貴方の好きなニセホームズを教えてください 4冊目
>>206
あれはひどかった。自分は図書館で借りたので被害は少なかったがw
途中で投げ出したが、それでもきつかった。
もう古い話だけれど、スティーヴン・キングの書いた「ワトスン、事件を解決す」は名作だと思う。 「神の息吹」は主犯が実在の人物で
歴史的事実が変えられないからって
作中何十人もの犠牲者を出しておきながら
逃げおおせてのうのうと余生を過ごしました…
では消化不良で納得イカンだろ!
てかホームズなら敵の裏をかき先手を打って
被害を未然に防ぐくらいであってほしかった その代わりに架空の人物をホームズの協力者に見せかけた裏切り者に設定し
最後は犯人仲間に撃たせることで無残に殺しちゃったからいいじゃないか(怒
そのジャンルの小説の中では五指に入るほど有名な善玉主人公だけどな(怒
事件に超自然的要素が実在しているのにホームズは直接対抗する術を持たない
直接対抗できる協力者は場数を踏んでいるとは思えないマヌケな奴に描写される
(超自然現象と同じくらい、そう見えるだけの自然現象を解明してきた主人公なのに)
これではすっきりした解決にたどり着くのは無理だろう 安い古書とは言え折角買ったんだし、放置も勿体ないんで「モロー軍団」を読んだ。
前作「神の息吹」よりは幾分読み進めやすかったけど、ツマラなさは相変わらず。
ホームズどころか登場人物全員がマトモに活躍しないって、作者は何がしたいワケ?
最初の方で登場する他作家の有名キャラも、G・E・Cが終盤にほんの爪の先ほどの
ごく僅かな見せ場があるだけで、その他は本筋に全く絡まないカメオ出演状態。
ボスを含む敵キャラは印象が弱いし、ボスの最後も「ハァ?ナメてんの?」って感じ。
全編ショボ〜い展開で、アサイラムのヘボいビデオ映画を観てるみたいだったよ。
これなら以前に読んでイマイチに感じた「魔犬の復讐」の方が、全然面白かったな。 一つ大事な事を書き忘れてた。
ワトスンがホームズへの嫌悪に近い不満をクドクドと
述べるモノローグが矢鱈と多く、読んでてイライラ。
次は108円だった「S・H東洋の冒険」を読んでみる。 ジューン・トムスンの本4冊揃えたから刊行順に読むぜ!
ネットで1円だったからきれいさには全然期待してなかったけど、思いの外いい状態のが届いたからテンション上がってる 今頃だが『絹の家』読んだ
…ドイル先生、草葉の陰でぶちギレてんじゃね。これを聖典認定て。
上手いし、読ませる、テクニックはいいけど事件がね…
だれか止めなかったのか >>216
>上手いし、読ませる、テクニックはいいけど
そんな言う程のものでも無い >>216
まじかよ、ハードカバーで買ったまま積んであるけど読むの怖いわ… 一応外人さん作品っぽいからそれ程心配しなくてもいいかもしれないが、
ラノベ系の不安を感じるタイトルだ…
ttp://7net.omni7.jp/detail/1106677385
シャーロット・ホームズの冒険 女子高生探偵の憂鬱 上 (仮)
ttp://7net.omni7.jp/detail/1106677386
シャーロット・ホームズの冒険 女子高生探偵の憂鬱 下 (仮)
ブリタニー・カヴァッラーロ/著 入間 眞/訳
出版社名 竹書房
予約発売日 2016年08月31日 自分が読みたいのは、たとえシャーロック・ホームズ当人でなくとも
「正典の登場人物」が活躍する正統派のパスティーシュだからなぁ。
ホームズの子孫だの親戚だの、それどころかホームズの名前を
もじっただけとかのオリジナルキャラが主役の安いまがい物はイラネ。 個人的には
「主役はワトスン」なら勿論の事
「主役はレストレード」とか
「主役はマイクロフト」でも
十分読んでみたくなる 「主役はワトスン夫人」とか
「主役はハドスン夫人」でも個人的にはOK
いっそ「主役はトビーorポンピー」でもヨサゲ それで、「正統派のパスティーシュ」とやらを何作くらい読んでるんですか? >>222
>「主役はトビーorポンピー」
犬好きなんで、マジで読んでみたいなぁ。
>>223
横レスだけど、自分の場合チェックしてみたら
ホームズかワトソンが主人公のマジメな作品だけで
「功績」を筆頭に20冊を超えてたよ。
それにしても、出来の良し悪しはあるとは言え
いつまでも《新作》が読めるのって嬉しいね。 >>218
まず、殺人が多すぎ。事件は下劣で吐き気もの。しかも犯罪側にかかわる人の中には…。ビクトリアン的節度に欠ける。後者2点に大英帝国のジェントルマンドイルは怒ると思う。
でも読んでる間、映画見てるみたいで楽しいよ!
聖典という銘を忘れて読むと吉。 >>224
俺も「シュロック・ホームズ」みたいな原作を茶化したパロディは除いて
「ホームズの功績」、創元のトムスン、原書房のシリーズその他諸々に
「ホームズの宇宙戦争」「ホームズ対ドラキュラ」みたいに趣向は変わり種でも
舞台&人物は正典準拠のシリアスな奴を含めたら余裕で二十冊行ってるな 録画したままだった「シャーロック/忌まわしき花嫁」を観た。
現代版と同じくホームズの性格や言動がカリカチュアされすぎなのと、
ワトスンとの会話が明け透けすぎるのが気に入らないけど、
それより何よりオープニング以外は舞台を現代とリンクなんてさせず、
19世紀英国オンリーで通した方が良かったんじゃないのかな、コレ。
その方がスッキリするし、一見さんでも理解できるわけだし。 「忌まわしき花嫁」の冒頭のダイジェスト部分は
「いつもはこんな風だけど今回は番外編ですよ」
みたいな意味合いで全然気にならなかったけど
流石に本編終盤のあの展開はないわ〜
肝心の謎解きも結局中途半端で終わるし >>225
遅レスだがありがとう
>聖典という銘を忘れて読むと吉。
パスティーシュとしてどうなんだ…
せめて普通に物語として楽しめることを期待しておくよ 自分も「SHERLOCK」はキャラが誇張しすぎなのと
作り手のドヤ顔が透けて見えて好きじゃないな。
ロン・ハワードの白黒30分物の方が断然好みだわ。
「忌まわしき花嫁」は「データにウィルス」の台詞で
何かイヤ〜ンな予感はしてたんだけど、
現代と絡めた時点で一気に冷めたと言うかドン引き。
どう考えてもあの脚本は失敗だろ。 あんまり面白そうな気はしないが…
ttp://ameblo.jp/shindo-fuyuki/entry-12180659094.html
『新堂冬樹 最新刊「ホームズ四世」8月10日発売』
講談社
価格 : 1,700円 (税込:1,836円)
あの名探偵シャーロック・ホームズの曾孫は、新宿歌舞伎町のナンバーワン・ホストになっていた!?
こんなホームズ、見たことない! 新堂冬樹しか書けない、掟破りのホームズ×ホスト×アドベンチャー!
歌舞伎町のホストクラブ「ポアゾン」のナンバーワン・ホスト、木塚響の「太客」である加奈が失踪した。
今こそ、曾祖父であるシャーロック・ホームズから受け継いだ、響の卓越した推理能力を発揮する時!
その調査の途中で響は美女探偵・桐島檸檬と出会う。彼女はなんとホームズの盟友、ワトスンの曾孫だった!?
しかも失踪事件の背後に潜む巨悪は、ホームズの宿敵というべき「あの男」の血を継ぐ者・・・!?
現代のベイカー街と化した歌舞伎町を舞台に、とびきり異色なヤング・ホームズの大胆不敵な冒険が始まる! 収録としてはごく一部か
ttp://www.harashobo.co.jp/soon/index.html#item1
柳屋商店開店中
柳広司
四六判/300頁/定価1728円(本体価格1600円)
「ジョーカー・ゲーム」シリーズ作品から太宰治に芥川のパスティーシュ、ホームズまで登場する彩り豊かな物語と、
諧謔味あふれるエッセイを詰めこんだ単行本未収録作品集。
この1冊で柳広司の全てがわかる! 眼を傷めて半年ほど本が読めなかったんだけど、やっと治って早速読んだのが、
読みかけのままだった原書房の「シャーロック・ホームズの失われた事件簿」。
古いラジオドラマのノベライズなので展開が少々派手気味だったりするけど、
喜劇調のパロディとかではなく正統派のパスティーシュで、結構面白かった。
個人的にはこれとか古いロン・ハワードの白黒30分ドラマみたいな、
ストーリーはオリジナルだけどキャラクターや時代・舞台設定は
正典に準拠した、ちょっと軽めのホームズ・ドラマが観たいなぁ。
グラナダ版ホームズは基本的に原作オンリーだし、ちょっと重くて暗い…。
「SHERLOCK」は時代設定より、ホームズの性格が陰険&意地悪すぎて
相手が依頼人でも悪罵したりするのが、どうしても好きになれないんだな。
それにやっぱり、たとえ長年の親友であっても相手のプライバシーには
深く干渉しない、という19世紀英国紳士流の二人の距離感がないとね。
大半チラ裏勘弁。 創元文庫の2016年復刊フェアに
あの「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」が!
ずいぶん久々の再版な気がするねぇ。
もっとも自分はブックオフとかで見つけて
安かったら買ってたら数冊貯まっちゃったんで、
今回のは新カバーが余程イケてなければパスかな。
ちなみにSFでスレチだけど傑作というか怪作の
「迷宮1000」も久方ぶりに再版される。
ただこれもすでに三冊持ってるし、
旧版のカバーの雰囲気が頗る良かったからなぁ…。
ttp://www.tsogen.co.jp/news/2016/06/16062112.html
ttps://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61s2z8W6WML._SL500_.jpg 「シャーロック・ホームズ 東洋の冒険」読了。
「大空白期間」に解決した事件ばかりだから、生還後の後日談を除けば
ワトスンが事件に絡むことはないけど、聞き手=書き手として会話や
モノローグがあるから、一応ホームズ物の体裁は成してる。
だけどホームズが英国政府のエージェントというか使いっ走りをする
ショボい007みたいな冒険譚が多く、ホームズ物としてはパッとせず残念。
日暮雅通訳なので読みやすいし、話も退屈orツマラナイって程でもなく、
途中で投げ出したくなったりはしなかったけど惰性で読了した感じで、
いずれ再読しようって気には全くならないレベル。及第点ギリってとこか。
この次は200円で買った「クリスマスの依頼人」を読むつもり。
>>234
「ホームズの宇宙戦争」は、自分の場合は幸い「水晶の卵」「宇宙戦争」
「失われた世界」を既に読んでたから、しっかり楽しめて数回再読してる。
だいぶ黄ばんできてるから、表紙が好みだったら新装版を買ってもいいな。 ジャンプSQの「憂国のモリアーティ」、SQスレでは好評だし掴みはOKってとこかな。
ホームズが絡んでくるまでは教授3兄弟主役のピカレスク路線で行きそうだから、このスレで評価するのはだいぶ先になりそうだが。
モラン大佐とかの原作キャラが出て来れば盛り上がりそうではあるが・・・。
個人的には教授が若くてイケメンなのはいいとしてwホームズを悪役風に描かれないかが不安。あくまで互角の頭脳を持つ好敵手として競い合ってほしいもんだ。
まぁ、冒頭のシーンではライヘンバッハで落っこちそうな教授を助けようとしてるから取り越し苦労かもしれんけど、「悪魔」呼ばわりされてるのが気になってな・・・・あ、原典でも呼ばれてたかw >>232
さすがにホームズ量が少な過ぎ(シュートショート)て、買わずに立ち読みで済ませてしまった…
ttp://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=1&isbn=05340-7 ブックオフで200円だった「クリスマスの依頼人」読了。
クリスマスに絡めた事件限定というだけで、
大半が正統派のパスティーシュなので結構楽しめた。
ただ個人的には正典のフォーマットに準拠した作品が好みなので、
ワトソンが事件を解決する嬉し楽しいイレギュラーは別として
ワトスン以外の一人称だったり、ホームズが他人の推理を訂正する
(犯人や手口等大筋は合ってるけど殺人に至る筋道が違う)だけとかの
変化球的な作品は、正直言って性に合わずピンとこなかった。
それとやはり個人的に大好きなディケンズの「クリスマス・キャロル」の
ファンタジー性を否定して貶めている作品が二つもあったのは残念。
とは言え総合的には面白かったし、このレベルなら再読も十分アリ。
次はこれの続巻「四人目の賢者」を読んでみる。 「四人目の賢者」読了。
「ヒューマン・ミステリー」は長いだけで内容に欠け、
結末もスッキリしないモヤモヤの残る不出来な作品で、
それをわさわざラストに持ってきた編集意図が理解不能。
これならその前の作品「第二のヴァイオレット」の方が、
ハッピー・エンドだしよっぽど幕引きに相応しい仕上がり。
とは言えそれ以外は独り善がりで誰得な変化球も
大きなハズレもなく、及第点は十分付けられるかと。
次はこれの続巻「ベイカー街の殺人」を読んでみる。 出版社サイトにまだ情報無く詳細不明だが…
シャーロック・ホームズの事件録 芸術家の血
ボニー・マクバード/著 日暮雅通/訳
出版社 ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN 978-4-596-55038-5
発売日 2016年10月25日
価格 880円(税込:950円) >>241
これはあくまでも個人的意見だけど、
日暮雅通が訳してるのならハズレってことはないんじゃないかなぁ。
前に本国で「キャッチ=22」の続編が出たとき飛田茂雄に翻訳を頼んだら、
一読して「出来が悪いので出版はやめておきなさい」と言われたそうだ。
訳が上手くても中身がスカだと訳者の評価まで下がっちゃうワケで、
日暮雅通も駄作だったら翻訳を引き受けたりしない気がする。 カミのルーフォック・オルメスの冒険、再販?文庫化されていたんだ。
昔読んだけど、タイトルからもう推測できないwww >>242
そしてここで「キャッチ22」を見かけてびっくりした。そのエピソード有名だよね。
出来が悪くても続編読みたいけどなwww
確か昔その続編購入したけど読まずに終わった。 また読みたいけど引っぱり出すのがメンドイな〜と思ってた「ホームズ対ドラキュラ」が
ブックオフで108円だったんで速攻で飛びついて、かなり久しぶりに読んだよ。
ストーカーの超有名作品にホームズとワトソンを割り込ませて活躍させる形式なので
元ネタの展開は変更できなくて、結果ホームズ達がドラキュラを倒すわけではないから
どうしてもやや尻すぼみになって結末のカタルシス不足で物足りない感じは否めないし、
「ホームズ=現実主義者」って設定から外れてるから拒絶反応を示すファンもいそうだけど、
ホームズは推理や変装で期待に応えてくれるし、馬車と汽艇での追跡や活劇場面に加えて
「署名」でおなじみ名犬?トビーの再登場+活躍まであって、個人的にはかなり楽しめる作品。
「犬」除く正典の三作同様長編にしては短いけど、長いだけで駄作のアダムスの百万倍は優秀。
ただ、「序」でワトソンがストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」(当然作中では実際の事件)は
ヘルシング教授がオカルト探偵としての名声を高めたくてホームズと自分の関与を意図的に
排除して真実を捻じ曲げた、悪意ある「まがい物ドキュメント」だと憤懣やる方ないんだけど、
作者は冒頭でドイルとストーカー(と二人が創造したキャラクター)に謝辞を記しておきながら、
ここではヘルシング教授だけではなくストーカーまで侮辱してて、さっぱり意図が分からない。
無理にそんな表現にせず「あの恐るべき事件には語られざる部分があって、実はホームズと
私も関わっていたのだ…」くらいの表現に止めておいても、それで十分事足りた気がするよ。 出てるの気付かなかったorz中国篇やった第2弾か
ttp://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336060778/
ホームズ、ニッポンへ行く
ホームズ万国博覧会 インド篇
ヴァスデーヴ・ムルティ 著
寺井杏里 訳
発売日 2016/09/20
判型 四六判 ISBN 978-4-336-06077-8
定価 2,592円 (本体価格2,400円)
内容紹介
死んだはずのホームズから手紙を受け取ったワトスンは、船で日本に向かう。航海中に起きる事件、
暗躍する「ヤクザ」、迫るモリアーティ教授の魔の手! 舞台はインド、そして日本へ。ホームズと
ワトスンは世界を救えるか!? 12月にPS4のゲーム「シャーロック・ホームズ-悪魔の娘-」が発売されるね。
マルチエンディングのミステリーアドベンチャーだそうだが、実はニコ動に実況動画が上がってるので買うかどうかはそれ見て判断してもいいかも。
ネタバレを恐れるか、外れゲーを引く危険を恐れるかはご自由にw 今日からやる織田裕二のドラマが、一応主人公の名前がニセホームズだな
それ以外の要素があるかは知らんが 事前検知し損ねた
ってかどこまでがシリーズ名だ
ttp://taiga.kodansha.co.jp/author/y-aosaki.html
青崎有吾
アンデッドガールシリーズ
アンデッドガール・マーダーファルス 2
イラスト:大暮維人
定価本体750円+税
発売日:2016年10月20日
ルパンVSホームズVS異形の怪人VS怪物専門の探偵!
魔都ロンドンでオールスターキャストのダイヤ争奪戦!
1899年、ロンドンは大ニュースに沸いていた。怪盗アルセーヌ・ルパンが、フォッグ邸の宝石を狙う
という予告状を出したのだ。警備を依頼されたのは怪物専門の探偵“鳥籠使い”一行と、世界一の
探偵シャーロック・ホームズ! さらにはロイズ保険機構のエージェントに、鴉夜たちが追う“教授”
一派も動きだし……? 探偵・怪盗・怪物だらけの宝石争奪戦を制し、最後に笑うのは!? >>249
昨日のには緋色の研究っぽいネタを入れてきてたな
>>241
明日か
ttp://www.harpercollins.co.jp/hc/books/detail.php?product_id=10329 「ベイカー街の殺人」読了。
冒頭の「暗黒の黄金」は探偵小説と言うより秘境探検小説だけど悪くはない。
「ホームズを乗せた辻馬車」やっぱりワトソン以外の一人称はノリ悪し。
「ケープタウンから来た男」読む価値なしの駄作。
「"チェシャーチーズ"亭事件」さらに輪を掛けて駄作。読むだけ損。
それ以外は普通に原作を模倣していて、傑作ではないけど楽しめた。
作者ドイルの物を含む評論は、最後の一編が途轍もなく退屈な以外は普通。 出版社公式サイトにまだ情報が無いようなので
個人的には割と好きだけど、一般的には受けなさそうなパターンか
ttp://7net.omni7.jp/detail/1106721899
シャーロック・ホームズ アンダーショーの冒険
デイヴィッド・マーカム 日暮雅通/訳
出版社名原書房
ISBN 978-4-562-05356-8
発売日 2016年12月16日
価格:2,000円
英国のMX BOOKシリーズから編んだ日本版オリジナル・アンソロジー。
オーソドクスな「語られざる事件」からちょっと変わった設定まで、シャーロック・ホームズの面白味、
ヴィクトリア朝の味わいをぐっと凝縮した一冊。 贋作ホームズは、たとえストーリーがSFやホラー仕立てになってても、
ワトソンの一人称で人物・時代・舞台等の設定は原作をキッチリ遵守してほしいなァ。
作者はホームズが取り組む事件の内容にだけ独自性を出すことだけに注力すべきで、
変な自己顕示欲を出して原作の設定をを否定したり、ひねくり回したりしないでほしいよ。 本屋で見たらシャーロック・ホームズの宇宙戦争が復刊してたっぽい
しかも新カバー >>255
>>234
ネタが古すぎて腐敗して糸を引いてるレベルなんですが、
スレの通読くらいしてないんですか? それも6月のニュースを8月に書いてるくらいなんだからいいじゃないか 別にスレ全部読んでからでないと書き込んじゃいけないってわけでもないしな
ただでさえ過疎なんだし話題はあるだけいい でもなぁ、たかだか数十レスを遡って読むか
スレ内検索すれば既出だと簡単に分かる事を
さも新発見みたいに書き込むのは
やっぱりカッコ悪い&恥ずかしいだろ。 引きこもってネットばかり見てないで街に出てリアル本屋も覗けよ >>260
リアルの書店がどんどん店を畳んで行ってる現実を理解してる?
新刊を発売当日にわざわざ買いに出かけても未入荷とか売り切れとかあって
アマゾンで買う方が手っ取り早くて確実に入手できるから仕方ないけど、
自分もブックオフとかはよく行くのに、新刊書店からは足が遠のいちまったよ。 自分は何か新情報を書き込む場合はスレ内検索をして既出ではないかチェックしてる
以前それを怠って堂々と書き込んでしまい後から気づいて恥ずかしさで少し凹んだんでな >>253
近刊案内に載ってきた
ttp://www.harashobo.co.jp/soon/index.html 12/6(火) 午前9時00分〜 午前10時26分NHK-BSプレミアム
(再) 12/7(水) 午前0時45分〜 午前2時11分NHK-BSプレミアム
プレミアムカフェ ロンドン 1900年 漱石"霧の街"見聞録
ttp://www4.nhk.or.jp/pcafe/x/2016-12-06/10/3248/2315706/
ホームズファンにも喜ばれる内容だといいなぁ。
マルチ勘弁。 >>262
2ちゃんはたまにしか見ないし
検索も遡りもしないからありがたい
凹まないでね >>264
ドイルやホームズは名前すら出てこなかったけど、
当時のロンドンの様子が分かって面白かった。
結構にしても下宿代が週に40シリング以上とか高すぎる気がするね。
1ポンド(20シリング)=2万円で計算したら4万円だもの。
そう考えたら「四つの署名」でホームズは子供に2シリングやってるけど、
小さな子供にヒョイと2千円くれてやるって豪気すぎない? ホームズの時代の1ポンド≒現代の2万円と聞いてるけど、1ポンド=20シリング、
1シリング=12ペンスで6、4、3、2、1.5ペンスの硬貨があったって事だし、
チビッ子相手なんだから3ペンス(≒250円)もあげときゃ十分だろって気もするなぁ。
まぁあれはその母親の機嫌を取って情報を引き出すための撒き餌でもあったんだろうけど。
ちなみにベーカー街遊撃隊の日給?が1シリング、オーロラ号発見者には1ギニー(21,000円)。
何区間乗ったか不明だけど切符代が約12人分3シリング6ペンスで3,500円⇒一人290円。
1900年ロンドン留学中の夏目漱石が「10銭で切符を買って地下鉄に乗る」と書いてるけど、
1905年(明治38年)で10銭といったら天丼一杯分だそうだ。
明治35年で米10s1円19銭、現在で4000円としたら1円は3360円だから10銭=336円か。 >>119が文庫化されてたんで店頭でパラパラとめくってみたんだが、単行本は買って読んでた
にもかかわらず、まったく内容が記憶に残ってなかったw >>270
創元推理文庫のに収録された奴しか読めんなー
店頭の新刊で見かけた。キーワード的に外れてたんで今まで気付かなかった。
シャーベット・ゲーム オレンジ色の研究
ttp://skyhigh.media-soft.jp/?pid=104633528
シャーベット・ゲーム 四つの題名
ttp://skyhigh.media-soft.jp/?pid=108676356
著者:階 知彦
株式会社メディアソフト SKYHIGH文庫
…って、知らねえw
サブタイトル他をホームズから取ってるらしいこと以外に関連性があるかは知らんが >>272
>>270だけでは「だから邦訳を出してくれタノム」かも知れないし
「だから原著で読んじゃうもんねヒャッハー」かも知れないのだから
>>271は荒らしではなくツッコミだろ ニセホームズと言っていいのか分からんが、かの山中峯太郎版ホームズが全3巻で復刻されるとか。
1巻は今月14日発売・・・はいいのだが、1冊7,344円てw
すでにホームズ本スレでも話題になってたが、高すぎでしょ? とはいえ、食指は動くんだよな・・・昔、学校の図書室で何冊か読んだのを思い出すわ。 >>276
だな。先々月にはすでに分かってたことだし・・・。ただこのスレじゃ語られてなかったんで。
対象外ってこともなさそうだが。 >>275
高いね
子供の頃に偕成社版を読んでいてこれも読んだ
すぐに拒否反応おこしてしまった >>278
現行の偕成社版は至極真っ当な訳文だけど、
山中ホームズは翻訳ではなく翻案だからね。
「フッフー」「プラス1点!」の食いしん坊ホームズ、
やたらと出番の多いワトソン夫人メアリとか。 ちょっと情報古くてすまん
ホームズものとみるには微妙なところか…
でも南房さんはアリス・イン・ゴシックランドの人だから期待できるか
ttp://www.shogakukan.co.jp/books/09230897
小学館ジュニア文庫
華麗なる探偵アリス&ペンギン アリスVS.ホームズ!
南房秀久 イラスト/あるや
定価本体650円+税
発売日2016/11/30
判型/頁新書判/192頁
ペンギン探偵P.Pジュニアと、不思議な指輪の力で探偵助手アリス=リドルになれる夕星アリスは、
ペンギン探偵社の研修でイギリスに呼ばれた。その研修とは、ロンドン支社トップの探偵
シャーリー・ホームズから「科学捜査術」を教わること! アリスは「外国に来てまで勉強とは…」
と落ち込む。さらに災難は続き、アリスたちが泊まっているおんぼろホテルに、ロンドン名物の幽霊が
現れたり、博物館でミイラと出会ったり、シャーリーから探偵勝負を挑まれたりで!? ttp://www.hayakawa-online.co.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000013453
シャーロック・ホームズ殺人事件 上
価格: 929 円(税込)
原書名: THE SHERLOCKIAN
刊行日: 2017/02/09
著 グレアム・ムーア
訳 公手 成幸
アカデミー賞受賞脚本家の小説デビュー作
ホームズ研究家団体〈ベイカー・ストリート・イレギュラーズ〉の大会会場で、著名シャーロッキアンが
死体で発見される。彼はコナン・ドイルの失われた日記を発見し、その詳細をこの大会で披露する
予定だった。現場に居合わせた若きシャーロッキアンのハロルドは、問題の日記が事件の鍵であると
考え、記者のセイラとともにロンドンへと向かうが、それは彼らを予想外の冒険へといざなうことになる。
一方1900年、コナン・ドイルは偶然から若い女性の連続殺人に遭遇し、友人のブラム・ストーカーと
ともに調査に向かっていた。ロンドンの裏街での冒険の行方は? 時空を超えたふたつの事件が
からみあう、大型エンタテインメント!
ttp://www.hayakawa-online.co.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000013474
シャーロック・ホームズ殺人事件 下
価格: 929 円(税込)
原書名: THE SHERLOCKIAN (旧題: THE PENN
刊行日: 2017/02/09
著 グレアム・ムーア
訳 公手 成幸
世紀末ロンドンに起きた連続殺人は、ドイルの調査によって思わぬ展開を見せる。ホームズばりの
推理を働かせるドイルは、警察すらも振り向かない事件を解決に導くことができるのか? そして
現代、ドイルの日記を追うハロルドたちの背後に、何者かの魔の手が忍び寄る。幻の日記の行方は?
そしてそこには何が記されているのか? 『イミテーション・ゲーム』で第87回アカデミー脚色賞を
受賞した著者が放つ、出色の歴史ミステリ! ノリが予想し辛い…
ttp://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321608000621/
名探偵ホームズとぼく 愛犬行方不明事件!
現代版ホームズ×ワトソンが、密室で起こったペット消失事件を解決する!
著者: エリザベス・ユールバーグ
翻訳: 中村 佐千江
定価: 972円(税込み)
発売日:2017年02月25日
サイズ : 四六判
高級マンションの一室から、真夜中に一匹の犬が消えた……! 関係者は、全員容疑者!
ホームズは推理を開始する。「真相は、最初から目の前にあったのです……」 >>279
当時読んでいた偕成社版も子供向けに変えてあったけど
ストーリーはともかく人物像はそんなにズレてなかった
山中峯太郎のポプラ社版はストーリーも人物像も
かなり変えてあったから違和感だらけだった 山中ホームズは本気で読んじゃダメ。
翻訳ではなく「パロディに近いパスティーシュ」
という認識で読めば腹も立たない。 山中ホームズって読んだことないけど人を選ぶっぽいな
買ってまで読まなくてもいい感じ?逆に図書館にあれば読んでみたいかも >>285
人物の性格設定とか色々と改変されてるから、
初ホームズが山中版で何度も読み返したという50代半ばの知人は
後で一般的な訳で読んだときに凄く違和感があったって。
逆に真っ当な訳で読み慣れた人に山中版は「何コレ?」となりそう。 >>284
以前何かで読んだけど、山中氏は原本を通して読んで、その後本を閉じて
記憶を元に「山中訳ホームズ」を書いていたらしい。
だから翻訳というより脳内再現ドラマのノベライズ的なものなんだろうね。 山中ホームズは一般書ではなく児童書だって事をお忘れなく
しかも出版が昭和29〜32年で60年前の骨董品レベルの代物
現代の基準で評価しても無意味だし現代の感覚で読むものでもない
自分は児童書ホームズなら巧者日暮雅通訳の青い鳥文庫が好み
>>287
記憶の再現だったら「フッフー」とかメアリの出番マシマシとかあり得ないでしょ
どう見ても自分で色々考えて脚色してるよアレは 先日、古本市場で「エドワード・D・ホックの
シャーロック・ホームズ・ストーリーズ」(タイトルが長い!)を購入。
帯はないけど十分美本で350円+税(定価1,500円+税)也。
表紙絵の生っ白くて頼りないホームズ&ワトソンはいけ好かないけど、
ホックならヒドイって事はないと思うから、ゆっくり読んでみる。 今更だけど108円で買った「絹の家」読了。
結構酷評を聞いてたんで不安だったけど、悪いって程ではなく
時間の無駄にならずに済んだので一安心。
とは言え、決して満足とはいかなかったのも事実。
事件の真相がドイルなら絶対書かないタイプの不快で唾棄すべき代物。
結末もスッキリ解決とはいかず不完全燃焼で激しくモヤモヤする。
老境のワトソンが昔の事件を記すスタイルは偽作にありがちで構わないけど、
ホームズが既にアッチの人なんて独自設定はファンを失望させるだけではないのか。
わざわざモリアーティ教授に御出馬願ってるけど、ただの顔見せ、無意味なお飾りでしかなく、
ワトソンが「最後の事件」で「知らない」と言ったのを理由づけする意味はあるのか疑問。
等と気になる点が散在し、シリーズの正式な続編として納得できるものではなかった。 ホームズ探偵譚は繁栄を極める19世紀末大英帝国の暗黒面を描く…と見せかけて
実体はハラハラドキドキワクワクの単純明快かつ無害で後味のいい娯楽小説というのが個人的意見。
だから「絹の家」みたいに「グラナダTV版ホームズの暗く重い雰囲気はそのままに、事件を複雑化
&鬼畜化して長編映画化しました!」みたいなのは正調ホームズらしくなくて好みじゃないねぇ。 正典が児童書として一篇も省かれる事なく広く普及し定着しているのは、
作者ドイルの、と言うか当時の英国の倫理観、道徳観に則って書かれていて
殺人事件の被害者の死体の状態などの少々残虐な表現はあっても
性的な描写に関しては登場人物が肌を晒す場面すらほとんどないくらいで、
その点では子供への有害性が少ないと認識されてるんだと思います。
作中でも子供は言葉通り罪のない脇役で、加害者にも犠牲者にもなりません。
(「吸血鬼」は実質は犯罪ですがホームズ=ドイルは「善悪の判断力が未熟な
子供の度を過ぎた嫉妬心による悪質なイタズラ」と見ている感じです)
まぁ「妖精写真事件」の顛末を見れば分かる通り、作者ドイル自身が
子供は善良で正直と信じるor信じたい人だったから当然なんですが。
ですからそんな子供の味方が「絹の家」のような作品を描く事は絶対にありえず、
あれを「61篇目のホームズ作品」と謳うのは無茶にも程があるかと。 ホームズ物の本質は「優れた知能と特技と行動力を合わせ持つ個性的な主人公が、
凡人だけど好人物の相棒と共に不思議or奇怪or難解な事件の謎を快刀乱麻で見事解決」という、
大衆向けの単純な娯楽読み物で007などと同類の「大人が読むおとぎ話」だと思ってる。
実際、「政界や貴人の一大スキャンダルを防いだ」とか「某国の政府や王室から依頼された
重要な事件を解決した」みたいな「語られざる事件」が出てくるけど、
結局正典60話中その手のヤヤコシイ事件が主題として本当に語られる事はほとんどなかったし、
ロクな動機もなくただ人が殺されるような、陰惨なだけの事件が描かれる事もなかった。
だから贋作へのアクション、SF、ホラーといった「現実離れした娯楽要素」の加味はアリでも
快楽殺人とか「絹の家」みたいな陰鬱で気が滅入る題材は相応しくない気がするんだよな。
ぶっちゃけ「勧善懲悪のレトロヒーロー物」なんだから、万事メデタシとまでは行かなくても
せめて希望を持たせる結末でないと。特に長編は鬱のまま終わりじゃ長々と読んだ甲斐がないよ。
正典でも「恐怖の谷」はチト暗いラストだけど「最後の事件」⇒「空き家」に繋がると分かれば、ね。 贋作長編でありがちな「国家を揺るがすor世界の平和を脅かす大陰謀」とか
「王族や政府要人の犯罪」「五指に余る容疑者」なんてのも要らないなぁ
ホームズはシンプルなのが魅力で込み入った話は似つかわしくない気がする 自分はホームズ物ってクリスティ、カー、クィーンみたいな
犯人当てやトリック解明が主眼の「本格推理小説」ではなくて、
ホームズ&ワトスンの活躍を楽しむ「探偵小説」だと認識してる。
だから「名探偵、皆を集めて『さて』と言い」みたいなホームズ物はカンベン。 ニコラス・メイヤーの「S・H氏の素敵な挑戦」を数年ぶりに読み返しました。
邦題は看板に偽りありですし、お話も前半は偽の事件でホームズを連れ出すだけ、
後半は国家的陰謀事件とは言え短編でも十分片付く程度のスケールなんですが
結構よい出来で、列車追跡とそのルーフ上での対決といった活劇もあり楽しめます。
ただし個人的に納得いかない点がいくつかあるんですよね。
まず「『最後の事件』と『空き家の冒険』はワトソンによる完全な作り話」
「某犯罪王はヤク中ホームズの妄想の産物であり実際は至極真っ当な人物」
「『獅子のたてがみ』『マザリンの宝石』『這う人』『三破風館』等は
ワトソン以外が書いた戯言に等しい偽作」といった本作のオリジナル設定は、
各作品を(出来は別として)真剣に書いた(であろう)ドイルに不敬極まりないですし、
ホームズの死と生還に一喜一憂し、活躍を楽しんだ読者にも失礼としか思えません。
原作者&読者に敬意を払って、原作の設定を上手く活かして書けばいいのに。
次に「四つの署名」の名犬?トビイが再登場するんですが「病気でかなりの毛が
なくなっていて、魅力的とは言い難い外見」と描写されていて激しく疑問です。
原作の時点で既に「Ugly」(=醜い、醜悪、不格好、不細工)と十分貶されてるのに
さらにマイナス要素を付け足すなんて、この作者は犬が嫌いなんでしょうか。
あと、ホームズとワトソンの初対面の場所「Hospital of St Bartholomew」が
「聖バーソロミュー病院」ではなく「聖バルトロメオ病院」、
「四つの署名」の登場人物「Thaddeus Sholto」のパーソナル・ネームが
「サディアス」ではなく「タデウシ」と訳されてるんですが、
この二点はよく言われる「ワトソンかワトスンか?」どころの騒ぎではなくて、
あまりにも違和感が大きすぎます。一般的な読み方にすればいいのに何故? >>296
>原作の設定を上手く活かして書けばいいのに
同意
よくできたパスティーシュは大歓迎だけど原作をいじるのには絶対反対
一部でも原作を否定や歪曲せず全肯定した上で全60作のどこか隙間に
上手いこと割り込ませて未発表事件の一つとするのが賢明な書き方かと
それにしてもトビー貶されすぎで可哀想 メイヤーの「素敵な挑戦」では研究家グールド発案の「ホームズ兄弟が小さい頃
モリアーティはその家庭教師をしていた」という独自設定を取り入れている。
クトゥルー神話だと他人とアイデアや設定を共有して話を膨らますのは普通だが
「〇〇という作品は全てデタラメであり事実はこうだったのだ」などと言って
始祖HPLは勿論だが他人の書いた作品を丸々否定してしまった事例は記憶に無い。
故にホームズ物でもシリアスなパスティシュでの正典の設定変更には疑問を感ずる。
ワトスンの勘違いによる誤記とか事情でそのままでは発表できなかった等の理由をつけて
辻褄合わせをして「あの作品の一部は正確ではなく本当は…」的な書き方ならともかく
正典内の事件を例え一件でも丸々虚構扱いは反則かつ失礼に思えるが如何なものか。 アメコミとそれ原作の映画だとリブート(最初から仕切り直し)で
オリジン(主人公がヒーローになった経緯)から別物になっちゃったり、
映画ではまだ無いみたいだけど「中の人」が何らかの理由で
別人に交代(代替わり)したりまた戻ったり、色々あるよね。
でもホームズ物は原作が絶対でリブートも代替わりもないから、
オリジナルの設定を一部でも否定や改変しちゃうのは感心しないねぇ。 やっぱり日付等の明白なミスを除いては「正典は全て事実」とした上で、
空白箇所に新たなストーリーをはめ込んでいくスタイルがいいな。 クリスティ・ロンドンマッシブの連載の方が完結、単行本は7月予定。
単行本派なのでゆっくり待とう。 SHERLOCKの再放送やってるからチラッと観たけど、
やっぱりあのホームズの性格設定には馴染めないなぁ。
観てて不愉快になるばかりで全然楽しくも面白くもない。 SHERLOCKは一言で言うと「あざとい」
だからどうしても好きになれん この作者の過去作は読んだことないけど、ホームズ属性はある人なのかな?
ttp://7net.omni7.jp/detail/1106784873
黒猫シャーロック 〜緋色の肉球〜
和泉 弐式
KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)
予約発売日 2017年07月25日
販売価格:610円
「僕はいつも謎を探している」。黒猫シャーロックに解けない謎はない!
孤高を愛し、クラシック音楽に浸り、ときどきコカイン(マタタビ)もたしなむ彼こそ、天才的な観察眼と推理力で
難事件を解決する、世界で唯一のニャンサルタント(猫)探偵! その名は――シャーロック!! ソーラーポンズのシリーズがホームズっぽくて好き
時代も人も違うんだけど雰囲気や人物像が似てる 普通にパスティーシュでよくないか?
まぁ出来のいい奴に限るけど 気付かぬ間に出てた。この作者だと不安要素の方が大きいが…
ttp://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062936996
シャーロック・ホームズ対伊藤博文
著:松岡圭祐
発売日2017年06月15日
定価 : 本体830円(税別)
講談社文庫
ゴッド・オブ・ミステリー・島田荘司推薦! これは歴史の重厚に、名探偵のケレン味が挑む興奮作だ。
シャーロック・ホームズが現実の歴史に溶けこんだ。いかに彼は目撃者のいないライヘンバッハの滝で、
モリアーティ教授に対する正当防衛を立証し、社会復帰しえたのか。日本で実際に起きた大津事件の
謎に挑み、伊藤博文と逢着する。聖典【シリーズ】のあらゆる矛盾が解消され論証される、二十世紀以来
最高のホームズ物語。 >>307
う〜ん、惹句で「最高」とか言われてもなぁ。
作者自身の言ででなくとも、出版社や関係者を含んだ自己申告は
信じるに値しないと言うか、持ち上げすぎは正気言って引く。 最高は宣伝文句にしても、ホック氏が嫌いでなかったら十分以上に楽しめると思う