【ミステリー】創作関連 質問&相談スレ【作家】
・こんな設定でミステリーを書きたいんですけどどう思いますか?
・この小説の設定は正しいのですか?この小説に出てくる○○は実在しますか?
・こんなトリックを考えたけど、先例はありますか?
・この賞に応募したいけれど、応募規定の意味が判りません
等々、聞けば親切な誰かが答えてくれるでしょう。
質問対象がミステリーではなくても、ミステリー要素さえあれば質問OK
★質問の際には、最初に考えている設定を詳しく書いてください。
後出しでの設定追加は、解答が得にくいばかりか、間違った解答を招きます。
★丸投げ禁止、「密室トリックを考えてください」「時刻表トリックが思いつきません」
そんなの他人に教えるぐらいなら、自分で書きますって。
★既存作品のネタバレは当然禁止、必要ならメル欄で >>187
犯人の視点から犯行シーンも描写しなきゃいけないのに
動機が適当ってのはかなりヤバイ気がするんだよなァ
出来ることなら読者が犯人に感情移入してくれるようなのが書きたいし >>188
犯人に感情移入させたいの?
ハードル高いな
なぜかって言うと、犯人にあまりに肩入れすると犯罪自体を読者が肯定してしまう。
すると犯人を追い詰めるほうが反目になって、謎解きも魅力が薄れる。
動機ってアプローチではなく、思わず殺してしまった。
読者には殺すまでの経緯は納得だが、犯人は殺すつもりはなかったって方向性もある。
まあいくらでもあるから、諦めずにいろいろ練ってれば思いつくさ〜。 >>188
あ、ごめんごめん。
さっきの話はハードルが高そうって話だけで、発想や構成を否定しているのではないのでm−−m
それで面白いものを書ければ、ハードル高い分だけいいものになると思います。 よくある動機のパターンを勝手に羅列。
普通に考えて通常の犯罪の目的(金、愛情のもつれ)とは違うものでないと読者は共感しないから
○大切な誰か、もしくは施設、芸術作品、組織を守るため
○プライドを守るため
○大切な誰かのプライドを守るため
○被害者を愛すればこそ、被害者自身のため
○犯罪とは関係ないが、加害者に壮絶な過去
○上と同じだが、自分が生きていくために過去を消すしかなかった
○大量殺戮(テロ)を防ぐためやもなく
○上と同じだが、殺害自体が本当の目的ではなく、他の何かを成すため
○加害者は脳の病気で、自分が犯行を行ったらしいとは知っているが、記憶が無い
うう〜んw 羅列してみたが即思いつくのってこんなもんだな。
でもこんなふうに一回、箇条書きにしてそこからじっくり考えてみたらパカっと良いのが思いつきそう。
俺もこのやり方でやってみるw >>189>>190
確かに犯人に感情移入はハードル高すぎだな(笑)
まぁただ計画的な犯行って設定だから思わず殺してしまった路線はダメなんだよなぁ
諦めずにいろいろ練ってみます、ありがとう >>191
あっコレすっごいありがたい!
そういう風に整理すると考えやすいね
俺も箇条書きやってみる
ほんと感謝します うんにゃ
自分で考えるのもいいけどだべってるうちに思いつくことが多いもんでこっちこそ。
○殺害すべき人物とは違う人を殺害してしまう(読者から見てその人物も殺されて当然と思う)
で、目的を果たせないまま、苦悩する犯人(感情移入)
コロンボが出てきて犯人を追い詰める(読者の知的楽しみ)
犯人を逮捕すると同時に本来、殺すはずだった人物にコロンボが社会的制裁(カタルシス、納得)
うん。人と話すと湧いてくるw 頑張ってね〜 これってあとで父親に犯されていたとか逸話追加なんだろうな? 手っ取り早いところだと、復讐と代理かな。
・復讐は過去に受けた損害を死で弁済させる
・代理は他人の幸福のために自分が手を汚す。
どっちも要は悪人退治だから、殺人に伴う罪悪感はない。
後は警察から逃げ切れるか捕まるかの純粋な知的ゲームで、
負けたら潔く罪を認めることで、「惜しかったなー、次は頑張れよ」
ぐらいの読後感になる。
ちなみに、この「復讐」&「代理」を組み合わせたのが「必殺仕事人」となるw 海洋冒険ものの小説を読みたいのですが、何かみなさんのお勧めはありますか? ミステリー小説で疑問に残っている部分がある作品がいくつかあるのですが
そういったネタバレの質問が可能なサイトはないでしょうか・・・?
どなたか心当たりある方いらしたら教えてください。 >>191
かなり亀だけど、自分も箇条書きで考えてみたので貼ってみる。
◇(主観的に)大事なものを守るため
→対象が人物なら本人、友達、恋人、家族、尊敬する人等。
通常は守る対象とは考えにくい相手でも、主観的に守る理由を説明できれば可(自分と境遇が似ていた、母親に顔が似ていた等)
→家柄を守る、会社を守る、社会正義を守る、自然破壊から○○を守る等、対象が具体的な物とは限らない
→身体的、精神的、社会的、金銭的な「守る」があり得る
◇(利己的に)欲しいものを手に入れるため
→金銭目的、高価な品物、珍しいものを手に入れるため
必ずしも具体的な物とは限らない、自由を手に入れる、名誉を手に入れる、権利を手に入れる等
→何らかの失われたもの、失われつつあるものを取り戻す為
心変わりした恋人を再度振り向かせるために相手を殺す等
◇自己満足
→復讐(別段それでなんらかの利益を得ることのないという意味で自己満足)
→いわゆるマイナス思考の結果(嫉妬心から・ストーカー的心理で・逆恨み・被害妄想)
→犯行そのものが目的(世間を騒がせたかった、人を殺してみたかった、性的目的(レイプ、性奴隷等))
→代償行為(※復讐も代償行為の一種) 幼い頃に虐待を受けた父親に似ていたために殺したなど
◇衝動的な動機、突発的な動機
→口論からカッとなった
→喧嘩をして殴った相手が打ちどころが悪くなど
→イジメ行為がエスカレートしてなど >>199
上3つは、大きく「自分の為」とまとめることができる。
『(主観的に)大事なものを守るため』の項目については、他人の為と言える条件が含まれるが、
主観的にという言葉によって、他人の為でもありながら自分のためでもあると考えられる。
仮に自分が損する、自分の不利益になる事だと判っていながら、他人の為に…という動機を
考え付いたとしても、3番目の「自己満足」という項目にひっかかりそうな気がする。
なんとか、>>199のパターンを外れる動機がないものかと考えてみたが、少し拡大解釈するだけで
引っ掛かる。
結局は(広義に)自分の為と言える状況でないと、フィクションとして納得できる動機なんてものは
成立しないのだろうか?
※4番目の衝動殺人、傷害致死、過失致死、事故等は除いた場合で 映画とか見てて思うんだけど銃とかナイフとか凶器を現場に捨てていくときあるけど、その理由ってなに? >>201
凶器から犯人が特定できない前提の場合、それが最も迅速かつ簡単な処分法だから。
別の場所で処分しようとすると、持ち歩くリスク、処分の現場を見られるリスク、処分場所・
方法などで、犯人像を示す新たな証拠となり得るリスクなどが考えられる。 >>191
自分で考えることに意義があるんだろうが、その類の分類は乱歩の類別トリック集成を読めば書いてある 英語圏ですと
detective story
mystery story
どちらの方が良く使われるのでしょうか? 日常の謎を応募するのに適した賞ってどれですかね?
やっぱり鮎川哲也賞ですか? >>205
メフィスト賞は?
正確には旧メフィスト賞と言う方がいいか、講談社BOX新人賞と統合されたとかなんとか。
鮎川哲也賞は本格志向の賞らしいので、違うかも?
『このミス』大賞、新潮ミステリー大賞あたりも候補に入れていいかも。
↓参考:Wikipediaの『推理小説の賞』のページ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A8%E7%90%86%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%81%AE%E8%B3%9E お化け屋敷の中で死体役が本当に殺されるってネタをやろうと思うんですが
お化け屋敷で死体役が殺される作品ってどんなのがありますか?
トリックが既出じゃないか気になるので読んでみようかと >>207
金田一少年の事件簿であったよ
学際のお化け屋敷で死体役で、客が通り過ぎようとするとガタって起き上がるのだけど
身内が話しかけたら本当に死んでた
トリック内容もありきたりだったから
まぁそれと違うようにできればええんでないですか ちなみに何の巻だったかすら覚えてないや 金田一は意外と話が多くて
確か1、2話くらいで終わる短編だった 容疑者Xの献身観て気になったことが
ミステリーでよく身元不明な遺体として
・手と足が焼かれてて指紋採取できない
・顔が潰されてる
・全裸
が出てきて歯の治療痕で遺体の身元が判明することが多いけど
犯人が遺体の歯を砕く、歯を抜く等の工作をしたら遺体の身元って分からない?
もちろん身元が分かる所持品は無し >>211
最終的にはDNA鑑定で遺体の身元は判明する
捜索願いが出ていた場合、年齢、体格、血液型等々、消去法で絞り込む事が
考えられる。
絞り込みに失敗した場合、最後の手段として複顔法などで情報提供を呼びかける
事が考えられる
(現在、複顔法などを持ち出すとしたら、本当に最後の最後の手段かも知れない) 骨格である程度の年齢や性別や人種、通院歴、病状などが分かるからねえ
骨折などの跡や軟骨の磨り減り具合でその部分を酷使する職や運動をしている推測なども可能だし
骨の損傷から凶器の割り出しもできる
現代の医学発達で様々な特定が容易だからねえ たとえば密室ものを賞に応募する際、見取り図はどうすればよいのでしょうか?手書きでも良いのでしょうか?
それともう一つ、見取り図付きのミステリの場合、見取り図ありきで文章を書いても良いのでしょうか?それとも文章だけで見取り図を構成出来るように書かなければいけないのでしょうか? 日本の場合
推理小説の探偵は殺人事件などを主に解決するイメージですが、実際の日本の探偵は浮気調査などがメインで
殺人事件に関わるなんて0に近いと思います
本場の?イギリスの推理小説もイギリス人たちからは、
「実際に探偵が殺人事件に関わるなんてありえないよね」と思われているのでしょうか? >>215
どこの国でも一般庶民は殺人事件が起こったら警察に任せるよね。
でも大金が絡んでるとか、何か世間に知られたくない事情があるとか、
警察の捜査に納得できない場合、
お金に余裕のある人なら探偵に調査を依頼することもあるんじゃない?
直接でなくても、弁護士なんかに間接的に調査を依頼されることもあるんじゃないの?
子供の頃、誘拐されたけど親が警察に知らせないで
犯人に身代金を払って無事開放された同級生がいたって
以前、西川史子がTVで話してた。 >>216
ありがとうございますm(_ _)m
そういうこともあるんですね・・・ 携帯電話の位置情報に関して、
GPSで現在地が分かるサービスはありますが、過去の移動経路も分かるのでしょうか?
たまに行方不明事件があると昨夜22時、××公園付近で電源が切られて
以後消息不明みたいな報道がある気がするけど、
つまり過去の携帯電話の位置情報も記録されてるから、それって分かるわけですよね?
(それ、そもそも合法なの?)
分かるとしたら、どの範囲で?
たとえば一年前の今日と同日同時刻に携帯電話がどこにあったか分かるのか?
電話会社に記録として残っているのか否か。 本格ミステリー書く予定なのですが
法医学関連の知識はネットで調べるだけでも十分でしょうか?本一冊くらい買っておいた方がいいですか?
またネットで詳しく載ってるサイトやおすすめの本があれば教えてください 現代のニューヨークを舞台に探偵モノを書きたいのですが、お手本となるような小説をご存知でしたらご教示願えませんでしょうか?
出来ましたら、カーチェイス等のアクションシーンがあれば最高です。
よろしくお願いいたします。 >>219-220
もう見てないかもだけど。
「犯罪捜査大百科〜創作のための犯罪捜査入門〜」長谷川公之 >>221です
ローレンス・ブロックのマット・スカダー・シリーズを見つけました
質問を取り下げます
ありがとうございました あげます
日常の謎はちょっとした拍子にアイデア浮かんで使える形になるのですが
殺人があるものだとどうやって殺したのかのアイデアを出してもうまく整合性取れずいつもつまづきます
アイデア出してもこんな殺し方ありえないって思ってしまいます
参考までに皆さんがアイデア出しから使えるものになるまでどういうアプローチしてるのか教えてください 殺すのは簡単だがバレないのが難しいという展開になるだろうな 自作の推理パズルを出題できるようなサイトは、
ありますか? オウム真理教に殺害された坂本堤弁護士(深夜自宅に押し込まれ一家皆殺し)が住んでいた団地の他の住人(7世帯)は、
全員事件の起こる半年前より後に越して来た人達だった。
そのうち五世帯が創価の会員世帯。
神奈川県警は初動捜査の段階で、この住人達全員に行動確認をかけていた。
その矢先に城内康光県警本部長の婦警へのセクハラ疑惑や
生活安全課の警視がノミ屋(もぐりの馬券売り場)を開帳していた疑惑が突然次々と出始めて、
行確をはずしたら、マスコミからの疑惑追及は止まった。
それで勢いの付いたオウムは脱会信者の家族らを次々とVXガス(今度の金正男殺害で使われたのと同じもの)で襲撃。
当時の官房長官だった野中広務は
北朝鮮詣でから戻ると出所不明の大量の金を政界にばらまき始めて、自民党の実質的な党首におさまり
公明党を政権に引き入れた。
ネトウヨもいないし、韓流ブームもまだ無い頃だったけど、あの頃から俺達の国はもうおかしかった。 ミステリの中でも短編と長編ではかなりの差異がありますよね
同じ作家の著書でも短編集と長編一本とでは毛色がずいぶん違いますから、差異があるということ自体は感じます
しかし……実際にどういった差異があるのか、そのへんうまく理屈に落とし込めなくて、
結局自分はどちらが得意で、不得意なほうは何が足りないのか等ちっとも判らず五里霧中です
単に短編と長編の差異を並べたてるだけではキリがないですし、もっとシンプルに「短編はこう!」「長編はこう!」と理解できたなら、
例えば、思いついたトリックやキャラをどちらに用いるか、どちらを書く場合にはどういったところから着想していくか、などの決定に役立てられそうで捗るのですが……
そこでミステリの、特に本格ジャンルにおける短編と長編の違いについて書き手側から一家言ある方がいらっしゃればご助言頂きたいです
というわけでage トリックが小粒でワンアイディア→短編
トリックが小粒でも複数アイディアorトリックが大掛かり→長編 なるほど、正鵠を射ていそうですね
すこし迷いが晴れた気がします 推理小説は、司法権が独立していて被疑者の権利がしっかり保障されている国でないと
発達しない、という話をたまに聞くのですが
この話の元ネタはあるんですか?
ググっても見つからない。
お願いします。 >>231
昔、乱歩の随筆かなんかで読んだことがあるような気がするけど、
何十年も前の話だから、あてにしないで。 >>232, 233
ありがとうございました
遅くなりましてすみませんでした。 沼田まほかるの、九月が永遠に続けば を読んで気になっています。
主人公は失効した運転免許を再取得するために自動車学校に通っていたのですが、
バイク(おそらく原付)に乗っている描写があります。
原付免許だけ残して普通免許を失効させる事って出来るんでしょうか?
無免で乗り回すような人物像には描かれていないと思うのですが・・・ 新人作家です。漫画が好きだけど絵が描けないのでミステリーを描いたらヒットしちゃいました。
ミステリーのイロハを知らないからこそ自分の描きたいものを好きに書いたって感じで評価されました。
この業界に入って日は浅く文章を書いてきた訳ではないので校正作業が苦痛です。
トリックやギミックを考えたりキャラを考えるのは好きなのですが、綺麗な文章を書くのが苦手です。
作った作品は読みたい人に見せると校正してくれるのですが、いつも頼むのも悪い気がして
校正してくれる人を雇った方がいいのかを聞きたいです。 「マジシャンモチーフの怪盗の元祖的な人物が出る作品」はどういうものか分かりますか?
(怪盗は主人公でもライバルでもよい、殺人を犯す奴でもいいがあくまで泥棒が目的で殺害目的のはNG。)
ジャンル的に本格推理物である必要はなく、SFや冒険活劇っぽくても構いません。
ルパンや二十面相などメジャー怪盗キャラ思い浮かべましたが、サーカス団にいた二十面相でさえ「曲芸師」で、
マジシャンではないんですよね・・・