ゴシック風味のミステリ
ゴシックテイストを湛えたミステリなら、本格・サスペンス・ハードボイルド・冒険、系統を問わず語りましょう
場合によっては文学や一般小説、ホラー、SFなどに脱線することも歓迎で行きましょう
もちろん欧米風ゴシック、和風ゴシック、国籍も問いません
ゴシックとは何か、という前提が問われることも当然出てくるでしょうが、それについてもどんどん語っていきましょう 俺の読書暦の中には人狼城の恐怖くらいしかそれらしき記憶がないんだけど
そんなに多いものなの? 服部まゆみ「この闇と光」
サラ・ウォーターズ「半身」「茨の城」 とりあえず>>1さんの言うゴシック風味って何なの?
島田太郎と言う人は
小栗虫太郎『黒死館殺人事件』を
作中にちりばめられてる各要素を具体的に取り上げた上で
「我が国唯一のゴシック・ミステリ」と評している(社会思想社現代教養文庫解説)。
昭和40年代段階での発言ということに留意。 すでに名前が挙がってるけど
おいらが好きで好きでたまらんのは「荊の城」だな
といってもゴシックの定義はよーわからんがw
おおざっぱに城とか幽霊屋敷みたいな建物が主な舞台の作品のことだと思ってる
「薔薇の名前」なんかもゴシックかな? wikiの概要部分をコピーしてみる。
ゴシック(Gothic)は、中世ヨーロッパの美術形式を示す用語、及びそこか
ら派生した言葉である。
概要
原意は「ゴート人の」を意味する言葉である。ルネサンス期の15-16世紀
に、イタリアの美術家アントニオ・フィラレーテやジョルジョ・ヴァザーリら
が、中世時代の美術を粗野で野蛮なものとみなして、「ドイツ風の」あるいは
「ゴート風の」と呼んだことに由来する蔑称である(ゴート人が実際に用いて
いた美術様式という訳ではない)。中世の教会建築、絵画などの様式を示す概
念になっていった。
ルネサンス期以降、ヨーロッパでは古代ギリシア・ローマの美や文化が理想と
され、暗黒時代とされた中世の文化には低い評価が与えられてきた。
ゴシックが再評価される契機となったのは、18世紀末以降になって中世風
(ゴシック風)の建物を舞台にした幻想的な時代小説(ゴシック小説)が出版
されるなど、人々の間に中世趣味が広がってからであった。
19世紀になってロココ様式や新古典主義に対する反動から、中世の時代へ関
心が向かい、建築を中心にゴシック様式を回顧的に用いるゴシック・リヴァイ
ヴァルが生まれた。イギリスの議会議事堂として使用されているウェストミン
スター宮殿はその代表的な建築物である。また、一般の邸宅にもわざわざ中世
風の様式を取り入れて建てられたものがあった。 連投失礼。
ポオの怪奇小説の幾つかには当てはまりそうなのもあるし
ドイルの『バスカヴィルの犬』なんかもそれに近いのかな?
『黒死館』の元になったヴァン・ダイン『グリーン家殺人事件』も
最先端に現代的(当時の意味合いで)な場と言えるはずのニューヨークに
怪奇小説の名残を感じさせる“館”を置いたわけで・・・。
まさに屋敷は作者によって「ゴシック」と形容されている。
クイーンの『Yの悲劇』だって『グリーン家』の後継作として
そういった場の雰囲気も踏襲してると思う。
呪われた血族、奇妙な仕掛けが施された建築などなど・・・。 和風ゴシックというと
横溝的なものと黒死館的なものの両方あるよね
横溝は基本ゴシックじゃねんじゃね?
あるとしても黒死館系だと思う。 ____
/__.))ノヽ
.|ミ.l _ノ 、_i.)
(^'ミ/.´; .〈; リ /
.しi r、_) | 「荊の城」に感動した!
| (ニニ' / \
ノ `ー―i´ /⌒⌒\
/⌒(._.ノVヽ._)
ヽ_/⌒ ( ・人・) )
\_ / \ノ
`--(.__.人__.)
横溝はゴシック調だろ
ゴシック風の建築物が出てくる作品がゴシックだと勘違いしてるんかね>>12は >横溝はゴシック調だろ
なんで?
自分基準で断定されても全然説得力ないんだが >>8
「ゴート風の」ミステリですね
よく判りませんが