一番熱心にアイリッシュを読み漁っていた、中学生や
高校生の頃は、文化や歴史の違いに結構戸惑ったな。
先づ、登場人物の男性の殆どが帽子を被っていること。
何かの作品で「帽子を忘れてくる人なんているかしら」
と云う台詞があって「え?そんなに大事?帽子」と思ったものだ。
あと、アイリッシュの作品によく登場する「ドラッグストア」
当時のアメリカでドラッグストアがコンビニや軽食店を兼ねた
店舗だったことなど知らないし、日本にも、大店舗の『ドラッグストア』
すらまだなかった時代だから、「ドラッグストアって、『薬屋』?
薬屋で何やってんの?」と、まったくイメージを持てなかった。