二階堂黎人22
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
美青年とかの描写はなかったと思う
テキトーに「パンタロン履いててパーマネントかけた可もなく不可もなしな容姿の兄ちゃん」を想像してた
ttp://tezukaosamu.net/jp/dir/mushi/200611/topix01.html
なお若い頃はここに写真があった
おおよそ自分が想像してた顔と合ってた >>450
三田皓司な。ゲドさんのHPの掲示板にもちょいちょい出没していたな。 本格ミステリ作家クラブ
@honkakumystery
第18回「本格ミステリ大賞」候補作決定!
【小説部門】候補作
『いくさの底』 古処誠二 (KADOKAWA)
『彼女の色に届くまで』 似鳥鶏 (KADOKAWA)
『屍人荘の殺人』 今村昌弘 (東京創元社)
『マツリカ・マトリョシカ』 相沢沙呼 (KADOKAWA)
『ミステリークロック』 貴志祐介 (KADOKAWA)
午前9:36 · 2018年2月20日 >>454
ゲドさんが今年は誰を推すのか気になるな!
あ、退会しちゃったから投票権ないのかw 候補に入らなかったのはマジで残念
ゲド先生ひさびさの傑作だったのに… 不可能犯罪にこだわるのは良いけど、○○者が多すぎて嫌になる
この人の作品で共○○がいない作品っていくつある? ○○者が好きな作家はゲドさんに限らんよ
古い例で恐縮だが佐○洋とか仁○悦○とか・・・
まあ要はそういう手癖をもった作家と認めたうえで読めばええんとちゃう? その昔「Y」の悲劇ってアンソロジーでこのセンセー凄い!ってなった二階堂センセはこんなに落ちぶれてるのか... すみません、質問です
昨日ブックオフで「地獄の奇術師」と「吸血の家」を買ってきまして、「地獄〜」を読了いたしました
で、引き続き「吸血の家」を読み始めたら早々に「悪霊館事件から続く体の不調を〜」という
一文が出てきたのですが、これは「悪霊の館」を指すんですよね?
となると「吸血の家」の前に「悪霊の館」を入手して読んだほうがよいでしょうか? そこは話繋がってるわけでもないからどっちが先でもいいと思うよ。ただ、
蘭子シリーズ全部読むつもりなら刊行順に読むのが無難。 >>461
ありがとうございます!
それでは引き続き「吸血の家」を読みます 普段はミステリはメジャーな作家ばかり読んでて
この人の作品はもちろん読んだことなく、人柄も全く知らかった俺
世界最長のミステリということで興味を持ち
電子書籍版の人狼城を買って読んで面白かったなぁと後書き読んでたんだけど
なんか言い訳ばかりで、ひょっとして痛い人?とチラリと思って
アマゾンの人狼城のレビュー見てたら
「容疑者X問題でケチついたね」と書かれてて
ん?どゆこと?
色々とぐぐってみたら・・・なんか萎えた
人狼城読んだ直後は他の二階堂蘭子シリーズ読む気満々だけど
俺の二階堂黎人氏は人狼城だけで終わることになりそうだ
作家は作品外で暴れたらいかんね >俺の二階堂黎人氏は人狼城だけで終わることになりそうだ
まあ、人狼城が最高傑作だと思うので、それでよいと思う。 >>465
ごめんw
じゃあ、短篇の「ロシア館の謎」読んで、長篇の『巨大幽霊マンモス事件』も読むということで。 人狼城の恐怖
第1部 傑作
第2部 序盤のオカルトが長過ぎて無駄
第3部 水増しがひどい
第4部 前半はおもしろい;後半は興醒め 人狼城は普通なら上下巻程度で書けるものを、世界最長とつけたいがためにダラダラ長くして冗長になった印象を持ったな、初読時に。 >>468
人狼がダラダラなら京極夏彦なんて読めないだろう
やっこさんの作品なんて内容は短編で済むはなしだから >>468
『人狼城の恐怖』はドイツ編・フランス編での「ほぼ同時進行で怪事件が起きる」が
作品の肝だから3冊は必要だと思う。探偵・解決編のダラダラっぷりは擁護できないが……。 二階堂氏の注釈を参考にしてミステリー集めてたわ
だから注釈はありがたいし、私の原点 >>463
俺も10年程前に同じ経路をたどったけど、自分が好きな物は自分の価値で選び取っていった方がいいと思うぞ
やったことも古野まほろみたいに擁護のしようがない事ではなく単に自分の本格論を開陳しただけだし、そういう一家言もってる作家がいてもいいじゃないか
ニッチな古典的作風を売りにしてる二階堂と、間口の広い大衆ミステリを指向してる東野じゃ、そりゃネット世論は東野の方に軍配が上がるのは分かり切ってるけどさ
それを根拠に二階堂が問題児だの人格破綻者だのクソ作家だの責め立てるのは、こんにちのTwitterを見れば分かるように叩けるネタがあれば寄ってたかって炎上させる弱い者いじめの構図と何ら変わらないからな
人間だからバイアスかかって読み辛くなるのは分かるけど、何年か経って心の余裕が出来た時に中古でもいいから手に取ってほしいと思う 二階堂はデビュー3年で東野の人気や評価を軽く追い越していったけど、4年目あたりから東野の猛追を受けてあっという間に抜き返されてしまった
蘭子10部作とか何だったのか? >>472
>それを根拠に二階堂が問題児だの人格破綻者だのクソ作家だの責め立てるのは、
おまえさんが一番ディスってるぞw >>477
そのタイトルみて面白そうに見えるのか?
読みたきゃ読め、後悔しても知らんぞ。 >>470
探偵・解決は1冊にまとめてほしかったな
そうすれば評価はもっと高くなったのに 新・本格推理の常連だった藤原遊子の正体が藤原宰太郎だったとは…
(ソースは「藤原宰太郎探偵小説選」)
二階堂先生は正体知ってたんだろうか? 『新・本格推理』は全部読んでる。
うろおぼえだけど、女性法曹家が出てくる短篇だっけ? >藤原遊子
なんとなく生硬な文章だったような記憶がある。つまらなくはないが、目を見張るようなトリックでもないような。 連投ゴメン。過去の「新・本格推理スレ」(2005)での藤原遊子「コスモスの鉢」評価。
少なからぬスレが「推理クイズみたい」と言っていて慧眼だなあw
・藤原のは推理クイズで 同様のネタを見たことがあるので評価に値しない。
…というか藤原サン、アンケートの内容がスゲエ鼻につくよ…。
・藤原サンのは心臓麻痺状態の「半落ち」の作者が書いた推理クイズ としか思えない。
・その話はおいといて、藤原の話。 アンケート回答を読んでムカッてきた。何様のつもりだあ!って。
作品については推理クイズって評した人がいたけど、確かにその通りだね。
・話題の藤原サンの話。 アンケートで自らのシリーズ探偵について「乞うご期待」
なんて言っちゃってるよ。 次も載るつもりなのか? ↓すでに12年前に答えは出ていたのか・・ていうか、応募作でセルフカヴァー?
888 : 名無しのオプ 2006/09/22(金) 01:31:17
どうでもいいけど、コスモスの鉢のトリック(植木鉢のヤツ)って、
同じトリックを藤原宰太郎の推理クイズ本で見たことあるんだが…。 >>481-485
女性っぽい名前だから、ゲドさんの愛人だとか枕営業でゲドさんと寝て載せてもらったとか散々な言われようだったよなw 講談社文庫の「イン・ポケット」が8月号で休刊らしいんで、
毎年秋恒例の文庫海外ミステリーのベスト10がなくなるんだな。
最近はゲドさんの文章、あれの投票コメントくらいしか読む機会がないので、
今年はまったくゲドさんの文章読まずに終わりそう。
(去年はちゃんと幽霊マンモス読みました) >>487先生のホームページの恒星日誌を読めばよろし。 >>488
日誌読む限りでは本当に悠々自適の生活っぽくてうらやましい。
まあ仕事はそれなりにしてるし、雪深い黒姫の生活もたいへんなんだろうけど。 ゲドさんはツイッターとかやらないのかな?
恒星日誌以外でも発信してほしい 忍者大戦の二階堂先生担当エピ
密書を運んできたのは忍犬だったはずが
2ページ後に伝書鳩に変わっているの
何か意味があるの? >>492
そんな本が出てたのね。
光文社の編集チェックが甘いのは、加賀美雅之のベルトラン・シリーズで、
変更前の当初の表記ヴァンコランが堂々と残っていたころから知ってたw
まあ、忍者ものだから忍犬が鳩に変化しても驚かないが・・・ 時代的に存在するはずのない成田空港を登場させちゃう人だから、犬が鳩に変わっても何ら不思議はないよ >>494
そういうのって編集や校正が無能な気がするけどね
言うなれば講談社の無能さでしょ 島田荘司の小説で
登場人物の名前が途中から変わって騒がれた事件があったけれど
文庫版では修正されたのかな… そういえば高田崇史のQEDシリーズの龍馬暗殺では
「船中八策を書いたことが暗殺の原因になったんだ!」
と前置きがあって持ち出されてきたのが名前のよく似た「新政府綱領八策」の条文だったミス
文庫版の増刷分でもまだ修正かかってなかったぜ。
読者も編集者も気づかなかったのかな。 QEDは、設定上の年代にまだ出版してない出版物が頻繁に出てくる(登場人物が読んでいる)ことに気づいたから、都合の悪いことは見なかったことにしている。
設定年代=執筆時点で、登場人物が年齢をとらないドラえもん時空にしておけばいいやんとは思うが。 今年のゲドさんはあんまりパッとしなかったけど、来年こそ本格ミステリ大賞を獲るくらいの大傑作を書いてくれるって信じてる。 手塚治虫関係の書籍がライフワークとか言ってたような・・
個人的には去年『幽霊マンモス』が読めただけで満足。
あれがゲド先生的には最後のロウソクの燃え上がりだと思っている。 相変わらず何でマンモスなんだとか
双面獣ばりの無茶なスペック説明とかツッコミどころがあったけど
まあ面白かった
でもたまには色物じゃなくて吸血の家みたいなスタンダードなの書いてほしいよ 二階堂蘭子って館シリーズみたいに刊行順に読んだ方がいい?
マンモス読みたい 《超悪質!盗聴盗撮・つきまとい嫌がらせ犯罪首謀者の実名と住所/死ねっ!! 悪魔井口・千明っ!!》
【要注意!! 盗聴盗撮・つきまとい嫌がらせ犯罪工作員】
◎井口・千明(東京都葛飾区青戸6−23−16)
※盗聴盗撮・嫌がらせつきまとい犯罪者のリーダー的存在/犯罪組織の一員で様々な犯罪行為に手を染めている
低学歴で醜いほどの学歴コンプレックスの塊/超変態で食糞愛好家である/醜悪で不気味な顔つきが特徴的である
【超悪質!盗聴盗撮・嫌がらせつきまとい犯罪者の実名と住所/井口・千明の子分たち】
@宇野壽倫(東京都葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸202)
※色黒で醜く太っている醜悪黒豚宇野壽倫/低学歴で人間性が醜いだけでなく今後の人生でもう二度と女とセックスをすることができないほど容姿が醜悪である
宇野壽倫は過去に生活保護を不正に受給していた犯罪者です/どんどん警察や役所に通報・密告してやってください
A色川高志(東京都葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸103)
※色川高志は現在まさに、生活保護を不正に受給している犯罪者です/どんどん警察や役所に通報・密告してやってください
【通報先】
◎葛飾区福祉事務所(西生活課)
〒124−8555
東京都葛飾区立石5−13−1
рO3−3695−1111
B清水(東京都葛飾区青戸6−23−19)
※低学歴脱糞老女:清水婆婆 ☆☆低学歴脱糞老女・清水婆婆は高学歴家系を一方的に憎悪している☆☆
清水婆婆はコンプレックスの塊でとにかく底意地が悪い/醜悪な形相で嫌がらせを楽しんでいるまさに悪魔のような老婆である
C高添・沼田(東京都葛飾区青戸6−26−6)
※犯罪首謀者井口・千明の子分/いつも逆らえずに言いなりになっている金魚のフン/親子孫一族そろって低能
D高橋(東京都葛飾区青戸6−23−23)
E長木義明(東京都葛飾区青戸6−23−20)
F若林豆腐店店主(東京都葛飾区青戸2−9−14)
G肉の津南青戸店店主(東京都葛飾区青戸6−35ー2 先生のホームページと日記は実家のカレーのような安心感がある
まだまだ元気でいて面白い新本格に挑戦し続けてくださいね ゲド先生、この先いくら傑作書いても党派的な問題で本ミス大賞はとれないだろうし、
本ミスベストテンもろくな順位にランクインできないんだろうなあ、と思うと切なくなる
幽霊マンモスで本ミスベストテンあの順位だもんな… 人狼城の恐怖を読み終わったんだけど、最後の奴なんなの?
人に憑依する幽霊みたいなのでてきたけど、オカルトOKなの? 本格ミステリーで?
あと、探偵ってもったいぶってるやつは多いけど、蘭子みたいな小娘にもったいぶった態度とられると普通にイラッとするな
さっさといえよ、小娘が!って感じで
どっかドジっ子属性でもないと、ただの生意気で可愛げのない女だな、蘭子は
蘭子が推理合戦に負けたり、辱めに合うような、胸のスッとするような話はないの? >>507
先生の作品には何作か最後にお遊び程度のオカルト要素で締めるやつがある
本筋のトリックだのには関わってないからいいんだけど >>507
『地獄の奇術師』では中途半端な証拠を基にドヤ顔で推理を披露するが
想定外の反証が出て撃沈・・・・・・という場面があります。
(クイーン『ギリシャ棺』へのオマージュ?)
>オカルトOKなの? 本格ミステリーで?
オカルト部分を無視しても推理が成り立つ(むしろ、そのほうが真相を見抜きやすい)のでOKかと。 >>502
刊行順に読む必要はない
しかしマンモスの前にロシア館を読んでおいたほうがいい >>507,509太田忠司の狩野俊介シリーズ第1作で、同じこと(捜査の途中で推理を披露、反証が出て撃沈)をやってる。
これもやはり、クイーンへのオマージュだろうな。
でもこのプロセスをちゃんと描いてると、探偵がもったいぶった態度をとることの、ちゃんとした理由付けになってるとは思う。 鬼蟻を読んでいるけど、民俗学的ミステリーでいいじゃん
文体も読みやすい
諸星大二郎好きには堪らんと思う
主人公のリカちゃん人形好き設定は滑っているけど >>512
鬼蟻はなぁ…
長野五輪の数年前という時代設定にしては、会話の文体が古すぎるんだよな。「〜なんじゃよ、水乃さん」とか言う年寄りが出てきた気がするけど、違和感がすごい。
あと、トリックははっきり言って下らないというか、チャチだから期待しない方がいい。
全体を通してみればそこそこ読ませるんだけど、ピンポイントでみるとうーん、という感じ。
よくこれで本格ミステリベストに10何位とはいえランクインしたな、と思う。 >>513
あのトリックは、田舎の警部さんあたりが物語中盤で「よーし、分った!」
と早合点して披露する、捨て真相レベル。 >>513 >>514
二階堂センセは「困難は分割せよ」に忠実すぎてメイントリックがショボい印象がありますね。 >>515
ゲドさんのは結構読んでるけど、
民俗学ってのとも少し違う気がするなあ。 30年後くらいに、「平成時代の新本格ミステリー作家」という本が編まれたら、
ゲドさんはどのような評価を受けるだろうか。
とりあえず『人狼城』があるし、2ページくらいは割いてもらえそうなんだが。 さっき『地獄の奇術師』を読み終わったんだけど、なんだこれ。
他の作品もこんなにレベルが低いの?
ギネス記録の『人狼城の恐怖』が気になってるんだけど、『吸血の家』以降を読む気がしない。 >>520一応「地獄の奇術師」が最低レベルという共通認識はあると思う。
短編集の「ユリ迷宮」を持ってたら、そっちに収録の「ロシア館の謎」を先に読むのもいいかも。 >>520
どこが気に入らなかったかによります
・蘭子そのものが嫌い → 人狼城「ドイツ編・フランス編」の2冊だけを読む
・トリックの継ぎはぎ感がダメ → 以降の作品はマシになっています
・(メール欄)なのが納得できない → 諦めましょう
>>521
蘭子シリーズだったら「ラビリンス」系統のほうが低レベルな気がする・・・・・・ >>522
警察官が無能すぎませんかね。
つまり、4番目の理由です。 いや、上のレスはふざけ過ぎだった。すまない。
端的に言うと、トリックが簡単すぎて何の驚きもありませんでした。 いや、ふざけすぎでも何でもなく、ゲドさんの小説のほとんどに共通する欠点だと思う。 >>524
ゲドさんは、「トリックより、ロジックより、プロットが大事」派だからなあ。
トリックのひねりのなさはどうしようもない。
※なお、先生のプロットの出来がとてつもなくすばらしいとは言っていない。 >>524
精一杯擁護すると「読者が解けるように書いてある」から(震え声)。
*『人狼城の恐怖』もトリックだけを抜き出すと既存作品の寄せ集めと言えなくも無い >>524
トリックが面白いのはやはり人狼の中に出てくる密室の内2,3個ぐらい
後は幽霊マンモスのトリックには驚かされる、やり過ぎだけど みんなレスありがとう。何と無く状況が分かってきました。
要するに、横溝正史の(メール欄)を読んでいなければ楽しめた(かも知れない)、という事でしょうか。
同じ作品に対してこのスレの意見が分かれているのも、つまりはそういう事ですよね? 兎に角デビュー作から4作目までは文章が酷いからな
中学生でも文章力のある奴ならアレぐらいは書けそう
プロレベルの作家が書けば遥かに面白くなっただろう。
カーと乱歩の装いというアイデアは悪くないから 折原一と一緒で、5年に一度くらい、なぜか無性に読みたくなることがある。 >>519
昔読んだ、確か千街さんが編んでた本格ミステリ100?って本で
人狼城がまさに2ページ紹介されてたけど
少し言葉を濁して先生の日頃のスタンスに言及してるだけだったような 生前は評価の低かったカガミンこと加賀美雅之氏が亡くなった時、
このスレではけっこう真面目に追悼していた記憶があるので、
ゲドさんも盛大に惜しまれるような気がする。 最近このスレ書き込みが増えて嬉しい
加賀美先生は二階堂先生と親交深かったんだっけ…双月城も面白かった まあ、『吸血の家』『人狼城の恐怖』『巨大幽霊マンモス事件』(前日譚の短篇も込み)あたりは、
読んで損はないかな。大仰な文章が合わない人もいるだろうが。 >>535
加賀美雅之は『双月城』はまあまあ面白かったけど、次の『監獄島』でしくじったからなあ。あの読みにくい文章で、分厚いノベルス上下巻はきつかった。
次の『風果〜』は少しはマシになったけど、まだまだクドイ文章だった。
でも三津田信三も『マジモノ』(ハードカバー)『マガドリ』(ノベルス)あたりは
とてつもなく読みにくかったのに『クビナシ』でいきなり読みやすくなったから、
加賀美雅之もいずれ化けてたかもしれん。そう思うと惜しい。 >>537
マジモノはメイントリックがメール欄なのに
あの文章でちゃんと書けたのはすごいし評価はされるべきだと思うよ
ゲド先生は地の文や会話は大仰だけど個人的には特に読みにくくはないんだよね
何でだろう…薀蓄が少ないからかな(薀蓄があっても「これから薀蓄流しますよ」という感じなので分かりやすい) >>537
加賀美さんの作品は文庫版だと多少マシかもしれないです。
『風果〜』と短編集は文庫化の見込みがなさそうですが・・・・・・
>>538
某作家のスレで「二階堂センセの文章は小学生レベルだが、小学生レベルゆえ
何を書いているか理解できる。○○(その作家)は本当に何を書きたいのかがわからない」
という書き込みがあったのを思い出した・・・・・・ まほろ先生の天帝のはしたなき果実が何書いてるのかまったく分からなくて途中で読むの止めた身としては
確かにゲド先生の本は小学校の図書館のジュブナイルみたいな読みやすさを感じる
乱歩もカーも図書室にあったしね
今の図書室って綾辻行人が並んでるんだっけ >>538
自分は『マジモノ』は何かのランキングで評価されてたからハードカバーを読んだクチ。情報なしで読んでたら、途中で挫折していた自信がある。
文庫化されたときに改稿されて読みやすくなっているといいんだが。
文章に関してゲドさんは、
光文社の「本格推理」コンテストで投稿作にいろいろ指摘していたが、
「おまえがいうな」的ところが多々あったのがご愛嬌。 鬼蟻読了
それなりに面白かった
もっと民俗学的要素がほしかったな 本棚整理したら1999年のメフィストが出てきたんで再読
この人の文章って晩年の栗本薫みたい >>542
鬼蟻はトリックがイマイチどころじゃないからなぁ…
多少、バレバレにならないように工夫しているのは感じるけど、でもバレバレなんだよな。 >>537
加賀美は新本格推理に載っていた短編は悪くなかった。
でも、「首吊り判事邸の奇妙な犯罪」だっけ?原のアンソロジーに載っていたやつは、短編だけど酷かった。
ある意味、ゲドさんとつるんで損したかも知れない。古臭いトリックと陳腐な設定を連発していたら普通は消えていくのに、本格理解者派系と見なされて変に生き残っちゃった感がある。 ゲド先生は党派性のしがらみで桜庭一樹の赤朽葉家の伝説を優れた本格だと褒めたりするからなぁ
こういう政治性じゃなくて自分の古臭い価値観に合わせて良いものは良い、悪いものは悪いと断言するのが良かったのに そういう党派性はダメなんだ、だから既存のベストテンでない新しい枠組みで本格をランキングしないと、と俺ミス創刊号の巻頭言で力んでいた島荘だったが、
何の間違いか「黄金の本格ミステリー」の選者に、党派性を除いたら何も残らないようなゲドさん、こもけん、つずみが選ばれてしまうという倒錯。 吸血の家はゲド作品の中でよく推されるけど悪霊の館は全くと言っていいほど話題に挙がらないね
個人的には密室トリックがいまいちピンとこなかったんだが >>549
もう20年以上前に読んだんでうろおぼえだが、
『悪霊の館』は、探偵も未解決の密室がなかった?
違ってたらごめん。 >>539
>某作家のスレで「二階堂センセの文章は小学生レベルだが、小学生レベルゆえ
>何を書いているか理解できる
さすがに小学生は言い過ぎだが、ネーミングセンスは小学生っぽいかな。
「ぼくの考えた最強の怪獣グドラギャラーン」みたいな。 「ジゲバドギ号」とかね
ゲドババァ!もその流れで出たオノマトペだよね
昔のSFに対する愛が伝わってくる
てか手塚治虫ファンクラブの初代会長だったの何気に凄くないか 舞台を戦前、乱歩ワールドに設定した方が面白くなると思う
二階堂がまだ探偵小説に興味を失っていなければだけど >>553
評判のあまり良くない地獄の奇術師も魔術王事件も好きですわ
逆に先生はSFにかまけるとあまり面白くなくなる 「SFを書こう」→「せや!電子頭脳にコンピュータってルビ振ったろ!」という人だからなぁ 聖アウスラ修道院を読んでこの人って知性や教養がほんと小学生レベルって思った。
笠井潔のサマー・アポカリプスなんかと比べちゃ酷だが。 知性的に思えないのは文章があまりにも平凡すぎるからだろ
でもマンモスとか読むと大分上手くなったなぁと感じるよ 幽霊マンモスは、氷雪の描写がなかなかよかった。
さすが長野県在住。 幽霊マンモスってセンスはどうよ?と思ったが60年代SFを愛する先生のセンスだからなあ
まぁ何年も前から書く書く言ってたものをちゃんと書いたのは良いよ
震災絡みであれこれあったっぽいけど センスの無いタイトルなのは間違いない
あれじゃ誰も買わんわ >>561
あの時代錯誤なセンスは嫌いじゃないです(小声) >>562
時代錯誤というかジュブナイル的
無論子供に薦めちゃいかん内容だが 幽霊マンモスが今の所最後の長編かな
水野サトルシリーズでもいいから新作書いてほしい
覇王の死以降の蘭子を描いたものを一番待ってるんだが 二階堂のセンスや文章って良くも悪くも乱歩的なんだよ
上に笠井潔と比較している人がいるけど、それって乱歩には小栗虫太郎みたいに衒学趣味が無いから教養のレベルが低い!って批判してるようなもの
B級小説感も含めてパスティーシュしてるのにそこをセンスが無いの一言で切り捨ててる人って二階堂に限らずちゃんとした文脈で小説読めてるのか疑問 >>566
B級小説の雰囲気も含めてパスティーシュするのと、何を書いてもB級小説になっちゃうのとは違うんだぞ。 >>566
「センスが悪い(だけど嫌いじゃない)」と言っているのを
「センスが無い」と誤読してませんか? 悪いエログロも無いし小学生相手にキャッチーなタイトルだし
ミステリ入門編として先生の作品を小学校の図書館に置いてみてはどうだろう
ジュブナイル的な雰囲気もあるし読みやすいぞ ゲドさんは容疑者X論争の時に、まともに議論はおろか話すら通じないことが露呈したのが致命的だわなぁ。
Xは本格ではない、という意見も当然あっていいんだけど、あまりにも脆弱な理論(ですらない、ゲドさんの思い込みと独断による産物)で突っ込んでいって相手にされず、
本格理解者の俺様のご高説に耳を傾けない愚民どもが悪い、と言いたげな態度を崩さなかったことで、曲がりなりにも業界で占めていた一角のポジションを失って、ただの痛いおっさんになった感がある。
最近、屍人荘の今村昌弘に噛みついた山口雅也もすっかり老害扱いだけど、あれはあくまでも俺はこう思う!今村けしからん!と喚いているだけだからいい。
ゲドさんの場合、俺様が正しい!という意識が強すぎるから、議論の渦中でもキワモノになっちゃった。
本格という側面もあるよね、でも本格とも言い切れないよね、という業界全体の空気をつくることに心を砕いていれば、ここまでバカにされたり落ちぶれることもなかっただろうに。残念だな。 >>572
トヨザキだったと思うが、「議論すればするほど、気の毒なことになっちゃって・・」
と言っていたけどまさにその通りだった。意見を言えばいうほど痛いことになっていた。 殊能先生も自分の日記で遠回しにネチネチとゲディを批判してたね
「本格じゃないミステリが本格の賞獲ったの痛快でいいじゃん」的な論旨で
てかあの頃はまだ殊能将之先生ご存命だったね。黙祷 あの容疑者X論争も、「俺ミス」創刊に繋がったと思えば意義深い。
まあ、「俺ミス」が本格ミステリの歴史においてどのような意味があったのかは(ry 容疑者X論争に関しては二階堂の迷走よりも
笠井の「容疑者Xは難易度の低い本格」発言で面目を潰された自称ミステリ通達の赤面発狂劇の方が個人的には面白かった 笠井はああいう議論というか好きそうなので、あえて火に油を注いだ感があるような。 別に犯罪やった訳でもないのに13年前の失言を何度も蒸し返す奴のほうが怖いわ
しかも本格観の違いで衝突していただけでゲド先生も小説としては優れていると認めていた訳だろ?
100歩譲って「二階堂見損なったわ、もう二度と読まない!」と離れるなら理解できるけど未だに粘着し続けるって・・・
愛情のかたちがよっぽど歪んでいるのか、ケチつけられた事が悔しくて仕方がない東野信者なのか ゲド先生の作品の犯人は大抵共犯者がいるね。単独犯は少ない印象。 >>578
本格観の違いっていうけど、単にゲド先生は俺が本格だと思わないから本格じゃない!と言い張っていただけだと思うけどな。
失言かどうかはともかく、ある意味、後世に語り継がれることだったとは思うよ、容疑者X論争におけるゲド先生の立ち回りは。
今、そんな話題を繰り返しても仕方ないとは思うけど、最近の本格ミステリ界の激変を見ると、どうでもいいことで長々と論争していたもんだな、と思う。 >>578
俺はネット始めて最初に触れたのがX論争だったから印象に残ってる
読者も参加できるしある種の潮流も作れてたし たまには論争もないとと少し寂しく思う
海外は普通にありそうだけど 亡霊の館の殺人だっけ?で
カーの分別リスト載せてくれてたのは良かった
有名所しか読んだ事無かったから参考になったよ
それはそうと本編に出てきたゴブリンは何だったんだよ
本物の魔物だったのか >>583
亡霊館はトリックはちゃっちいけど、見せ方はうまいわな。
ゲドさんの最高傑作はロシア館だし、中短編は悪くないものがちらほらある。
世界最長の人狼城を誇るわりに、長ければ長いほどボロが出る。 >>580
>どうでもいいことで長々と論争していたもんだな
「健全」「非健全」,「本格」「変格」,「純文学」「非文学」,「社会派」以来の伝統ですし・・・・・・ >>580
>単にゲド先生は俺が本格だと思わないから本格じゃない!と言い張っていただけ
これに尽きる・・ 本格の概念も島田御大のハイブリッドヴィーナスからかなり変わったと思うけど
ゲド先生は古城・密室・名探偵の説法みたいなのをまだ唯一無二としているのかな
まぁ最近のラノベもどきの表紙や内容は自分もあまり魅力を感じないので老害化が進んでるんだとは思うが >>587
唯一無二と言うよりは「むやみに『本格』の定義を拡張するな」じゃないかな?
(乱歩が「販売戦略もあるのだろうが、何でもかんでも『探偵小説』はいかがなものか」と主張したのと同じ)
ただ、「狭義の『本格』とは?」に対する回答が「自分が『本格』と認めたモノ」に
なってしまっているのがセンセの問題点だと思いますが。 本当にコテコテの本格ばかり本格認定しているのなら筋は通るんだけど、ゲドさんは桜庭一樹の赤朽葉や私の男に本格の技法が使われていると言い出したり、身内贔屓が激しいし、極端に党派性を持ち込んでくるタイプだからなぁ。
結局、本格の定義ガーと人一倍言いながら、定義らしい定義もろくに示せない時点でゲドさんの敗北は見えていたんだけど、悪足掻きしてトンデモな自説を発信しまくったから、トヨザキが言うところの「書けば書くほど可哀想になった」有様だった。 そういえば、「俺ミス」に寄稿してたつずみ綾さんって、今何してるのかな。
日本語の文章がかなりアレだったので、ライターの仕事があるのか心配。 久しぶりに実店舗の本屋行ったらゲド先生の本殆ど置いてなかった
でも島田や我孫子辺りもあまり無かったので時代かね
古野まほろの本はたくさんあった >>588
謎が主題に成っていて
謎を解く手がかりが全て予め提示されていれば全部本格
スリルやサスペンスがメインだったり、
謎を解く手がかりが提示されていなければ変格
結論がSF,オカルトの人狼はその真ん中 >>591
古野まほろといえば騒動の悪質さ、話の通じなさで言ったらゲド先生を遥かに凌いでたけど
瞬間最大風速の割りにほとんど話題に上がらなくなったね(つい数年前の話なのに)
別に作家が品行方正である必要はないと思うけど、飛んでくるリプに一生「こっちは命張って作家やってんだ!」の一点張りで本当に東大出てるのか疑問に思った >>593
Twitterで誹謗中傷繰り返してたら炎上して
命の危険を感じるとか言ってアカウント削除したんだっけね
容疑者X論争の時はゲド先生含めて特にそんな危険は無かったように見えたけど
サイトの掲示板削除したりと馴れ馴れしい読者からは距離置こうとしてたね >>594
サイトの掲示板削除は、自分が雑誌や恒星日誌で好き勝手言っていたら、巽昌章とか明らかにゲド先生にとって勝ち目がなさそうな論客が直接乗り込んできたので、論を交わす場そのものを閉鎖した、という印象だなぁ。 探小研の蔓葉氏も公開質問状を出してたような記憶があるが、あれどうなったんだっけ。 今は懐かしのアレクセイが掲示板で荒れ狂ってたから…
てか最近知ったんだけど竹本健治のウロボロスのどれかにアレクセイ出てたんだな
ミステリファン冥利だな つずみとかツールバーとかアレクセイとか懐かしい名前が次々とw
黒田研二とか今何やってんのかな X論争って肝心の東野圭吾は何か言ってたの?
最後は島田荘司が一喝して尻すぼみ的に終わったのは覚えてる >>599
東野は、「読んでくれた人がそれぞれ判断してくれればいいです」みたいな優等生コメントだったような。 そう言えば二階堂氏掲示板の常連だったジャムとかいうのも今何してるか
気になる(僕のヒロインキャラを映像化してくれるなら堀北真希で」と書いて
当時のスレ住人に嗤われてた) 自作のクソみたいな小説を自分のホームページに載せて、ゲド先生にも読んでくれとか言っていたな。200年かかっても陽の目を見なさそうな、箸にも棒にもかからない駄作のようだったけど。 その点、光文社の本格推理コンテストに応募してた自称門下生の青山蘭堂はえらい。
別名義でプロデビューしてるっていう噂、本当なんだろうか。 青山のあのベッタベタな、加賀美雅之未満の作風が新本格推理以外で受け入れられるとは到底思えない。 鮎川先生がゲドさんをどう評価していたのか知りたい。 >>604
加賀美氏は、最近の『本ミス』で『風果つる〜』を推してる評論家から、
「小説が下手だった」と身も蓋もないこといわれてたな。
「だんだん上手くなっては来ていたのに」、とフォローはしていたが。 上で名前出てる汀や古野の作品は読んでて今どういう場面なのか分からないし読後も頭に入ってないな
その点ゲド先生や加賀美さんのミステリは王道を征く「探偵小説」だからここで言われているよりはスッと理解できる
これは小説の上手下手ではなく自分が馬鹿だからかもしれないけどな ベタベタでアクの強い作家がいてもいいと思うのだが時代に淘汰されてしまうのかねえ いまゲド先生以外でベタベタなミステリを書く(書ける)作家ってどれくらい居るだろう
小島正樹が島田荘司スピリッツを引き継いでるように見えるが ベタベタというか、コテコテな古典本格(不可能犯罪とか超常現象とか伝説とか)を
前面に出してるのだと、三津田信三? ゲドさんよりだいぶ工夫を凝らしているけど。 >>609
>小島正樹
引き継ぎすぎて 「魅力のない探偵・ワトソン役」「しょぼいトリック」「権力の闇()を暴く」の
三重苦に陥っているような気がする 島田荘司の「奇想」には程遠いな、という印象。>小島正樹
タイトルも「武家屋敷の殺人」とか「呪い殺しの村」とか、なんか味気ない。ゲド先生の「巨大幽霊マンモス事件」もなかなかのもんだけどw
「天に還る舟」のもともとのタイトルが「長瀞町の殺人」だったと知った時はぶったまげた。もうちょっとヒネれよと。
まぁ、今や数少ないゲド先生好みの作風で書き続けている一人だとは思うけど。 島田御大もタイトルセンスはアレだからなあ・・
新人賞選考委員やってたとき、岸田るり子の
「屍(しかばね)の多い密室」を「密室の鎮魂歌(レクイエム)」に変えさせたって御大だっけ? ゲド先生の「増加博士と目減卿」には誰も敵うまいw
そういう意味ではゲド先生のネーミングセンスもなんつーか、いまいちだよな。 いろいろ平行して書いてるから単行本になるのは時間かかるみたいなこと本格ミステリベストで言ってたような別の作家だったかな 最近は手塚治虫関係のお仕事に力入れてるんじゃなかったっけ? 久しぶりに恒星日誌を見に行ったら先生アシナガバチに刺されてえらい手が腫れてた 先生の生活感あふれる恒星日記好きだったわ
まだ物質転送機で本を取り寄せたりしてるのかな
>>615
増加博士と目減卿はむしろ先生の作品の中では上手いこと言った感のあるタイトルだと思った
幽霊マンモスや宇宙船ギガンテスとかはあれだけど先生はそんなにタイトルのセンス悪くないとは思う
悪霊の館とか吸血の家とか味気ないのが多いけど 生粋の都会人だったゲド先生がすっかり田舎に染まってる >>590
つずみ綾さんは、千街氏が雑誌か何かでボロクソにこき下ろしていた記憶。
チェスタトンの翻訳問題とかのせいかもしれんけど、
つずみさんが本格畑の人たちの一部からよく思われてないのが分った。
まあたしかにライターとしてもいろいろ物足りなかったけど。 教養貴族を自称するには、あまりに教養も読解力も想像力も常識も欠如していたね。 >>624
ああ、自分が読んだのこれです。記憶にあるより辛辣だったw
個人的にはいつぞやの『俺ミス』記事で、「蝶番」が何か分かっていないのも衝撃でした。 気の毒なくらい文章力がなかった。>つずみん
難しい単語をつかって評論っぽい文章を書こうとしていたのはわかるが、空疎で中身がなかったな。
日本語の誤用が多かったのも残念だった。 >>629
アフリカの酋長の娘みたいな顔した女だよ 『マンアライブ』の翻訳はもちろんのこと、『俺ミス』のライターですら荷が勝ちすぎてた。本人の能力以上の仕事を任されて、気の毒だったともいえる。>つずみん あとコレ。大ベテラン作家に、→「一本取ったおつもりですね」 ゲディ先生は取ってつけたような解説はあっても衒学趣味は無いから本筋から逸れず読みやすい
最近竹本健治や笠井潔の本読むのがきつくなってきた >>631
マンアライヴのつずみ訳はフルボッコにされても申し開きのしようがないゴミだったと思う。
自分の誤った知識を前提にチェスタトンが間違っているのだと言わんばかりの訳注とか、常識外の振る舞いを捨象しても、訳文が酷すぎる。
大森望が指摘していたが、そもそも英文和訳レベルのミスが散見されたというし。難解な原文を訳す力がなかったとみるべきだろうね。
にも関わらず、小森が事実上探偵小説研究会で後ろ盾のようになっていたからか、俺ミスでは良くも悪くも大活躍だったなw
まぁ、ゲドさんは散々評論家勢(容疑者Xを高く評価していた人も含まれる)を腐していたわりに、自分の一派にはそのレベルに達する評論すら書ける人間がほとんどいない、という惨状を俺ミス刊行によって自ら晒してしまったわけだが。 >>635
コモケン、ちゃんとつずみの文章チェックしてやれよと当時は思いました。 言ってることは至極正しいが、千街もヤな奴だなーと思った >>637
よほどムカついていたんだろうというのはよく分ったw ただでさえ活字離れが進んで、本格ミステリーの読者も減っているのに、容疑者Xでワーワー言ってさらに本格離れを加速させている連中が、
千街が言うところの「本格理解者が主導権を握れば本格のムーブメントが復活する」みたいな調子なんだから、そりゃあそこまで書きたくもなるわな。
ゲドさん含め、「無能な評論家どもに本格が何であるかを教えてやる」みたいな低次元でしか論議できない本格理解派系のお陰で論争自体が不毛なものになった。 この夏、「彼方のアストラ」ってSFアニメがあって、この漫画の連載時は、綾辻とかミステリ系列の作家が、こぞって褒めてたらしいのな。
ところが今回のアニメ放送で、SF信奉者が「この『彼方のアストラ』という作品にはSF的に瑕疵がある」みたいな感じで、こてんぱんに貶してたのな。
そこで、「だからSFというジャンルから読者が離れてしまうんだよ、ミステリ系読者は、この作品をちゃんと認めてて懐が深いのに」って意見も出てきてたのな。
……何が言いたいのかというと、まあ、隣の芝生は青く見えるのかなと…… あの論争にそこまで影響力あるわけねーだろ
ただの内輪もめで、一般読者には何も届いてない
活字離れはともかく、本格の読者が減ってるとかも簡単には言い切れないな
そりゃ90年代の豊穣さに比べたら作品の質は落ち着いてるけど
社会派やトラベルミステリーに擬態せざるを得なかった時代よりはマシでしょ 表紙はアニメもどきのラノベ絵のミステリ増えてるけどね
麻耶雄嵩なんかは元々そっち系の趣味があるから一概に表紙変わって嫌だとか言えないけど
今でも館モノや探偵のキャラ萌え前提の作品はコンスタントに出てるし
三津田も質は落ちても多作だし年中冬のSFに比べるとミステリは安定してると思うよ
社会派も罪の声や教団Xは面白かったし >>641
本格の読者人口自体は減っていると思うけどね >>640
「SFは身内で足の引っ張り合いをしているから他ジャンルと比べて売れない・活気がない」
とは昔から言われていたことですよ。 ハゲトハゲト言われていた時期と比べると、ゲドさん、ゲド先生という呼称には不思議な親しみがあるw 蘭子の息子が成長して名探偵になるまで構想は練ってるんじゃないかな ゲドさんはもうあんまりミステリに意欲ない気がするけどなあ。
初期の佳作『吸血の家』
中期の傑作『人狼城の恐怖』
末期の良作『巨大幽霊マンモス事件』
これだけ後世に残したんだし、もう思い残すことはないだろう。 >>648
探偵となった息子が殺される → 蘭子が現役復帰 と予想 ことしの「ミステリーズ!新人賞」の予選通過作品眺めてて、森輝喜の名前を見つけた。
ゲドさんが選者やってたころの光文社の新本格推理の常連だった人。
なつかしくてぐぐったら、乱歩賞とか毎年応募しているんだな。 >>651
新本格推理スレにも本人っぽい書き込みがあったな。書き込みをした奴は自分は森じゃないと否定していたけど、書き込みの内容からいってあれは森本人だったと思う。 懐かしい話題だなあ、とぐぐってみたら、12年前の自分の書き込みをみつけた・・・
>258 :名無しのオプ:2007/07/14(土) 01:33:50 ID:Tl9BmzRW
>森氏に。
> 乱歩賞の応募作に 「鬼の棲む滝」 はないだろう・・・ >>649
千階氏も言ってたけど、人狼城を書いただけでもゲドさんすげーわ ゲドさんもすっかり手塚治虫研究の第一人者みたいになっちゃったな。
このミスの隠し球とかでもミステリに言及しなくなっちゃったし。 >>649
今にして思えば
第一次本格ブームは
「本陣殺人事件」から「悪魔の手毬唄」までの13年間
第二次本格ブームは
「十角館の殺人」から「人狼城の恐怖」までの12年間
だったんだと思う
人狼城は本格派の一大フィナーレみたいな作品
これ以上の作品を書くのは厳しいだろう 初めて読んでるのが『奇跡島の不思議』なんだけど、これ読む価値ある?
最初のキャラ紹介の時点でキツいんだが >>660
なぜ『奇跡島』を読もうと思ったんだ
俺は嫌いじゃないけど、初ゲドの人には絶対おすすめしない作品だ
『ユリ迷宮』とかにしておけばいいのに >>660
クソガキに殺意を覚えたい人には5倍のお勧め! 奇跡島はなぁ……
とりあえずゲド先生って人間を描くのがほんっっっっっっとーーーーに嫌いなんだなと思わされた一冊だった
ミステリ部分は先生基準で普通だと思うけど クローズドサークル好きなので選んだんだけど他のにした方が良さげね…
オススメされたユリ迷宮ってのと、評判の良さげな人狼城を読んでみます
ありがとう! 人狼城は読むの大変だから、長編なら比較的評判の良い巨大幽霊マンモス事件にしては?ロシア館の続きみたいなものだし。 巨大幽霊マンモスは二階堂のミステリ観を知った上でよんだほうが驚ける 人狼城は、内容が濃いからサクサク読めるけどな
俺は退屈するシーンが殆ど無かった 人狼城は厚い文庫×4で読んだけど面白くて最後まで熱中できた
京極の本読んでる感覚だったよ
水野サトルシリーズや幼児探偵のやつも肩の力抜いて読めるから好き
聖域の殺戮や亡霊館はきつかった 『人狼城』は「ドイツ編・フランス編がほぼ同じ話の繰り返しなので飽きる」という
感想を持つ人もいるらしい・・・・・・(そこが肝だと思うのだが)。
また「探偵編は 蘭子がクスリと笑って ばかりでイライラする」というのは否定できない。 >>669
学生の時にリアルタイムでノベルスで読んだが、1巻と2巻の刊行がだいぶ空いてたんだよね。
だから当時は話の内容をちゃんと覚えていたか心もとない。
逆に、全部刊行されてから1−4巻を一気に読んだ人は、1・2巻の内容がかぶると思うのかもしれない。
さじ加減が難しい。 先生に今年は蘭子シリーズの新刊出して欲しい
短編集でもいいから 人狼城は、二十年ぶりくらいに再読して場合、
初読時と同じように楽しめるかどうか、という心配がある。
楽しい読書記憶はそのままでとっておきたいし。 俺は4冊一気に読んだけど
普通に面白かった
ドイツ編よりフランス編の方がテンポよく面白かったから
逆から読むとちょっと怠いかも
コミック化すればもっと世に知られる作品になるのに 先月『吸血の家』を読みました。面白かったです。
ちょっと偶然に頼り過ぎている気もしましたが、推理小説では良くあること。
他の作品も、このペースで読んでいこうと思います。 >>605
新本格推理のスレで「二階堂君は熱意は凄いんだけどね…」と言っていたと見た気が 日誌よむかぎり、お元気そうだ。
『御城の事件』というアンソロジーを編んだみたいだけど、こういう企画好きね。
書籍売り上げ受難のこのご時世に、こういう企画を通せるのも結構すごいと思うんだが。 >>679
何か自分の新作について書かれてましたか? >>678
『忍者大戦』もそうだけど、時代小説とミステリー双方のファンを取り込む上手い方法だと思う >>682
自分の作品ではなくて手塚治虫について語ってるよ
毎日新聞オンラインのほうだから検索すると記事は出てくるけど有料 >>684
ありがとうございます。
ひょっとしてゲドさんは手塚方面の業績で、後世に名を残すのかも・・ 先生はすっかり政権批判しなくなったね
寄る年波で人間が丸くなったのかな ところで、世界最長の推理小説って、今も「人狼城の恐怖」なの?
宮部みゆき「ソロモンの偽証」とかいう強力ライバルが登場したと思うんだが、抜かされてない?
お互いの頁数を厳密に比較対象した訳じゃないから何とも言えないけど。 綾辻の暗黒館もめっちゃ長かったような
暗黒も人狼も文庫版で4分冊なんだけどどっちが長いんだろう 文庫の暗黒館は人狼城の頃より文字が大きいので、厚さ的に人狼城の方が長いと思う。宮部との比較は分からん。 ソロモンは原稿用紙で4700枚と書いてあった
人狼は文庫本で4000ページ以上なので人狼の方が遥かに長いだろう
塗仏の宴も長いが、あれはちょっと趣向が違うかな? 本格ミステリー史においてゲド先生は「第一回鮎川賞・佳作」「世界最長の人狼城」、
「光文社本格推理・2代目編集長」、「容疑者X本格論争」、「俺ミス創刊」、
などネタには困らないが、50年後にどのように位置づけられるかは興味深い。 てか新刊全然出さないね
古城!密室!糸!オカルト!乱歩!ですわ!の古典的なミステリーを久しぶりに読みたいのにさ 浦賀和宏が数か月前に亡くなっていたのを初めて知った。
カガミンもそうだけど、まだまだこれからだったのにな。 コロナ禍でどこへも行けない盆休み、古本で双面獣事件を購入。
いやー凄かったです。綾辻の暗黒館の殺人に劣るとも勝らない
阿呆臭い与太話に熱い脂汗が出ました。
悪乗りして、Amazonでボロカス叩かれている覇王の死をこれから
読みますが、どこまでの壁本っぷりか...怖い >>696
最初に双面獣事件を選ぶとはw
しかも次は覇王の死w
順番で言うとそれはビンゴwwwww
でも先生の名誉のために言っておくと
先生のミステリ作家としての真面目さを知りたかったら
吸血の家を読んでみて 今更だが蘭子シリーズに出てくる黎人の阿呆さ加減にイライラする
表現が大げさで、叫んだり怒鳴ったり、語尾にやたら「!」や「!?」がつく
読んでいて大変鬱陶しいが、編集者は指摘しないのだろうか
また長会話になるとやたらとのどが渇くのもお約束、みんな糖尿病かいw
いい歳こいたおっさんが書く文章としてはあまりにも稚拙
まあもともと理工系に人だから仕方ないのかも >>699
東野圭吾も工学部とかだったような。
たんにゲド先生が大仰な文章しか書けないだけ。
あれ込みでゲド先生の文体だから仕方がない。 コロナは軽症でも血流障害が起きて頭皮にも血が通わなくなって抜け毛に悩まされるらしい
コロナ感染者の16パーセントがハゲるんだって 盆休みぎりぎりで「双面獣」に続いて「覇王」を読破
限られた人生の中でこんなくだらない本に無駄な時間を使う贅沢...
ここまで下手糞な文章は綾辻氏と双璧で、ある意味感動しました
蘭子帰還に備え、復習として「人狼城」の終盤も久しぶりに読み返し
ましたが、駄文のオンパレードに笑っちゃいました
念のため、次は>>697さんのお勧めに従って「吸血」を読んでみます >>704
その2作品の前提となる『悪魔のラビリンス』『人狼城の恐怖』も読もう!! >>704
追記。『魔術王事件』を忘れていた・・・・・・ 二階堂蘭子が子持ちになったのは
@手足を縛りつけられて強制的に人工授精させられた
A強姦された
B激しく求めあった
のどれかな
詳細を詳らかにして欲しい >>708
・(メール欄)の優れた遺伝子が欲しかった
・「世界初(?)の体外受精による出産」という栄誉を求めていた あの高慢で処女の蘭子が、縛りつけられ強姦されて妊娠したと信じ隊 人狼城までしか追いかけてない(マンモスは読んだ)けど、
腹を痛めて産んだ実子なの? 貰ったとか拾ったとかの可能性もあるのでは。 人狼城後のアイデアが思いつかなくてラビリンスシリーズ始めたのに
覇王の死で一気に纏めてしまったんだよね 二階堂を楽しむなら
カーの主要作は読んでおいた方が楽しめる このスレで最高傑作短編の誉れ高い「ロシア館の謎」を漸く読みましたが
...あああああああ?
・薄っぺらい内容とくだらないトリックに唖然茫然
・馬鹿の黎人は当然として、朱鷺沢教授の無能かつ偉そうな口ぶりに失笑
やっぱりこの作者の作風とは合いません
でも「吸血の家」も買っちゃったから読みますが...(爆) 吸血の家は足跡トリック二つあるので、
一つくらいは好みに合うかもね この人の人狼城までの作品は王道本格として初心者にもすすめやすいやつだと思う >>714
「ロシア館」は好みがはっきり分かれる作品だから・・・・・・ ロシア館読んだのなら続編の幽霊マンモスも読めるね(ニッコリ) 自分、最初タイトル読んだ時、「巨大幽霊マンション事件」というふうに見間違えて、
「マンションに住まう雑多な人々の日々の生活と現代社会構造との矛盾を突く背景を用意しつつ、幽霊という荒唐無稽且つ壮大な謎をメインに据えた、本格×社会派のハイブリッドミステリに挑戦したのか?」
的な妄想による期待を思い描いていた、ような気がしなくもない。 >>719
表紙が可愛いマンモスの絵だからね・・・ >>714
二階堂「トリックはすぐ浮かぶ。はいて捨てるほどある」 すぐ浮かぶトリックの質が高いとは言っていないので、嘘ではないな。
推理クイズ本ですらボツになるような迷トリック連発の作風だけど。 双面獣に至ってはトリック関係なくてほぼ「双面獣は悪魔だ・・・!」みたいな呻きだけで本一冊書いてるもんな
一応言い訳程度のトリックはあったけど
魔術王の方が遥かにマシだった >>721
「ユリ迷宮」に収録されている「密室のユリ」における、犯人が殺人現場
を密室にするための凄絶かつ驚天動地の方法にぶっ魂消た
あんなトリックを正々堂々と使う二階堂先生の胆力に脱帽・脱毛・脱糞 >>724
どんな酷いトリックか読みたい!と思ったらKindle版出てないでやんのw >>723
横溝正史の『怪獣男爵』と昭和期の「仮面ライダー」シリーズを
混ぜた作風にしたかった(そして失敗した)と妄想してます。 >>725
幽霊マンモス事件に関係する?ロシア館の謎(これもある意味バカミス)
も収録されているので、ぜひブックオフでお買い求めください
凄惨な酷いトリックを蘭子がどや顔で説明するのには笑い転げますたw >>715
吸血の家読みますた
24年前の事件の方は早々に見抜け、テニスコートのトリックは実際
そんな上手いことにはならないと思われインチキ臭かった
むしろ密室トリックが、細かい手がかりをばらまき、丁寧に処理して
あったとの感想
もう二階堂先生はこりごりですが、二階堂家の没落が気になりますねー
むしろここで皆さんのレスを読む方が楽しかったです ゲド先生の作品のトリックは、そんなうまいこといくか?という以前にうまいこといくわけないのが前提。
あの大袈裟な舞台設定と仰々しい文体、会話運びで、この世界観の下でならこういうトリックもあり得るのかな、と思わせちゃうのがミソ。
その辺の作家がありきたりに書いたらただのバカミスになっちゃうようなヘンテコトリックでも、ゲドさんが書くと何となくアリかな、と思えちゃうので、
このトリック実際にやったらそんなにうまくいかんやろ、と考え始める時点でゲド先生の術中にはまっていると言っても過言ではない。
だから傑作なのだ、というわけではなくて、初期は何とか勢いでもっていたけど、途中で息切れして無意識のバカミスになっちゃったのは残念。 >>730
水野サトルシリーズのトリックは素朴でシンプル
仰々しくない世界観の話のほうがいいもの描けるんだと思った >>736
それは山口雅也に任せておけばいい。つーかそこまでやったらゲドさんも完全な老害になっちゃうな。 山口さんは自分で、なぜ俺のあの作品を無視する!というような旨の発言をあの時期繰り返し発信してた
が、それさえも無視
そういった事実を隠す方向で時が流れてたな
業界の戦略を見たね 別に隠してはいないだろ、隠して得になるようなこともないんだから
同じゾンビでも種類が全然違うんだから自ずと作品の方向性も変わる
何も気を遣う必要はない
あれは完全に山口の勇み足というか、言っちゃ悪いけどやっかみだよ
周りの反応も「何言ってんだこいつ」くらいのもんだっただろ ゲドさんが10年前にやって痛い目に遭ったことを、山口が無自覚になぞってやっていたような印象。
生ける屍の死も屍人荘も読んだし、個人的には後者の方が面白かった。
少なくとも後者を書くのに、前者へのリスペクトが必要とか、前者の作者への断りが必要とか、全く思わなかったな。
ゾンビという装置が同じというだけで、使い方は違うんだから。 我らがゲド先生だって共著でゾンビを出してる(居ると思わせる)作品発表してるしな
屍人荘は凄い速さで映画化までされたからやっかみを受けやすいとは思う Xの時もそんな風潮はあったな。
本格自体ジリ貧なんだから容疑者Xが本格として取り上げられるのは良いこと、本格の定義がどうとか水を差すこと言うんじゃねぇ、と。
そこで、これこれこういう理由で容疑者Xは本格ではない、という丁寧な論理の組み立てができていれば
本格理解者派系wにも分があったばかりでなく、論争が「本格」そのものを問い直すようなもっと深みのあるものになっていたかも知れないが、
本丸のゲドさんが「俺が本格だと思わないから本格じゃない、俺が本格愛を感じないから本格じゃない」一辺倒で浅さを露呈していたのが残念だった。 >本格自体ジリ貧なんだから容疑者Xが本格として取り上げられるのは良いこと、本格の定義がどうとか水を差すこと言うんじゃねぇ
SNSだとエンタメの諸問題に対してこういう言説がメジャーになってきてるよね
ミステリに限ると「美少女探偵ばかりで何が悪い?」「表紙にアニメ絵使って何が悪い?」とかジャンルが元気付くためなら手段を選んでる場合じゃないと
ゲド先生はお歳もお歳だしナチュラルに保守的な考えは持っているだろうと思う。だから糸と密室と古城と怪奇みたいな古典的な作風を保持できたんだし
だからこそ変化球で孤立させてるとしてもクローズドサークルと密室殺人を扱った屍人荘が鮎川獲ったのは良かった
ミステリファンも無意識に保守的な人多いしさ 保守的な作風が悪いとは俺は思わないよ、個人的には。
そういう作風に、少なくとも今は一定の支持がまだ残っているという現実もある。
ただ、X論争は、ゲドさんがあまりにも議論向きでないことをはっきりと露呈してしまったと思う。
本格を再興させようとしたのか、俺ミスを立ち上げたはいいけど、容疑者Xを本格じゃないと切り捨てておいて、
桜庭一樹の私の男や赤朽葉家の崩壊を本格だと言い出して、お仲間の小森に突っ込まれるとか、なんかもう見ていられなかった。
定義とか言い出すなら党派性を排さないといけないのに、党派性の見本みたいなゲドさんがそれを言い出した時点で勝負にならないんだけどね。
笠井潔にまで「(ゲドさんに異を唱えた)巽昌章の見解の方が説得力がある」と言われてしまったりして、
ゲドさんはあの騒動では本当に損しかしなかったんじゃないだろうか。 もともと大御所でもない三流作家が他人の作品にケチを
つけるなんて烏滸がましい
そんな暇があったら糸と針を使わないトリックを考えたり
文章力を磨いて下さい
残念ながらゲド先生に残された時間は殆どないケド... >>745
X論争の結果が「俺ミス」立ち上げに繋がったと思うけど、
心意気とは裏腹に、ライターの質が伴っていなかったのが残念。
あと島田御大の「監修」を名乗るのなら、名前に泥を塗らないように、
もうちょっと校正とかしっかりしてあげてほしかった。 X論争の文脈で「評論家と名のつく奴らはXを本格とかヌカしていてなーんにも分かっていないクソ素人!本格無理解者!」と罵詈雑言を浴びせていたわりに、
いざ自分がライターを集めるとなると、本格無理解者の評論家達よりも段違いにレベルの低い書き手しか集められなかったからなぁ。
小森は本格ミステリ大賞を評論で受賞したけど、俺ミスでも自分に利があるところのみ協力する、という立ち回りを演じていたし、
本当の意味でゲドさんと気脈を通ずる評論家は一人もいなかったのが実状。もちろん、ここでいう評論家というのはそう名乗るに値するレベルに達している人のことね。 >>747
ついでに言うと、南雲堂は御大の全集を「斜屋敷の犯罪」というタイトルで出すという大ポカをしていたはずだから、校正もヘッタクレもないと思う。
俺ミスの誤字脱字の多さといい、まともな校正者がいたのかどうかも怪しいよ。 >>748・749
まあ、大手出版社と比べて人手も少ないんだろうけど。
そもそも書き手の日本語能力にも大きな問題があったとは思う。
俺ミスは、「ライターの能力不足」「誤字脱字、日本語の誤り」「高価格」と、
いろいろ欠点が目立った。むしろよく10年も続いたもんだと感心する。 >>750
御大の巻頭言に反して黄金の本格ミステリーwで三馬鹿が身内贔屓のオンパレードをやっていたのも痛かった。 俺ミスはけっこう複数のミステリのネタばらししてたのが困った。 >>752
江戸川乱歩「いかんのか?」
中島河太郎「せやせや」 「俺ミス」の功績は「このミス」に対して「俺ミス」という呼称を
生みだしたことくらいだな。
「俺のミステリーが凄い」というワードのインパクトが強すぎて、
正式名称が何だったか思い出せない人の方が多いと思う。 >>754
「俺ミス」って名称、このスレの誰かが言い出したんだっけ?
その年の「このミス」か何かの座談会でも「通称『俺ミス』」と揶揄されてたけど、
すでにこのスレでは使われていたような。 >>755
クリティカでも小森が千街への反論で「決して独り善がりの「俺ミス」ではありません」とか書いていた気がする。 千街さんの著作はミステリ読み始めの時代にお世話になった
ゲドさんも何か書いてみればいいのに
亡霊館のカー分類とか面白かったんだし デビュー作や京極夏彦さんの初期の作品についての評論は面白かったな X論争の最中に新本格論をPDFでホームページにアップしていたけど、大した話題にはならなかったな。
本格の定義本格の定義言うわりに定義らしいものをきちんと明示できていなかったし。
まぁ、ゲドさんの眼鏡に適うもの=本格、という「定義」なんだろうけど。 島田御大だって古式ゆかしい怪奇めいたクローズドサークルモノより
トリッキーなミステリが多いしなぁ
でも桜庭一樹の赤朽葉家や私の男は間違えても本格ミステリではないと思う さすがに三流ゲドと同列に語ったら島田御大に怒られるぞ >>760
赤朽葉や私の男を本格と言い張るのはまぁ良い、それはゲドさんの自由。
ただ、赤朽葉と私の男が本格で、容疑者Xが本格じゃない、というのは解せない。
桜庭を自分の陣営に引き入れようとして失敗したとしか思えないな。
味方のはずの小森に「揺るがぬ本格観を持っているとは思えない」と一蹴される時点で問題外ではあるんだけど。 もうゲドの由来を知らない住民が出てきたか…
年月が経つのは早いな ゲドのもともとの由来は>>8。
このスレで、親しみ?を込めて二階堂を「ゲドさん」と呼ぶ奴がいて、語感の良さもあって定着し今に至る。 以前は禿人とか呼ばれてたから、それに比べればマシな気がする。
50歩100歩かも知れないが。 >>766
良くも悪くも強烈なアンチがいたよね、ハゲトハゲト言われていた頃は。特にX論争の頃。
今は毒気も抜けて、時々ちょっとピンボケしたことを言うおっさんを生暖かく見守る雰囲気がある。
ゲドさんがどうしてあんなに躍起になってX論争について発信し続けたのか、
ゲドさんはゲドさんなりに本格の枠がなし崩し的に広げられるのを食い止めようとしていたのか、
噂話で語られるように魔術王事件が本ミス大賞で候補にすらならず、Xが絶賛されたことへの単なる嫉妬だったのか、
今となっては真相は藪の中だが、それなりに意義のある論争だったとは思いたい。
個人的には、本格の定義をきちんと示せなかった時点で後者なんじゃないかと思ってるけど(ボソ >魔術王事件が本ミス大賞で候補にすらならず、
何かでゲド先生が、
とても気落ちすることがあって・・(´・ω・‘)ショボーン
みたいな内容を書いてた気がするが、
どこに書いていたか探しても見つからない。誰か覚えていませんか? >>魔術王事件が本ミス大賞で候補にすらならず
あんな糞みたいな作品が候補になると思っていたとしたら
ゲド先生の脳みそはよほどのお花畑だろうに 容疑者Xはガリレオシリーズだしファンの裾野を広げて新規を取り込んでるんだよね
福山雅治の映画版も本格村とは縁がない層まで開拓した
深町秋生の果てしなき渇きもそうだったよね
魔術王が本ミス獲ってて映画化されてたとしてもそうなってたとは思えない 魔術王が本ミス獲ってて映画化されていたらR指定不可避ですねー >>769
ゲド先生は刊行当時から自信満々だったぞ。 その挙句に双面獣と覇王と続けたのだから、もうつける薬は無いわけで ゆ、幽霊マンモスでほんのちょっと持ち直してますしおすし どっかの後書きで言っていた「究極の密室トリック」はもうお見せできた? >>775
それどころかもう何年も新作出してませんね
幽霊マンモスが出たのが3年前でしたっけ >>776
マンモスってもうそんな前なのか。出たの昨年くらいかと思っていた。読んだのに…。月日が経つのは早いなぁ。 「マンモス」以降単著の新刊は出ていないけど、時代ミステリーのアンソロジーを出している
ゲド先生の忍者小説が読めるよ! 犬と戯れて隠居したような生活してるね
ある意味幸せだ >>778
「ぐはははは……儂の名は"玄魔王"こと鬼集院雪斎じゃ……グハハハァ!!」
みたいな敵のラスボスが出ていると予想。 空想小説全般が好きなんだろう
一般的にはクソ小説だと思われているが 小林泰三みたいなあらゆるジャンルで空想小説やってるプロも居るけど
ゲド先生は60年代の手塚とかアメコミのセンスをずっと引きずってるからな
ただ僕ちゃん探偵の両親のバカップルっぷりは面白かった ゲドさんの盟友の加賀美雅之もそうだったけど、
今邑彩とか殊能将之とか吉村達也とか、働き盛りで亡くなるのはけっこうショックだな。 ミステリ作家は若くして夭逝する人が多いように思える
自分がミステリばかり読んでるからなんだろうけど よくあるバイアスだろ
人間は40代くらいになったらもう老化が始まってる
それまでの病歴や生活習慣次第でコロッと死ぬ 若くして夭逝とか、いかにもつずみに代表される俺ミス御用達の評論家気取りがやりそうなミスでちょっとワロタw 今更だけど「俺ミス」がないと、このスレ的には物足りないなw 俺ミス、なんでやめちゃったの?
売れてなかったのかな >>793
実物見たことないけど
1m以上あるんじゃないか? >>798突っ込みに困るw マジで言ってるっぽいから。 >>797
前も書き込んだけど、やっぱりライターの質かなあ。
大量の誤字脱字とかに目をつぶっても、肝腎の内容が…… このミスや本ミスで取り上げられない若手とかの近況まで載せてくれていたという点では意味があったかも知れないね、俺ミスは。
ただ、文春やこのミスのランキングなんて全然平等じゃねぇ!だから俺が本物のランキング見せたるわい!と島田荘司が巻頭言で力んでいるわりに、
二階堂・小森・つずみの三馬鹿が黄金の本格ミステリー()で自作を褒め合う茶番が創刊号から繰り広げられていて、
御大の理想に見合うだけの中身を充実させられなかったという印象。 >>801
他と差別化するためかもしれんけど、ネタバラシして内容に踏み込んでいたが、
あれのおかげで読めなかったのも困った。
関係ないけど漫画家のゆうきまさみ氏(パトレイバーとかの作者)の本棚が
公開されていて、結構本格ミステリー小説が並んでたが、ゲド先生の本もあったw >>802ゆうきまさみが昔、原田知世の追っかけ漫画を書いてた頃、
フーダニット・ハウダニット・ホワイダニットを正確に使ってたから、ミステリ趣味があるんだなとは思ってた。 >>802
ゲドさんはもともとネタバレしまくりの人だから、差別化とかそんなことも考えずにナチュラルにばらしまくっていた面もあると思うw
新本格推理の選評でも落選作を容赦なくネタバレしてブッタ切っていたっけ。
トリックとか真相も含めて論じないと意味がない、という言い分も一理あるとは思うけど、
それは評論でやればいいのであって、ああいうガイドブックでやるのはちょっと違うなと自分は思う。
ランクインしているから読んでみよう、という読者も多いだろうし、そういう層も読むであろう本で、
ネタバレしねぇで議論できるかボケェ!という俺様理論でネタバレを開き直る姿勢はいただけなかったな。
X論争で一人だけ議論の進展についていけてなくて、ひたすら自説に拘泥した時と何も変わらないんだなという気がした。 Twitterで少し見かけただけだけど
島田御大が何か揉めて周囲に諌められてるらしいね
ゲド先生は沈黙してないでここらで何か言いましょうよ ネタバレしまくりの紹介・論評は江戸川乱歩オマージュでしょ(適当) >>805アメリカ大統領選のゴタゴタについて、島田氏がトランプ支持の旨を言ったとからしいけど、
人それぞれ考え方があるのだから、好きに言わせたれやと思うけどな。 >>807
それはまさにX論争の時のゲドさんにかけてあげたい言葉だな。
ざっくりいうと、「本格を理解する評論家ならばXを本格とは見做さない、もしくは程度の低い本格と見做すのが当然だ」というのが二階堂説だったわけだから。 >>807
えぇ…
アメリカ在住の御大がトランプ支持って言っただけであんなに不穏な空気になるのか…
ちょっと検索したけど御大がむちゃくちゃネチネチ言われてるじゃん >>803
ゆうきまさみの本棚、最近の井上真偽とか市川憂人、ホロヴィッツとかも複数あるね。
かとおもえば、古典も古典のカーもけっこう並んでる。
ま、ゲドさんの本は『吸血の家』1冊だけみたいだが、
別の本棚にずらっと並んでいると思うことにする・・ 幽霊マンモスはわりあい好評だったじゃん。
「ゲドさんにしては力作」とか余計な修飾語つきの賛辞が多かったのは事実だがw >>816
もっと早く言えよ。
今言っても誰もゲドさんなんかに興味ないぞ。 >>816
これものすごい暴露で15年前くらいだったら大事件になってたと思うけど
暴露が遅すぎたね
もうゲド先生は忘れされてるし愛川さんもフォロワーが300人も居ないし 愛川スレではどんな反応だろう? と思って探したが、愛川スレ今無いとかw 合作って、岡島二人なんかはアイデア担当と執筆担当が分かれてたらしいけど、
サイコジュンはどうだったんだろう。
「プロットとトリック考案」と「プロローグ執筆」がゲドさん、
「本編執筆」が愛川さんだったら、まあ合作といえるかもしれんが。 ツイート読む限りあまり良い印象は抱いてないようだな 容疑者X騒動経たらこの程度はマジ些末だなw
この先ゲドさんの小説嫌いになるなら法に触れる範囲から 愛川先生も何でまた急に暴露したんだろ
SNSやってて承認欲求とイライラが爆発したのかね そういや愛川氏はむかし、
某編集長(当時)から受けた仕打ちをエッセイで愚痴ってたような。
あれ載せた雑誌もエライ。 ゲドさんも困ったちゃんだけど愛川も愛川でちょっとね。 愛川晶って高校の先生だったのか。
てか、ずっと女性だと思ってた。 http://nikaidou.a.la9.jp/NISSI/NISSHI.htm
久しぶりに先生の恒星日誌見たよ
長文で丁寧に反論してるけど愛川氏はどう出るか
しかし先生はホームページで愛川氏はTwitterで意見発表してるので先生の方は読まれず
愛川氏の意見のみが拡散されて真実になる可能性もあるね 愛川氏の言う「相棒はなんだかんだ文句をつけてきただけ」について、
二階堂センセは「雑誌のカドカワミステリに書いた批評のことを指してるのかも」と考えてるようだけど、
そうでなくて、
「文章を愛川さんが書き始め、時折、ここはどうかと彼が尋ねたり、こういうふうにできるかと私が彼に頼んだりして」
「原稿の第1稿ができあがると、私がそれを読んで赤を入れ、改善点を挙げて、さらに愛川氏に加筆してもらった」
「ゲラが出て来ると、二人がチェックを行なって、必要な修正をした」
こういったこと全部「文句」だと、愛川氏は認識してるんじゃないかなと思った。 愛川氏の「プロローグ以外は全部書いた」っていうツイートも嘘ではないんだろうけど、
企画立案・プロット作成・トリック考案等はゲド先生が担当したってことをツイートしてないのは、
ちょっとフェアじゃないな。
まあ、「ウソはついていない(ただし本当のことを全て言ってるわけでもない)」、
という、実にミステリ作法に則ったツイートだったのかもしれんが。 ゲド先生と愛川氏の合作に関する認識の違いってことなんだろうけど、
プロット・トリック考案者だし合作なんだから口を出すのは当たり前では?と思った。 ひとつ興味深かったのは、ゲドさんの日誌に、当時愛川氏が東京創元社からあぶれていた(干されていた?)と書いてある所かな。
以前、愛川氏がエッセイで書いてたけど、
東京創元社の当時の編集長にけっこう冷たい態度をとられていたという内容を裏書きする。まああれは鮎川賞とった翌年の話だと思ったが。 愛川氏はゲド先生からの反論にダンマリかな?
素人目に見てもゲド先生の主張の方に分があるように見えるんだが 最後にプライドより印税を取ったとくさしてるところにゲド先生の怒りを見た 印税折半にしてやったけどお礼なかったって件小物臭くて好き >>836
ゲド先生にしては理路整然(というほどでもないが)とした反論だし、
ちゃんと、愛川氏の文章力あってこそ、とフォローもしてるね。
愛川氏の反論待ちだな、これは。 ある方より匿名掲示板で私のことをゲド先生と呼んでいるとメールを頂いた。 「愛川氏が掲示板に書いていた」っていうのは2ちゃんねる?Twitterの事?
報復でさりげなくバラしてるね >>841
10年以上前に閉鎖された「根津愛探偵事務所」(美少女代理探偵根津愛のモデルとなった方のホームページ)の掲示板のことかも しかし、白銀荘の殺人鬼って確か昔読んだけど、クソつまらなかったぞ。
そんな駄作のどこをどっちが書いたとか、そんなことでいまさら争うなよ、愛川もゲドさんも。 愛川氏のツイッター、フォロワーが「二階堂先生は丸投げだったんですね」
と言った後、それに対して愛川氏が「自分のこと以外はわかりません」。
これ、丸投げじゃない(プロットその他はゲドさん)んだし、
そこは「わからない」じゃなくて否定すべきだろう。フェアじゃない。
次の人の、
「どちらかがプロットを設定して、もう1人が文章に起こすとやり方は揉めないで良いですが、全部1人で書かれたなら共著をする意味が無いですね」にも、
愛川氏は無言。フェアじゃない。
ミスリードを誘っていると言われても仕方ない。
あくまでゲドさんの言い分を信じるなら、だが。 >>844
愛川氏は自分の告発に挟持があるのなら
せめてTwitterで「二階堂先生はこう仰っていますが」と恒星日誌のURL貼るべきだと思う
言っちゃ悪いけどあのホームページよりTwitter見てる人間の方が圧倒的に多いんだから
白銀荘もキラーXシリーズも自分は好きだったしゲド先生も嫌いになれないから
フェアに意見交換してほしい 愛川氏のTwitterにゲド先生のホームページのことを報告したらブロックされそうな気がする ごめん、愛川センセがむかし創元に干されてたってのは本当なの?
ゲドさんは「あぶれていた」みたいに言ってるけど。 >私ももう61歳なのでいつ死ぬか解らないから
ゲド先生がこんな枯れた心境になっていることが一番の衝撃だった
最近は本も出てないしなあ… 恒星日誌の、新刊書籍購入について
『喜国雅彦「今宵は誰と ―漫画で読む名作の中の女たち―」双葉社』
「何でいまさら?」と思って調べたら、第2巻だった。
2巻なら2巻と書いといてくださいな。 あー、数年に一回くらいくる、「ゲドさんの小説が読みたくなる病」発症。
でもこれといった「コテコテ本格の新刊」がない・・ もう蘭子引退して成長した亜蘭が主人公でいいからコテコテの本格書いて欲しい
唐突に合作は私一人で描いたとSNSで暴露し始めた作家が相方に密室で…とかそういう内容でいいから 俺もコテコテの本格読みたいんだが、そんな本最近あるかね?
よかったら教えてほしい
ミステリーから離れて久しいんだ
ちなみにゲド先生以外で >>853
それなら何でゲドさんのスレで聞くんだよw 西村京太郎くらいでいいんだよ
余分な話は全部飛ばす 新本格作家で肉声を聞いたことがあるのは、有栖川と芦辺だけだな。
ゲド先生はどんな声や喋り方なんだろう?東京出身だから訛りはないと思うが。 手塚治虫ファンクラブ初代会長としてでテレビに出たとき、
肉声が流れたんじゃなかったっけ。
落ち着いた理性的な語り方だったとか何とか。 ゲド先生、そろそろ新作をお願いしたいのですが。
できれば、巨大幽霊マンモスくらいの水準を期待。 X論争の時はゲドさんを中心に本格ミステリ界が動いていたなんて今となってはもう信じられないなw 島田御大の鳥居の密室読んだんですがいつもの御大作品でした(褒めてる)
二階堂先生は以前の水準を維持した作品をまだ描けるんでしょうか?
御大や笠井さんや山田正紀先生はまだまだ頑張ってますよ HP読んでも、入手した本のタイトルと飼ってる犬の話題しかないような・・ >>862
幽霊マンモスで長い停滞期を脱したとは思う。 漫画家の北条司のウィキを読んでいたら、
唐突にゲドさんの名前が出てきて笑った。
知らない人が見たら、ゲドさんのことを漫画評論家か何かと勘違いしそう。
>上述の通り「美女」が代名詞となるようにその画力は高く、
>二階堂黎人は「絵が素晴らしく綺麗であり、セクシーな女性を描くのが得意で>あり、夜の描写が美しい」とその画力を評価している。 二階堂さんには吸血の家とか悪霊の館クラスの作品書いてほしい
この二つは文句なしに面白かったから、書いて! >>865
個展とか開くくらいには絵画もやって身内がいるんじゃなかったっけ?
手塚治虫ファンクラブ初代会長だし、まあまったくの門外漢ではないような。 >>868
ありがとう、母親だったか。
ゲド先生自身は絵筆をとったりしないんだろうか。 新刊(小説の)出してほしいけど恒星日誌を更新してくれるだけで嬉しい 意地でもブログ化したりSNS利用をしない辺り
先生のいい意味での保守観を表してるね 作家のSNSへの投稿でガッカリすることが多いから、
ゲド先生のスタイルはほっとするんだよな
基本、椅子と犬と新刊のことしか書かないしw ゲド先生の日記では喜国が新刊を出すたびに告知している
喜国とはまだゆるく親交は続いているのでは?
愛川みたいに絶縁した相手の名は相手から煽られない限り日記には出さないようだし 先生がハードボイルドの解説を書いたらしい
エイドリアン・マッキンティ『レイン・ドッグズ』かな? レイン・ドッグズじゃなかった
何の解説書いたんだ? バート・スパイサー「嘆きの探偵」
じゃないのか?内容知らんが 解説より新作望んでる
幽霊マンモスから何年経った事か…… >>879
ありがと、検索したら解説にゲド先生の名があった
なんで先生が書くことになったんだろ
>>880
最近は幽霊マンモスが最後のミステリでいいんじゃね?って思うようになった 2022年はデビュー30周年で、『悪霊の館』のハードカバー再刊と、
水乃サトル物の最新刊を予定してるらしい。
なんだかんだで30年作家続けてるってすごい。 来年8月で作家生活30年になるんだね
ゲド先生おめ(フライング)
新作の予定あるんだ
ただ、サトル物はなあ…… 京極夏彦も新作は出してるけど京極堂シリーズはまったく出てない
メインのシリーズ放置で別シリーズ出しまくるのはミステリ作家の運命なのか 間違ってageていた……
京極堂(「鵺」)は原稿完成しているんじゃなかったっけ? 京極氏、なんか講談社と揉めたとか言ってなかったっけ?
「幽霊マンモス」以降の新刊が出ないのも、先生も講談社と何かあったとかだったりして、知らんけど。 >>886
ゲドさんには南雲堂があるから大丈夫なんじゃないかな。知らんけど。
俺ミス休刊で力尽きたと御大はツイートしていたが、ミステリの新刊は普通に出してんだな、あそこ。
鳥飼否宇とか門前典之とか、昔読んだが今はさっぱりな人達が本出している。 「俺ミス」はなあ……
若手ライターへの原稿料はそんなに高くないとは思うけど、
けっこうな人数が寄稿していたから、あるていど売れないと赤字だろう。
でも、そのライターの力量がないから記事がつまらん。
→結果としてムックも売れない。→ムックを高くする →ますます売れない
っていう、悪循環だったのではないか。 他のランキング本と差別化する為か評論っぽい硬い記事で埋められていたが、
明らかに筆力のない書き手が背伸びして書いてた印象。 俺ミスは島田御大の数ページの原稿を読みたくて熱狂的ファンが買っていたのかな。
とにかくうちの地方のリアル本屋店頭では見かけたことがなかった。 『悪霊の館』の再刊ハードカバー、南雲堂でなくて論創社から出るのな
てことは、改稿中という羽純未雪との合作が南雲堂からになるのか
サトル物の新作は学生編なのな。学生編は社会人編よりもキツイのでスルーするかも >>891
>サトル物の新作は学生編
社会人編は『東尋坊マジック』で実質完結しているからじゃない? >3週間前に階段で転倒。右肘を痛打。今だに傷みが引かない。年を取ると治るのが遅いなあ。
ゲド先生、これはお気の毒だが、「未だに痛みが引かない」じゃないですかね、こういう時って。 論創社の海外ミステリーの解説をやったんだね
なぜかハードボイルド ゲドさんのぼくちゃん探偵シリーズは、立派なハードボイルドだから。 ぼくちゃん探偵シリーズはギャグセンスあると思ったよ
“電子頭脳”に“コンピューター”とルビを振るSF方面よりは4500倍はセンスがある 新潟の五泉市というところの市長選に「田辺正幸」という候補が出ていて、故・加賀美雅之をちらりと思い出す。 論創社のサイトに『完全版 悪霊の館』の刊行予定がアップされたけど4200円は高すぎる
デビュー30周年祝いとして買うけどさ・・・ 悪霊の館も硬派で面白かった気がする
肝心の糸と鎧のトリックは忘れてしまったが…… 「吸血の家」ではなく「悪霊の館」なのは、何でなんだぜ?
「吸血」の方は、まがりなりにも、鮎川賞佳作という評価もあるのに。 >>901
ゲドさん本人の希望とかじゃ?
たしか自信作なんだよね。 >>901
二階堂版『甲冑殺人事件』だという自負があるからじゃない?(適当) 吸血の家のメイントリックは覚えてるけど
悪霊の館のは忘れたなあ
糸とか使う物理トリックは頭に入らぬ 俺たちはゲド先生の活躍と作品にしか興味が無いんだよ
でも先生は後続を育てるのに回ったかと思えばそうでもないし・・・ 最近追ってなかったけど究極の密室トリックってもう出た? >>907
青山蘭堂という有望な後継者を得たからなあ。 なんかリカちゃん人形好きな主人公が探偵する酒造りの奴は読んだ
鬼とか日本刀とかそんなんだったな
まあまあ面白かった >>910
鬼蟻村マジックかな
ああいう物理トリックが先生の真骨頂 >>910 >>911
「真骨頂」だけど、あれはさすがにひどい。
前も書きこんだけど、
中盤で披露される「バカバカしすぎてあり得ない真相」の推理レベル。 民俗学とか和風とかホラーが好きなので、知らない著者の本でも読んでみた
その結果、まあまあ面白かったんだが、真骨頂と評価する人と、さすがに酷いと評価する人がいるみたいね
三津田信三先生が好きなので、けっこう面白かったんだけどなあ 「鬼蟻村」が楽しめるのなら、ゲド先生の作風に合ってるのかもしれんね。
「人狼城」が最高傑作だと思うけど、洋風だし長すぎるからあまりお勧めできない。 和風で評価高いというと散々言われてるが「吸血の家」かな
こればかりはネタ抜きで先生の名作 宇山編集長の追悼文集に寄稿してたエッセイ読んだ
ゲド先生ってデビュー当時から麻耶のことを天才と絶賛してたんだな
同業者というよりただのファンで微笑ましくなった 人狼城の頃に本格ミステリ大賞があったら受賞できたのかな 人狼城並みに長い小説で賞取ったのある?
暗黒館の殺人とかソロモンの偽証とか塗仏の宴とか・・・ >>917
辛口の千街氏も認めてた本格ミステリだからなあ。
可能性はあったかも。
なぜか一派の女性ライターが千街氏にコテンパンにされていたが。 >>918
ざっと確認したところ2003年受賞作の『オイディプス症候群』が長いほうかな? >>917
何かの本ミス企画で1位になっていなかったっけ?
本格ミステリクラブ自体は脱会してるのに、文庫のオビにその1位を謳って、
どこかのスレで多少物議を醸していたような記憶がある。 >>921
本格ミステリ・ベスト10の1999年は人狼城で1位を取ったけど
この頃は本格ミステリ大賞が設立される前だった
なので人狼城の頃にあれば・・・と思ったわけ >>922
どうかなあ。
あれって投票するとき、推す理由を併記する必要があるんだっけ?
完結篇が出た年度にもう一度過去の3冊読みなおすのも億劫だし、
票は集まらんかもしれん。 >>923
『短編ミステリの二百年』全6巻と大して変わらんだろうから大丈夫じゃね? > 8月末に南雲堂から出る、羽純未雪/二階堂黎人・合作の『呪縛伝説殺人事件』のゲラが出てきて、赤入れ。
合作だけど先生の新作読めるの嬉しい そういや合作で二階堂先生は何も書いてないって暴露した作家いたっけ
あれどうなったんだろう
裁判? >>926
愛川晶な
あの件はゲド先生の言い分の方に説得力があると思った
(シンポ教授が皮肉まじりのツイートをしてたな)
裁判はやらんでしょ 愛川晶は何かのエッセイでけっこう過激なこと書いてた記憶がある。
東京創元社の編集長が出てくるやつ。 >>928ようやくか、結構評判良い作品みたいだし、うれし楽しみ。
タイトルだけ告知されてた頃は、「巨大幽霊マンション事件」と読み間違えていたのも懐かしい思い出w >>930
短篇の「ロシア館の謎」を復習しておいたほうがいいよ。 文庫版、巨大幽霊マンモス事件の表紙かっこいいな
このイラストレーターの装丁で新装版出してくれないかな ゲド先生が犬の散歩中にツキノワグマにやられかけたらしい >>933
ゲド先生でなくてご家族の散歩中の話ですね 『完全版 悪霊の館』の発売が9月にずれて5000円+税に… >>935
・「デビュー三十周年と『悪霊の館』」 二階堂黎人
・「解説」 柄刀 一(作家)
いちおうマニア向けだからその値段設定でも別に構わんと思うが、
初版はどれくらいだろう。 3000部くらい? サラッとスズメバチに刺された話してるけど、数年前にも刺されてなかったっけ?
もう前刺された時の抗体は残ってなかったのか、アナフィラキシーショックには気を付けていただきたい 文庫のあとがきより
水乃サトル物の新作『白魔王の不思議(仮)』が年内刊行予定
蘭子シリーズの新作『戯絵夢島殺人事件(仮)』の構想が固まったので執筆を開始したとのこと >>938
>水乃サトル物の新作『白魔王の不思議(仮)』
>蘭子シリーズの新作『戯絵夢島殺人事件(仮)』
どちらかというと蘭子シーズが『白魔王殺人事件』で、
サトルが『戯絵夢島の不思議』のイメージ。
蘭子シリーズはまだ構想段階か。ゲドさんって、書き始めると速いんだっけ? 何にせよ新刊が出るのは嬉しい
蘭子シリーズは主人公が亜欄に変わってそうだけど マンモスがスマッシュヒットだったんで、新作も期待しちゃうね。
ところで以前から思ってたんだが、ゲドさんの執筆ペース(印税収入)で、
長野に別宅持って犬の多頭飼いってけっこう大変そうだな。余計なお世話だろうけど。
だからもうちょっと新作読ませてください。 水乃サトルが出れば11年ぶりの新作か
もう読めないものかと諦めてたわ サトル物は現代編(マジックシリーズ)は好みだけど、学生編(不思議シリーズ)は苦手 >>943
〜マジックは、『鬼蟻村マジック』だけ読んで見限ったクチだが、
ひょっとして他の〜マジックは面白い? >>945
ありがとう。
固有名詞だからしょうがないけど、「猪苗代湖マジック」ってタイトル、
冷静に考えるとゴニョゴニュだよなあ (´・ω・‘) >>925
呪縛伝説殺人事件 単行本 – 2022/8/30
羽純 未雪 (著), 二階堂 黎人 (著)
アマゾンの概要読んだが、旧家の因縁伝説・密室もの。
これこれ、こういうゲドゲドしい設定の本格が読みたいんだよ! >>946
「ゲドゲドしい」てw
残念なのは合作ということだな
相棒の羽純はデビュー作で旧家の因習的なものを扱っていたけど、ゲド度の欠片もない感じだった >>949
素材と調理は羽純さんで、味付けがゲドさんなのかな?
こってりマヨネーズの味付けを期待したいなあ。 ゲドゲドしさの秘密はあの時代がかった言い回しだよ
老人「なんじゃよ」
女性「ですわ」 そのコッテコテな感じがいい
ひと昔前の洋書の翻訳のようなダサさ ゲドゲドしさナンバーワンの小説が『悪霊の館』でいいのかな?
作中で未解決の謎があるという噂を聞いたので、実は読んでいない。
復刊するみたいだし面白いなら割り切って読もうかな。 >>8
それにしても「ゲドババァ!」って、もう20年以上前のことなんだな。
由来をすっかり忘れてる人もいるだろうな。 聖域の殺戮かギガンテスかどちらか忘れたけど
未だに「ゲドババァ!!」の本文を実際に確認したことがない >>956
ギガンテスの方な。聖域の殺戮にも類似のゲド語が出てくるよ
なお、SFミステリーとしてはギガンテスの方が出来が良い(基本に忠実なトリック―名作のバリエーション―が決まってる) ゲドさんて昔は光文社文庫の本格推理の編集長やってたけど、
雑誌主催のいわゆる新人賞で選考委員やったことってあるんだっけ?
もベテランなんだし何回か依頼があってもよさそうなものだが。 最近の表紙がアニメ絵だったり漫画絵だったりして
美少女探偵主人公のミステリに食傷気味だから
ゲド先生のゲドゲドしい作風の新本格に飢えている 今月出る『加賀美雅之未収録作品集』の解説はゲド先生 加賀美先生の夭逝は本当に残念だったな
いい意味でゲドっぽさがある作風だったのに 加賀美先生はゲド流本格の後継者だったもんな
早逝されたのは本当に残念 加賀美雅之は長篇二作目『監獄島(上下)』が長すぎて単調すぎて、
しかもあの文章だから、読むのが無茶苦茶苦痛だった。
でも三作目の『風果つる館の惨劇』(だったかな?)はだいぶ読みやすくなっていて、
向上の兆しはあっただけに残念。
ちょっと前に亡くなった光原百合もそうだけど、50代で亡くなるのは本人も無念だったろうな。 >>959
少しミステリから離れててカムバックしたんだけど
最近流行ってるのはこれかぁと思って屍人荘の殺人と魔眼の匣の殺人読んだのよ
悪くはないけど美少女探偵な上にゲドゲドしさが足らなくて……
人間を描くのが嫌いと言い切ったゲドゲドしい作風無しではミステリを楽しめなくなっていたわ こういうのがゲドゲドしいミステリ?
「ああ! これは、リカちゃん人形じゃないですか! それもこんなにたくさん!」
「うわ! うわわ! 初代いづみちゃんとわたるくん、それから、
いづみちゃんの妹のくるみちゃん、わたるくんの弟のごろちゃんもいるじゃないですか!」 蘭子だって作品によっては美少女で通る年齢のはずだけど
ただ今の若手の作品みたいなキャラ立ちはしてないが
若い作家はとにかくみんなロジック重視で小さく纏まってる
ロジックの邪魔になるような過度なハッタリは不要なんだろう >>962
カガミン(1959-2013)はたしかに平均寿命よりだいぶ若くして亡くなったけど、
「早逝」でもないような。
てか、ガガミンとゲドさんって同年生まれなんだな。知らんかった。
もう亡くなって10年近く経つのか・・ >>969
作品が二作しかないからね・・・
今度生前の短編集出るらしいが まえも書き込んだが、カガミンは三作目の「風ー」でだいぶ文章が読みやすくなっていたので、
生きてればコテコテ雰囲気の本格の第一人者になれていたかもしれんな。 >>972
でも冒頭の官能シーンは読者が逃げそうと篠田真由美に酷評されていたな。 >>973
それは当時思ったw
栗本薫の「小説道場」なら、一刀両断されてるレベルの描写だった・・ >>960
てっきり南雲堂が出すのかと思いきや、光文社なんだな。
失礼ながら、南雲堂くらいしか出すとこないやろ、と思っちゃった。 >>973
あの官能描写はねぇ…
ゲド先生の官能描写も酷いけどなw
>>975
南雲堂とは関係薄いでしょ。本格推理シリーズ出身でカッパ・ワン1期生だから光文社しかありえんよ >>976
>本格推理シリーズ出身でカッパ・ワン1期生だから
これを言われたら確かに光文社しかないとは思うが、それを忘却していた時点では、
「そんな売れそうにないものを物好きにも出版しようなどというところは南雲堂しかありえん」
と思い込んでも仕方ない(失礼を重々承知で書く) 加賀美雅之って10年前の容疑者X騒動の時にゲド先生一派としてなぜか飛び火しかけてた人だっけ?
そもそも書店で扱っていないこともあって読んだことのない作家だったが、そうか亡くなってたのか・・・ >>976
カガミン本人は関係薄いだろうけど、ゲドさんの主導でとかさ。
あと俺ミスの鼎談?みたいなのには確か出ていたと思うんだよ、カガミンの顔を俺ミスで見てこんな顔してんだと思った覚えがある。
まぁ>>977の言う通り、そんなものを出す物好きは南雲堂しかないと思ったのも事実w
>>978
taipeiブログで自演っぽいことしてコテンパンにやられたのを千街に揶揄されていた辺りでカガミンの記憶は止まっているな、俺は。
亡くなったのはびっくりしたが。 ゲドさんが解説書いてるらしいけど、
カガミンの未収録短編集、誰も読んでないのかな?
本格理解派五人衆、カガミンは「大食いイメージ」のキレンジャーだったなあ。 >>980
買うほどの思い入れはないが、図書館に入ったので予約して、今予約待ち中。読んだら感想書くよ。 5000円円+税か・・・
さすがにお布施するか迷うな。 5000円円ってなんだよ、5000円だろ、と思ったら論創社のホームページもそうなっていて笑った。
誤字脱字の多いゲドさんだからあえてなのかなと勘繰ってしまった。 >>983
俺は思い切ってやろうと思う
最近とみにゲドさん愛が深いんだ 完全版には柄刀一の解説がつくらしいが、うーんw
もうちょっと特典的な付録がほしいなあ。 某書店でサイン本が売られるのであれば買いたいけどな 「加賀美雅之未収録作品集」を読む。「暗号名『マトリョーシュカ』」「『樽の木荘』の悲劇」は、新本格推理に載ったのを昔読んでいたわ。
「我が友アンリ」
唖然としたり呆然としたり口の中の唾液が渇ききったり、とにかく語り手の感情の起伏が異様に激しいカガミン特有の文体はすでに萌芽している。
銃声がフェイクなのはすぐ見当がつく。タバコを使った時限発火装置は名探偵コナンに前例あり(多分コナンの方が先)。
心臓を銃で撃たれて、刃物で自分の手にダイイング・メッセージを残せるのかも疑問。
殺害の順を誤認させるアイデアは気が利いているけど、それを活かしきれていない印象。
「暗号名『マトリョーシュカ』」
今度は心臓を冷たい手で鷲掴みにされたかのような衝撃を受けたり、足元の床が崩れ落ちてゆくような感覚を覚えたりする語り手。
思わず叫んでいたり、感情のコントロールが効かないのがカガミステリの特徴なのか。
アバズレスの推理に「私は驚嘆した」が、密室トリックと言うにはちょっと原始的すぎて、意外性はない。
あと、ドイツ語で「貴方」と「貴女」って違う単語を使うのかな。具体的な単語が本文に一切出てこないので気になった。
正体を暴かれた暗殺者マトリョーシュカが、即ターゲットを殺さずに長々と独り言を言い続けるのも不自然。
続きは、明日以降。あまり誰も期待していないだろうがw >>988
レビューはありがたいけど、ネタばらしはちょっと。>アンリ >>989,990突っ込みありがとう。おかげで>988を読まずにすんだ。
988は、普段ミステリを読まない人ですか? マナーは守れよ。 >>989-990
スマン。では気をつけつつ。
・「樽の木荘」の悲劇
地の文でミスリードするのはいただけない。曲がりなりにも「新・本格推理」と題したアンソロジーでよく採用されたなと思う。
相変わらず足元の床が崩れそうになったり全身が凍ったり時が止まったりしているのは標準仕様。
真相はかなり分かりやすいので、謎解きとしての完成度も低め。
・凍夜に死す
ちょっとトリックに無理がある気はするが、破綻のない、なかなかの仕上がり。
ただ、鬼貫警部が真相に辿り着く切り札が全くの偶然によるものなら、それを伏線として予め書き込んだ方がよかったのでは。
・EDS 緊急推理解決院 怪奇推理科
切断された腕が意志を持って徘徊している、というホラーまがいの展開…だが、真相が明かされると、その描写自体がアンフェアと言わざるを得ない。
カガミン史上珍しい、架空とは言わないまでも現実離れした世界観が舞台。容姿端麗だが変人、という探偵のキャラがステロタイプすぎる。
・鉄路に消えた断頭吏
名探偵の共演をやりたかったんだなぁ、という作者の情熱は分かる、分かるが…
首切断のトリック、どう考えても物理的に無理じゃないか。 「運河通りの少年」
オランダの家屋の構造を利用したトリックは面白い。名探偵コナンに似たようなのはあったが、オリジナリティは十分。
「聖アレキサンドラ寺院の惨劇」
物理トリックに動物を用いるのは、かなり不確実な気が。アナスタシア皇女生存説って人気あるんだな、ミステリ界隈でこれほどよく見る都市伝説もない。
「『首吊り判事』邸の奇妙な犯罪」
ものすごく古典的なトリックを、できるだけその古臭さを感じさせないように使っている努力は感じるが、真相の尻すぼみ感は否めない。
よく言えば丁寧に伏線を張っているが、あからさま過ぎて伏線になっていない。
「ジェフ・マールの追想」
序盤からカー作品を派手にネタバレ。犯人当てなら、もうちょっと容疑者が多い方がよくないか。あと、実はこの人物の正体はあの有名人でした的なオチは飽きる。オリジナリティのなさは生前から指摘されていたが…
「世迷い言」に「よまい(い)ごと」というルビが振られているが、光文社しっかりしろ。
個人的ベストは運河通りの少年、次点は凍夜に死す。あとの作品はちょっと、うーん、という感じ。 レビュー乙。
意外と収録作多いんだな。
本ミス・ベスト20の17位くらいには滑り込むかな? もし他に読んだ人いたら、鉄路に消えた断頭吏の首切断トリックが本当にできると思うか、マジで聞かせてほしい。
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