ウィリアム・アイリッシュ [転載禁止]©2ch.net
『暁の死線』読了
みんな言われてるとおり突っ込みどころ満載のストーリーだけど
勢いと文章の巧みさで面白く読めるのが凄いわ
話としては面白かったがミステリーとしてはサプライズが弱く
そこが物足りなく感じてしまった
ただこの作者には珍しく爽やかなハッピーエンドで終わるのは良い
他の作品の事考えるとブリッキーとクィンには破滅の結末が待ってるんじゃないかと冷や冷やしてたからなぁ >>15
すごい筆力だよね
最初読んだ時はびっくりした >>25
禁酒法のせいで酒場経営はギャングの主要ビジネスである名残があった時代 >>98
アメリカでどんだけチャンドラー信者がいると思ってるんだ 『幻の女』 のほかに映画化されたものありますかね‽ 他には
裏窓(1954年 アルフレッド・ヒッチコック監督)
黒衣の花嫁(1968年 フランソワ・トリュフォー監督)
暗くなるまでこの恋を(1969年 フランソワ・トリュフォー監督)
黒い天使(1946年 ロイ・ウィリアム・ニール監督)
ポワゾン(2001年 マイケル・クリストファー監督) - 『暗くなるまでこの恋を』のリメイク
ああ爆弾(1964年 岡本喜八監督) - 『ぎろちん』収録の「万年筆」を原作とする。
仮面の花嫁 暗闇へのワルツ (1981年 TVM 神代辰巳監督) - 『暗闇へのワルツ』を原作とする。 『暁の死線』もアメリカで映画化されてるね。
日本でも人気があって何度もTVドラマの原作になっている。 吉岡秀隆が刑事役をやったNHKの「喪服のランデヴー」は結構面白かった思い出。 『黒衣の花嫁』読了
美人で才能がありミステリアスな女犯人の魅力でもってる作品だなぁ
それでいてターゲット以外は殺さない高潔さも良かった
また、その謎の女を追う刑事もなかなか魅力があり
二人の対決が見所だったように思う
ラストのドンデン返しはええ!?ってなったが賛否分かれそう
個人的には肯定派 ぶこふで創元の短編集6冊げっと。2冊以外は未読なので楽しみだ。 「黒いカーテン」読了
記憶を失った男が過去の記憶を探る物語は、スリリングでかつアイリッシュの文章も冴えまくりで
抜群に面白い
しかし、過去の事件が判明してその事件の真相を解く後半戦に入ると前半に比べると面白さが何段か落ちたように感じてしまったなぁ
まあ、その後半戦もオーソドックスなミステリーとしてはそれなりに楽しめた 幻の女もこんなオチかよと思ったのは秘密。そこまでの過程が凄いから許せるけどな! アイリッシュはどの作品も文章が気障で
その文章を堪能するだけでも例えオチにガッカリしても十分もとが取れるな 乱歩が『幻の女』評価したのは
戦中、外国の小説が入ってこなくて枯渇してたところに新奇な作風だから
毒気に当てられたのか、ラストのどんでん返しか
お得意の奇妙な味なのか
ワタシはパズラーとしては読んでないから、フェアプレイとか気にならんけどね 自殺しようと樹海に向かったら 道中で車に引かれそうになった 死ぬかとオモタ