タイトルが秀逸な小説
三月は深き紅の淵を
麦の海に沈む果実
黄昏の百合の骨 「星読島に星は流れた」
タイトルの意味がわかったときはぞわっとした。 横溝正史の『車井戸はなぜ軋る』(車井戸=つるべ井戸)
ホラー風のタイトルでありながら、実は「なぜ」が超重要な事件の鍵だったという。 横溝正史の「憑かれた女」
惨殺死体を次々目撃してしまうホステスのねーちゃん。
彼女は死神に憑かれているのか・・・(メル欄) 横溝正史だと、
・夜の黒豹
・吸血蛾
・悪魔の家
「これらの表題は犯人の事ではない」と気が付くとぞっとした。