだろう」と思わせるため。 >>84
たまに見るな
理由としてはアリバイ作りのためとか
メ欄もこれの類のくだりが出て来てた気がする本当の真相ではなかったけど >>87正直意味が分かりにくいが、(メール欄)みたいなんのこと? 東野圭吾の「悪意」とか「容疑者X」とかじゃないの? 俺が今まで読んだ中で一番驚いた犯人は
まず横溝の「夜歩く」だ。これは単にあの類型作品で最初に読んだ作品だからに過ぎない。
次にアンフェア型の意外性としては
隅の老人のある短編の「ヘブマージュ殺し」これは単なる反則。
あと、スターウォーズの新三部作の「主人公がラスボス」ってのも驚いた。
反則といえば、原作と二次作品で犯人が違ってたりすると驚く。
作者本人の改稿・リライトされた作品で犯人が違ってるとさらに驚く。 スターウォーズ新三部作は有名だからネタバレしてもいいよね・・・ 探偵=犯人は、いまさら珍しくもないが
シリーズ作品の第一作でやられると、きれいに騙される。
○○○の「○○の○○」ね。 ぜんぜん話の趣旨に関係ない、清掃のおばちゃんとかが犯人って作品ないかな?
探偵がアリバイ最後まで崩せず、消去法でじゃーお前だろっていう・・・
ごめんスルーしてくれ >>96
登場すらしない人物が犯人だったというのはあるが、
流石にむりがあったか。 俺が小学生の時、赤川次郎の「善の研究」とか言う短編で意外な犯人に感動した。騙される快感というか。
もしかすると今読んだらバレバレなのかもしれないけど、小学生の読書慣れしてなかった俺には衝撃的だった。 >>96
某新本格作家の短篇集で食堂のおばちゃんが犯人というのがあったような
明らかにモブキャラだったんだけど消去法でおばちゃんしか犯行は無理みたいな
昔に読んだから記憶は定かじゃないが 幽霊が殺したとしか思えない状況の中で、
真犯人がやっぱり幽霊だったていうのは、最強に「意外」だろ?
むちゃくちゃな論理を振り回して、
あり得ない犯人像を生み出してきた本格ミステリだけど
やろうと思えば、何とか成立させられるんじゃないか?