講談社タイガ [転載禁止]©2ch.net
2015.10.20創刊
A6版型 全点新作
講談社タイガ|講談社BOOK倶楽部
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講談社タイガ(@kodansha_taiga)さん | Twitter
https://twitter.com/kodansha_taiga 野アまどはともかく、榊一郎ってミステリ書いたことないんじゃないか?
でも、京極夏彦とかいるし、ラノベって感じでもないんだよな
……と、思ってたら一般書籍板にもスレ立ってるじゃねーか ラノベ板にも立ててるしこんなに乱立させてどうすんのよ スレ、乱立させすぎ
どうやら同一人物のようだけど、業者か? え?違うの?
だって、四つ立ってる同名スレ、 >>1 のテンプレがみんな同じじゃん
立てるだけ立てて、自分では一切書き込まないのも同じだし じゃあコピペして、スレ立てだけして、その人たちはなにがしたいの?
2chのスレって基本的に、それについて語りたいものがある人が立てるものだと思ってたんだけど? なんで、そこまでムキになるんだよw
まあいいや、業者じゃないっていうなら、そういうことでいいよ
それはそうと、このスレは今後どう使っていくんだろうな
ミステリ作家の作品はミステリ板、ラノベ作家のはラノベ板って、棲みわけするのかな? ミステリ読みはミス板で語って、ラノベ読みはラノベ板に書き込めば良いんじゃない?
嗜好が違えば興味の対象や論点も変わってくるだろうし。
西尾スレもひっそりとミス板に存在してるしね。 ライト文芸とかいう意味わからん実験レーベルだからね
今のところ分類はできないし意味もない >>22
ノベルススレが頭下げるなら吸収したってもええで ノベルスファンにはタイガのこと快く思ってないひといそうだ 野崎まどってミステリー作家なの?
ハヤカワで出してから、SF界隈からはSF作家扱いうけてるし、
メディアワークス文庫で出してたのでラノベ作家扱いでもあるし、
西尾維新の影響受けてるので、入間人間や日日日と並んで西尾維新2世扱いも受けてるし。 部分的にでもそういう評価があるなら、ミステリー作家でもある、でいいだろ >>43
一作目西尾、二作目森
初期は人の形式で書きたいもの形にしてたけどそれ以降は独自路線に振り切れて人気にって作家
器用に色んなのかけるタイプ >>43
ラノベ読者には「野崎まど劇場の人」って言うイメージを持ってる人も多いと思う。
なんでもありな小説書くイロモノ作家、みたいな感じで。 森は数世紀先の話だけど当たり前のように四季の名が出てきてまたかよ!と思った 森はいつも通り、西尾も一定標準超えたライトな話
てか、この二人は三冊目までタイトル決まってるし既に二冊目書き終えてるだろうなあって思ってびびった
話はバビロンが一番面白い
もう一人は読んでない 野崎まどは西尾維新意識してただろ。
死なない生徒殺人事件とか、まさに戯言シリーズに出てきて殺された不老不死いたじゃん。 とりあえず西尾を読んだら壮大にキャラ付けしたはやみねかおる作品って感じ
今、森読んでるが一連のシリーズ関係ぽっいな シリーズ関係っぽいどころか普段のシリーズの数世紀先の話だよ森 バビロン読み終わったけど、本当に続き物なんだな
作品全体を通して、重苦しい空気感で、それはいいんだけど、
なんか、「起承転結」のうちの「起承」の部分だけを読まされた感じで、スッキリしない
上・下巻ではなく、1巻ということだから、少なくとも3巻までは続くんだろうな
これだったら、完結してから読めば良かったなー、と思った 緻密なリアリティの上に構築された巨大なフィクション。「人間の超越」という作者のテーマを更に掘り下げるシリーズの開幕編, 2015/10/24
Amazon.co.jp: バビロン 1 ―女― (講談社タイガ)の ヤボ夫さんのレビュー
http://www.amazon.co.jp/review/RFGWS0UBSGPSP/ 講談社があちこちのラノベレーベルから作家を集めて新レーベルを創刊するという話はだいぶ前から聞いていたけど
まさかその創刊第一弾ラインナップにこの作家が来るとは予想外!奇才・野崎まどの新作と聞いてゾクゾクしながら拝読
物語は主人公・東京地検特捜部の検事・正崎善が御茶ノ水にある製薬企業・日本スピリの東京営業所の強制捜査に
踏み込んだ場面から始まる。糖尿病治療薬「アグラス」の治療効果を巡る高恩医科大の論文に同社の社員が関わっていた事実から
不正が発覚した事で始まった強制捜査の末、正崎は膨大な押収資料を霞ヶ関の東京地検本部へと持ち帰る
立会事務官の文緒厚彦が「物読み」=証拠資料の読み込み作業、の地味さに嘆きながら一枚の奇妙なメモを見つけた事で事件は幕を開ける
事件に直接関係の無い聖ラファエラ医科大の名が記されたその資料には隅に「F」とだけ記されていたが、
その一見真っ黒に塗り潰されている様な裏面が全て何万字もの「F」という字である事に正崎は気付く
更に爪と髪、そして微量の血液が貼り付いていた事から検事の勘がささやいた正崎は直接日本スピリの不正に関わっていない
聖ラファエラ医科大の捜査に向かう。資料の表側にあった睡眠薬「セイレン」の市販後臨床試験に携わった医師・因幡信を尋ねた正崎だったが
因幡は不在、学生たちは因幡がひどく忙しそうな上、頻繁に老人と女性の二人連れの訪問を受けた事を打ち明ける
登戸にある因幡のマンションに向かった正崎と文緒は同じフロアの住人から因幡の部屋で前日から音楽が鳴り響いていると告げられ
返事が無い部屋に踏み込むが、二人が目にしたのは「カルミナ・ブラーナ」が鳴り響く中、麻酔装置のマスクのみを装着した一糸まとわぬ姿で
恍惚の表情を浮かべながらリクライニングの椅子に横たわる因幡信の死体であった… ぶったまげた。野崎まどが普通の作家じゃない事は重々承知していたつもりだったけど、予想の遥かに上を行かれた
「アムリタ」から「2」に至るシリーズも「Know」も読んできたけど、更に野崎まどは進化していた
これまで作者が描いて来たのは私人間の極めて狭い人間関係の中で進行する物語がほとんどだったと思うのだけど
今回作者が描いたのは社会そのものである。人間が組織を構築し、組織と組織が膨大な利害関係・権力関係の中で
鎬を削り合う、そんなリアルな社会を描く小説を野崎まどが書くとは…いったい、どれだけ芸の幅が広いのだろう?
物語は検事・正崎善が製薬会社から押収した資料の中から偶然見つかった異様なメモの正体を探ろうとした事から
与党の大物政治家の私設秘書の動きに気付き、その動きを追う中で八王子市・相模原市・多摩市・町田市に跨る巨大な都市開発計画
兼新型自治体「新域」の初代域長選挙に絡む与野党、各業界団体、労組、医学界、様々な勢力の奇妙な結び付き、
利害が相反する各候補勢力が手を取り合い、巨悪を暴く筈の検察庁すらもが巻き込まれた巨大なプロジェクトの実体へと辿り付き、
その中で当初は政治上の貢物と思い込んでいた女性が状況を動かすキーとなっているに事実を突き付けられ、
大切な物を失いながらもその尻尾を掴む所にまで手を伸ばすが…という社会派ミステリ的な色彩を帯びながら進行する 東京西部に全く新しい自治体というよりも一つの新しい「国」をを建設する、という構想からしてリアルな政治劇としての面を持つ本作だけども、
主人公の所属する検察庁や東京地検特捜部といった現実に存在する組織を「物読み」作業といった通常の小説では中々描かれない部分にまで
綿密に描き込み、大手新聞社の記者や所轄の刑事を絡め、医学面においては不正も交えた臨床試験の実体やドラッグラグの問題の様な有名な部分から
御茶ノ水周辺に製薬関連の企業が多いという一般人にはあまり知られて無い(逆に言うと業界関係者なら知っている)情報を盛り込んだり
はたまた川崎にある「聖」が付く私立医科大を登場させたりと徹底してリアリズム重視で描こうとしているのである
ここまで緻密なリアリズムを膨大に積み重ねているからこそ物語の中盤以降、野崎まどが「アムリタ」から「2」に至るまでのシリーズで
描いて来た「女」の得体の知れなさや一巻終盤で遂に顔を見せ始める「死の超越」という目的を掲げた組織の登場といった「Know」にも通じる
巨大なテーマが作中で浮く事も無く、地に足の着いた確かな質感と共に語られるという類稀な読後感を産み出しているのである
緻密な社会を丸ごと描く、という意味ではある種、日本SF界の重鎮・小松左京氏に近い物を感じた。「日本沈没」や「首都消失」の様な
政治すらも呑み込んだ様な巨大な社会の動く様を正面から描き切った作品に至れるかは正直、まだ分からないが、少なくともこの一巻を読んだだけでも
「これは並大抵のスケールの話では無い」と読者に確信させてしまうだけの「厚み」は充分に見て取れ、久しぶりにポリティカルフィクション的な
要素を含んだSFが読めるとオールドSFファンが心躍らせそうな期待を抱かせるだけのボリューム感を感じさせてくれるのである
常に読者の二手先、三手先を行く作家としての凄みを改めて印象付けられた野崎まどの新作、二巻が早くも待ち遠しい
圧倒的な「凄み」を感じた一冊だった 大人になった竹千代(家光)と国千代(忠長)。12年前の出来事を後世に正確に伝える者おらず。
甲賀者はなぜ最後に立っていたは甲賀と伝え聞くが伊賀の勝利という謎を抱え。
家光が伊賀者を使い火の無い所に煙をたたせ外様大名など不満分子を改易(更迭)し幕府の地盤を強化し始める。
その最大のターゲットが忠長(国千代)将来的な危険分子をまだ芽が小さなうちに摘んでおきたい。
伊賀者を使い表に出ない闇の歴史の中において Amazon.co.jp: 晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と (講談社タイガ)の ヤボ夫さんのレビュー
http://www.amazon.co.jp/review/R2VF73C0DZ95A9/ もう一度生まれ変わりたいという欲なら誰でも持っておろうが
魔界転生これは誰でも成ることか? いやそれは成りませぬ。
うわべだけの欲では叶わぬのでござる。
まず第一に再生を成す事のできるだけの比類なき体力の所有者で
再生したいという強烈無比の意思を持たねばなりませぬ。
人間普段は不足不満を述べたて愚痴溜息を吐きちらしておるようでござるが
これが案外死するにあたってほぼ大きな過ちのない人生であったと諦観したり
あるいはこの業苦に満ちた命の終わるのをかえって喜びとしたり
いやいや大半の人間はただただ気力も体力も失い虚ろな目を見開いて死んでゆくばかり。
再生を行い得る者は死期迫ってなお超絶の気力体力を持ちながら
己の人生に歯噛みするほどの悔いと不満を抱いておる人物もう1つ別の人生を送りたかったと
熱願しておる人物でなければならぬのです。それほどの人は案外この世に少ないものでござる。
ましてや気力体力絶倫の人ならば当然満足のいく生を送ってきたものでしょう。 いざ創刊するとスレの伸びがぱったり止まったな
それぞれ作家の個別スレでやってるからか アスペニート君が火病起こして立ててくれたスレなんだからスレもっと伸ばせ 5つ星のうち 3.0 大切な人を守る為に時を跳ぶ系のタイムリープ物。全体で見れば面白いが序盤で展開される時系列を理解し辛い点が難, 2015/11/24
Amazon.co.jp: 君と時計と嘘の塔 第一幕 (講談社タイガ)の ヤボ夫さんのレビュー
http://www.amazon.co.jp/review/R2P95MO4ZEK9G4/
http://www.nico video.jp/watch/1446196695?ref=search_tag_video
庄司智のラノベ編集者NIGHT! 【第五回】 失敗レーベルだよな
どれもこれもシリーズ前提じゃないかよ
ただ新潮文庫nexは完全に講談社タイガに食われて勢いなくなったな 全部新作、全部シリーズものがコンセプトだって
どっかで見た記憶が >>85
タイガは物理的にペラい&装丁もちゃちで微妙
新潮文庫nexは紙質も良くてボリュームもあるので割と満足度高い 講談社って文庫に限らず漫画コミックも紙質悪いよな。
もっと良い紙使えや! 「女」という箱の中に閉じ込められる事に抗い始めた時代の物語。作者の過去作「雪蟷螂」を思い出す女と誇りがテーマ, 2016/3/23
Amazon.co.jp: 大正箱娘 見習い記者と謎解き姫 (講談社タイガ)の ヤボ夫さんのレビュー
http://www.amazon.co.jp/review/R3KEARHJN366PM/ 今月二冊目となる紅玉いづき女史の作品。先日拝読させて頂いた「現代詩人探偵」が非常に印象深い作品であった事から若干期待値が高めで拝読
物語は主人公にして帝京新聞の駆け出し記者・英田紺がとある人物を尋ねて神楽坂に足を運ぶ場面から始まる。紹介してくれた上司の小布施から受けた
「番地も分からん。行けば分かる時には分かる」という大層不親切なアドバイスを元に紺が辿りついたのはまるで箱の様な形をした屋敷であった。挨拶を
しても誰も出て来ない事から庭に回った紺は縁側の向こうに文机に肘を付いている着物姿の娘を見つける。相手が小布施が紹介した「箱入り娘」なのか
尋ねた紺に対し、娘は自分が「箱娘」の回向院うららであると名乗り「箱の事でお困りですか」と逆に尋ねてくる。紺が箱娘に持ちかけたのは少し前に取材で
訪れたN野に住む甲野スミという女性から持ち掛けられた呪いの箱に纏わる話であった。地元の訛りではなく、帝京出身である事が伺えるスミが言うには
この地方には「刀が出たならば、男を近づけるな。箱が出たならば、女を近付けるな」という古い風習があるらしく、実際にスミの夫は蔵から出てきた刀で
死んでしまったという。そして肝心の箱について尋ねる紺に甲野家の当主名代である老婆が「蔵で見れば分かるし、あとは煮るなり焼くなり勝手にしろ」と
一方的に言い放つ。霊媒でも何でも無いのにそんな物は引き取れないという抗弁にも構わず、スミは蔵へと紺を案内し血のこびり付いた箱を見せた上で
夫は腹を刀で突いて死んだ事を告げる。代々短命な甲野家の男の例にもれず、スミの夫も病で不自由が多く、離れに閉じ込められる様にして育ったらしい
紺は淡々と語るスミにそんな相手と結婚する事に抵抗が無かったのかと尋ねるが、スミは子供を作れなかった事だけが心残りだと言うばかりで…
本作の主人公・英田紺は「女性」である。大正の、平塚らいてう達が女性解放に向けて運動を始めたばかりの時代にあって、髪を切り洋装をして生家と
縁を切る様な形で家を飛び出し、新聞記者という身分に付いている、そんな女性である
一読して感じたのは作者がデビューして間もない頃、電撃文庫で発表した「雪蟷螂」に通じる作品だな、という印象。「雪蟷螂」が雪深い部族社会で因習に
縛られた立場にありながら、人間の誇りを貫き通し自分の愛を守り抜いた女性の物語だとするならば、本作は文明開化を迎えながらも実際には社会の
あちこちに旧習が残り、特に弱い立場である女性は「家」に縛られ自分の人生というものを諦め、全てを「仕方の無い事」として受け入れなければならない、
そんな生き方を強いられている時代に一人抗う女性の物語という事になるかと
話自体は短編連作形式を取っており、全四編から構成されている。ただし、各話が完全に独立しているというわけではなく、前後の話が微妙に繋がって
いたりもする。特に第一話と第四話はN野という土地に帝京から嫁いだ甲野スミという寡婦がメインキャラとなっている。それ以外にも紺が新聞記者として
出逢う女性は「今際女優」と呼ばれ、描き上げた脚本が行方不明のまま自殺した言われる脚本家との密接な関係が知られていながら「私が殺した」と
嘯く女優であったり、あるいは「怪人カシオペイヤ」と名乗る怪人物に不正を暴かれた鉱山主の父によって華族の放蕩息子に嫁に行かされそうになっている
令嬢であったりと、何れも「女」である事に縛られているのが大きな特徴。そして紺自身にも「家」や「女」あるいは「時代」という箱に閉じ込められる様にして
失った大切な人物がいる事が明かされ、その傷が紺に女を捨てさせ時代に抗うような生き方を強いている事が描かれている