【頻闇に】西村寿行Part14【いのち惑ひぬ】 [転載禁止]©2ch.net
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粉末酒は洋菓子の添加用には普通に使われてるから
ありえそうな雰囲気があるし
タンタル合金は今でもそこそこ硬い方だ
地図に切り目を入れてそこに嘘を作っていくと言ったのは半村良
方法は違うとは思うけど上手に嘘をつけるのが人気作家の条件なんだろうな
森村の方は「悪魔の飽食」でしくじったけど >>627
実際どうかはわからないけど、確かによく考えると
水とものすごく反応しやすい肥料って保管や使い勝手が悪そうだよね バッタ物の古文書『東日流外三郡誌』から妄想を広げて
『鬼』や『石塊の衢』を書いた寿行先生は偉大だと思う 寿行先生が『鬼』や『石塊の衢』を書いたのは、
『東日流外三郡誌』が学会から正式に偽書認定される10年以上も前のことだから
仕方ないっていや仕方ないのかな。
それでも『石塊の衢』のあの発想は賞賛に値すると思う。 http://news.so-net.ne.jp/article/detail/1372432/
寿行案件
国連のインテリブロンド女がニガーどもに拉致監禁輪姦され
首切られて殺されたようだ
現実は厳しい
「ああっニガー様」
と尻を振っても助からなかった 「滅びの宴」再読。
改めて読んでも間違いなく傑作である。
前半は鼠禍による恐怖の蔓延、後半はテロリストによる東京壊滅と、
テーマが分断されてしまう感は否めないのだが、これはこれでいいのである。
自然破壊を止められない人間の愚かさも、エゴイズムにより崩壊していく都市の秩序も
愚かさをを謳っているという意味では、それほど遠く離れてもいないのではないだろうか。
なにより滅び行く東京と一千万都民の阿鼻叫喚の姿が凄まじい。
カタストロフ小説としては、これまで自分が読んだ小説の中でも間違いなく10本の指に入る。
「滅びの笛」や「蒼茫の大地、滅ぶ」ももちろんその中に入る。
今回、「滅びの笛」を先に読みたかったんだが、こちらはBOOKOFFを回っても見つけられなかった。
返す返すも手放すのではなかった。それだけが残念。 尼のマケプレとかに普通にあるやろ
私的には笛のほうが好き 宴も笛も広美や真由美のあぁあ場面で
何度抜いたことだろうか…
もちろんいまでも抜いている 寿行先生、ちょっと前半、後半、分離してる話あるよね
「去りなんいざ狂人の国を」の浅羽五郎は途中で死んじゃうから、ライバルとして半端になったね
最後まで生かしておいたほうが、追跡と対決の一貫性が出たと思う
このスレで人気の御坂亜紀も、サドマゾ部屋でレイプされるためだけに出てきたんだね
彼女も後半出てきたら一貫性出たのに、あれじゃ、ただのお色気要員じゃん >>639
安いのが欲しいんじゃなければ、新品で買える
ハードカバーの冒険の森シリーズのどれかに入ってるんでは? 思想家で浅羽通明って人がいるが、
この浅羽から名前付けたらしい
自分が著書読んだ限りでは寿行に触れた部分はなかったけど 徳間書店のNHS(NISHIMURA HARD ROMAN SERIES)新書109巻の
『幻獣の森』1993年(選集)を読んでるとこなんだけど
エロくないのは良いにしても、クドいのにオチが無いというか結末があっけないというか・・・
徳田刑事モノの中編が入ってなかったら、ハズレの1冊かも 寿行先生の本は、150冊ぐらいかな。
昔、駿河屋とかでまとめ買いした。
読んだのは20冊ぐらい。 福岡の現金強奪犯はまだ逮捕されんの?
犯人一味には濫觴の宴みたいな動機はないだろうな
早く解決してほしい 発表当時、評判になった「君よ憤怒の河を渉れ」をTVで見て、あまりの陳腐さに絶句。
だれかも書いてるけど、音楽の酷さは見てるこちらが恥ずかしくなるほどだった。
どうせ悪文で殴り書きした荒唐無稽な代物と思って、一度も手を出してない。
それでも文章は結構いいらしいから、読んでみようかな。 確かにあのBGMは謎すぎる。昭和の遊園地とかスーパーで
流れてそうな曲が、なぜか緊張感のあるシーンでかかるのなw
OPのタイトルバックの「だやら〜」はかっこいいと思ったけど 寿行先生はとっくに亡くなっているが
今年もそろそろねばい目をしたジュコラーの季節到来だな… 3億8千万円強奪事件、去年の6億円の金塊強奪事件、工藤会の抗争と 「福岡」は寿行世界なのかも・・・
「濫觴の宴」は、ハンターが放った散弾に視神経を破壊されて盲目になった11歳の美少女を狩猟反対運動のジャンヌ・ダルクに仕立てておきながら
盲導犬と朝の日課の散歩中に狩猟推進派が雇ったヤクザに拉致させ、主人公がオートバイで単身追いかけるも逆に捕らえられ
味方がジープ(ゴールデンイーグル)で空き家に突入して助けるまでにヤクザにチ○コ半分挿入されちゃったのが個人的にNG
同じゴールデンイーグルが活躍する「垰」の第一章で主人公の秋葉文七の車に同乗してくる猿遣いの野生児の「早苗」の場合
ヤクザにお尻から完全に挿入されて処女喪失してしまうが輪姦はされずに猿に助けられる設定。
やはり寿行先生の描く野生的な美少女(「蘭菊の狐」の「出雲阿紫」に代表される、凌辱されても闘うヒロイン)が良い 「バッタを倒しにアフリカへ」の人が原点は、蒼氓の大地〜
やと書いてますな >>656
http://president.jp/articles/-/9839?page=2
何故に小説家がここまでバッタの生態に詳しいのか謎で
逆に私の方が初耳であったことまで書かれている。
著者であるバッタの研究者の方にここまで言わせるとは
さすが寿行先生ですね。 寿行先生は、事前に自分が書くテーマを徹底的に調べることで知られていたからねえ。
作品を書き上げる頃には、ちょっとした学者並の知識を身につけてたんだろうね。
ただ学位を持っていないだけで、市井の学者みたいなものだったのでしょう。 ふと気がつくと、倉田社長の年に近づいていた。
どっかに逢魔麻紀子嬢落ちて無いですかねぇ? 宴の与党、笛の野党、かっこいい政治家が多いんですけど
現実は・・・ 非常に不謹慎だがTBSの記者に暴行されたとの記者会見をした女性
俺の中の逢魔麻紀子像にぴったり。 「悪霊刑事」読了。
前半の悪霊バエパニック辺りまではムチャクチャ面白かったのに、
話がユカタン半島に渡った辺りから何だか駆け足になっちゃって残念だ。
そもそも、あのラストじゃ物語が終わってもいないし読後感良くないし‥‥
まあ、それなりには面白くはあったンだけど、上手く言えないけど‥‥なんか残念。
「悪霊刑事」ってタイトルも、寿行先生らしくなくて失敗してる感じ。
他の寿行作品のタイトルセンス好きなんだけど、これは違うなあ。
作中に出てくる「子宮人間」とかのネーミングは結構好き。
鯱にも「胃袋爆弾」とかあったけど、そういう生々しいネーミングは
グロテスクで寿行先生らしくていいと思う。 >俺の中の逢魔麻紀子像にぴったり。
寿行作品を代表する『峠に棲む鬼』のヒロインにして
杖(棒)を持たせたら天下無双の明鏡流杖術使いの逢魔麻紀子?
俺的に重なるのはレイプ被害者ってとこだけだわ あの凛とした物腰は寿行ヒロインでもおかしくない
もうちょっとお尻が…なら言うことなし 西村寿行氏の本をまだ読んだことのない
九鬼神流の師範ですけど、
複数の本にうちの流派名が出ているようですね。
六尺棒術や半棒術はある程度は知られていますが、
杖術はマイナーなのによく用いたと思います。 西田敏行の関連で、
ニュース系の板で今、先生が話題になってるが、
「故人だから何を言っても良い訳ではない」
という良心的なコメントが散見されて良かった
もっとも、ニュース系の板の視聴者らが、
先生をどこまで知っているのかは不明 ホステスに金をやるからおまえの指を折らせてくれとか言ったとかいうやつ?
西田敏行だといわれてきたが、実は西村寿行だったとか・・・
もう何年も前からネットに転がってる都市伝説だけど、
本当に寿行ファンだったらそれはないなあ・・・って思うよねえ
寿行先生が飲むのは主に仕事部屋で、寿行番の編集者に囲まれての連日のどんちゃん騒ぎは
本人のエッセイにも書かれてるしファンの間ではよく知られた話だし・・・
そもそも文壇嫌いで銀座とかキャバレーとかで飲むのは好きじゃないと自身が書いてたし・・・
まあ、寿行先生だったら、それに近い狂気を秘めていることもあるのかなとは思うけど、
女の子の指を折るとか、そういうのは全然先生っぽくないよ。
自宅の飲み会で自慢の同田貫を持ち出してきて、編集者にそこへ直れ叩き斬ってやるとか言ってそうではあるけど。 『作家という病』という本を読むと、最盛期はもちろんだが、晩年はあれだな。
結局、現在はあまり読まれなくなったのも、そこらへんが影響しているのかとも思う。 >>643
同意だな すごく惜しい作品
浅羽との追いかけっこは本当に面白かった
残った犯人たちや島の男女には顔というものがない
途中から急に希薄な話になってしまったという印象だ
御坂亜紀ファンとしても残念だ
いきなり最初の一発目で浅羽発見とか面白くない
なかなか浅羽が現れずに各所のサドマゾの部屋を絶望的に渡り歩かされ
蝕まれていく亜紀という展開にして欲しかった
そしてついに浅羽が現れるも痛恨の逮捕失敗
亜紀を気に入った浅羽はこともあろうか亜紀を拉致したまままんまと逃げおおせる
島で待ち構える浅羽と最後の対決! とかだったら盛り上がったと思う
もちろんその間、亜紀はヒーヒー アヘアヘでw 過小評価されてる感がある
抜けて泣けて面白い作品を書ける人って文学史上あんまりいない
山田風太郎とこの人くらいだな 築地移転で鼠の大移動が発生するそうだね
こういうニュースでワクワクしてしまう 黄金の犬 ドラマ版
チェコで放映後、日本犬を飼育する家庭が増えたそうな >>674
ネズミが大量発生しそうなときは、猫を大量に放てば大丈夫だよ
まあ、滅びの宴みたいに都市が壊滅するぐらい増えちゃったらもう手遅れだけど 何10年かに一度、竹の花が一斉に咲いて実を付け、それを食ってネズミが大繁殖する
話が、故・開高健の芥川賞受賞作の「パニック」 >>677
ぐぐったら、ねずみ騒動っていう事件があったんだね
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AD%E3%81%9A%E3%81%BF%E9%A8%92%E5%8B%95
初めて知ったけど、これがきっと滅びの笛と宴はこれが元ネタになってるんだろうね
猫や鼬でも効果がないのは、とるスピード以上に、ネズミが多産して増えちゃうからなんだろうね
確かに殺すスピード以上に、増えるスピードが上だったらどうしようもないな
まあ、食物連鎖の法則に基づいて、増えすぎたネズミは食料が枯渇して、自然と適正な数に減少するんだろうけど
いまはピンと来ないけど、昔はイナゴの大量発生とか、害虫害獣の大量発生はかなりリアルだったんだろうね ドラマもここでいいの?
さっき黒い目撃者の再放送を見た
面白かった
船越英一郎の極悪っぷりもよかったけど
人間の味方がいると理解して犯人を引き渡すクロって賢すぎないかw 最近読み始めたけどどの作品もワンパターンだな。
山奥で事案発生→ジーパン女が奴隷に→ウイスキー飲みながらセックスと探索→黒幕が巨大組織 寿行が女のケツ、いやさお尻様!とかわめいてるの、
いまいちピンと来なかったんだけど、
外国に行ってわかったよ
黒人やヒスパニックの女性にはこれぞまさにお尻さま!
という感じのお尻の持ち主がいるんだよね
プリップリで上向きででっかくて
なんかもうお尻だけ別の生き物みたいな
しかも尻の右と左をブルブル交互に動かせたりもする女性もいるんだよ
でも日本人女性の大半は平たくて上を向いてないケツをしてる
だから日本人の男は女のお尻の真の魅力を知ってる人があまり多くないんだ
日本の男は「女のうなじにこそ色気を感じる」とか寝言を言ってるけど、
それは本当の女のお尻というものを知らないからだと思いますね
日本人女性にはお尻様などと呼んでひれ伏したくなるような尻の持ち主は皆無と言っていい
だから寿行作品に出てくる女性キャラは
日本人になりすましてるブラジル人あたりであって
本当は日本人ではないと思います 俺、小6のときに初めて読んだのが親父の本棚にあった
「鬼」なんだけど、エロ描写が衝撃だった。
そのせいか「鬼」が今でも一番好きな作品。 例えば、陸上女子100m日本記録保持者の福島千里の腹筋はしっかり割れてるが
人一倍鍛えていても、尻の厚みはそれほどでもない
そもそも骨盤の形からして、アジア人とその他の人種は違うらしいし
痩せすぎで筋肉どころか脂肪の厚みすら足りない日本人の妙齢の女の尻が
白人女や黒人女より貧祖に見えるのは仕方ない
外国人旅行者が激増したので、東京にいても非アジア系外人女の尻と乳のデカさに驚く
ただ青山や渋谷あたりで見かける東欧スラブ系の若いモデルの顔と尻は驚く程小さく
同じ人間とは思えないほど脚が細くて長い 骨盤傾斜が黒人>白人>>日本人だからな、なかなか良いプリ尻の日本人というのは
少ない。 欧州を中心にバックパッキング
ユース泊まりの繰り返しなんだが、向こうの小、中学校の団体の遠足?とよくかちあった
連中はユースのなかでは大抵ジャージ姿になるんだが
白人の中学生あたりの娘は本当に白く細く四肢が長い
人間とは違うなにかの可愛らしい小動物のようだ 近年の日本人女性が巨乳化しているのは統計的にも確かだ
近所の貧乳美人妻もいつのまにかDカップくらいになっているのを発見した 胸肉の計測の仕方が変わって昔基準より大きめのカップ装着者が増えただけだけどなw
それでもAカップのやつはいるんだが、そいつらってほぼ乳首隠しにつけてるだけだよなw >>686
俺は無明の曠野かな
戒能兵馬が大好き過ぎてつらい
あと最後の切なさもいい 「症候群」ってほんとに凄いと思うわ。よくこんな小説書けるなw 以前の勤め先の美人OL(既婚、三十半ば)さんは毎日サイズが違って
普段は全く目立たないサイズ(Bカップ程度)で
胸を強調したい日はスーツの下にピタピタのカットソー着てDカップに
胸の上半分が不自然に盛り上がる寄せ上げぶりに「篠原涼子」と呼ばれてた
イベント等で撮影がある日はさらにEカップに巨大化、陰で「防弾チョッキ」と・・・
胸を強調したくなるのは、若くて強いオスの精子を獲得するための本能で
月経周期に伴うホルモンバランスの変化のせいらしいので
本人も無自覚な場合があるらしい・・・ 「症候群」は、
明彦・博子とその子供の親子三人が写っている写真つき年賀状を
朱野老人が兄妹の親に送ってあげたら面白いと思った 「もし文豪がカップ焼きそばの…」を読んだ。
寿行先生の文体が無いのが惜しい。 「もしも寿行が京太郎だったときの鯱シリーズ?」(空耳) 『魔の牙』読了。狂犬病に罹った日本狼の群れが僻村を襲う話は別の短編でも読んだことがあったが
こちらは『エイリアン』並のサバイバル・ホラーだった。最後に生き残ったのが○○ってのが寿行先生らしい。
『修羅の峠』読了。中央アルプスの山奥育ちのヒロイン津恵(司法修習生の美女。紐使いで武器は革ベルト)と
五堂平馬(長野県警本部の特命刑事)のコンビが良かった。 小学生の頃にトラウマになった『悪霊の棲む日々』(ハードカバー版)を、最近になってきちんと
再読した。やっぱり、小松久子さんの描いた、全裸の架刑の挿絵はやはりエロかったw
良からぬ期待で、ソフトカバー版も買ったが、挿絵は同じ小松さんのものだった。ただし、線が
濃くなっていたが。スポニチ出版のバージョンも探りを入れるか。
ちなみに、『鬼』でも、小松さんが架刑の挿絵を描いていたが、こちらは抑え気味だった。
といいながらも、『白骨樹林』はエロさが皆無なのに、かなり乾いた文体で通していて、これは
これでとても好きだった。 『消えた島』読了。末期癌の激しい苦痛に尊厳死を望む古希の男性患者に、謎の「怪老人」が注射した奇蹟の薬物を追う
警視庁の刑事2人と世界の研究機関が雇った有象無象の群れとの闘いの前半戦まではまだ面白かったんだけど
怪老人が個人所有する小笠原の無人島(無形島)に招かれた、警視庁をクビになった刑事2人と
“]機関”(世界の主な製薬・植物・薬用遺伝子・微生物研究機関が急設した組織)のプラントハンターたちとの話になって
以降、怪老人は拷問されて口を割るが結局奇跡の薬物は幻覚やら何やらでうやむやのまま話が突然終わってしまった・・・
物語後半の舞台「無形島」は、ほぼ「黒島」(鯱シリーズ十樹吾一の島)と同じで
主人公の刑事と相棒の会話のやり取りが「バカタレ」で終わるとこは鷲(死神)コンビと同じ・・・ ハズレかも 「旅券のない犬」読了
再読だが、ほとんど内容を覚えていなかったので、読み返しても面白かった。
うん、面白くはあったんだが・・・初読当時、読後に感じた物足りなさも、まざまざと思い出した。
ジュウベエは強いし最高にカッコいい!ジュウベエの冒険行は手に汗握る!
ジュウベエを助けるために後を追う飼い主の刈谷哲人のキャラクターも良い。
だから、できればアフリカを旅立ってから日本に着く迄、全編ジュウベエメインでいって欲しかったと思ってしまったのだ。
小説全体の4分の3くらいでジュウベエと哲人が邂逅してしまうと、それ以降がいささか退屈。
残り4分の1は、ジュウベエと哲人を守るCIAと狙うKGBの暗闘にストーリーがシフトしてしまい、
ジュウベエと哲人はほとんど空気になってしまった。
逆にその4分の1は端折ってしまってよかったのでは、と感じた。 島中があり得ない蛇の大群であふれてる話ってなんだっけ?
放したにしても絶対こんな島の生態系の許容量超えてるだろって感じの >>706
『二万時間の男』の「魔性島」では?
島に閉じ込められる女の末路という要素も、ここではあったが。 『魔界』1978年(短編集)読了
その内、『黒い血の果て』『百年の追跡』『残像』の3作は、遺伝的な問題がテーマにした作品。
『黒い地の果て』と『百年の追跡』は長編『血の翳り』につながる作品か。『百年の追跡』の主人公、警視庁公安部の特殊セクションに所属する河継が良い。
『異常者』は男児誘拐事件の犯人を追って、精神分裂病(統合失調症)患者の幻臭(虚臭)を扱った作品。徳田刑事(フルネームは出てこない)が登場する。
『忍びよる闇』は気の弱い男が見知らぬ男に追われる話。寿行先生は筆が立つだけに、読んでてイライラさせられた。
最後の『残像』が面白かった。これは、父権問題(と妻の不貞行為の有無)を扱った作品で、結局のところ
父親と2卵性双生児との親子関係の科学的証明がテーマになるが(昭和50年代の作品なので)主な鍵は血液検査となる。
現代ならDNA鑑定で話が終わってしまうが、最後の最後で明かされた真実が興味深かった。 異常者って、もっとエロエロな話しじゃなかったっけ? 異常者は今でいうストーカーみたいな奴に妻を拉致されやられまくる話だろ あのストーカー大勝利の前半と、フィストファック押しの後半が、上手く繋がらないけど、先生途中で飽きちゃたのかなぁ >>711
ストーカーは満足だろうけど、検事の奥さん悲惨すぎる。
でも狂ったままだから幸せなのか・・・
ガラスの壁みたいな路線を期待したり、超常現象を思わせる導入部から主人公たちが陰謀に巻き込まれて立ち向かういつもの寿行作品を期待すると肩透かしを食うかもね。
あと飽きちゃったというか落下点を見失ったのかもは鮫も・・・ くっ、続きが・・・ 短編集の『魔界』(1978年)の中にも「異常者」ってタイトルの短編作品が入ってたのね。
長編の方の 『異常者』(1985年) は
前半は、東京地検検事の妻が精神異常者にストーキング・拉致・監禁・暴行・性奴隷にされ
発見された時は元の人格を失って立派な変態性的パートナーに。妻の実家は親子の縁を切ってしまい
犯人は精神異常のため無罪に。治療させようとする刑事を尻目に犯人は脱走。妻も病院を脱走して結局心中してしまう話。
全く救いが無いけれどここで終わってれば...。前半部は放送禁止の四文字が連発で悲惨だけどエロ度は高め。
後半は、一匹狼の調査屋・千年道士と九州の巣食う国際人身売買、麻薬組織との戦いを描いた話。 「風の渚」読了。海上保安庁の関守充介シリーズの4作目
またまた主人公の嫁の由紀さんが拉致られてますが、エロ描写はかなり少なめ
女性海上保安官(も敵の慰安婦にされてます)が運転する車で送られる途中の拉致される場面すら無し
最後の舞台は軍艦島だった 由紀さんもヤラれまくってるけど、妊娠はしないんだよなぁ。
逢魔麻紀子さんなんかもリットル単位でヤラれてるだろうけど、子供出来たの平和になってからだし。 >>707
ありがとう
やっと本棚(と周りに積み上げてある山)の中から見つけた
これから読み返してみる 『回帰線に吼ゆ』読了。※ネタバレ失礼。
脱獄囚?に占拠された職業訓練船が台風に突入する場面が良い。やっぱり寿行先生は修羅場を描くのが上手い。
犯人たちが逃走中に強盗・強姦を重ねるのでエロ度は中くらい。主人公の広田(警視庁職員のボーナス4億円強奪犯。別件の罪で2年間服役中)
がわざわざ北アルプスの山中に現金(40kg+ビニール包装)を隠したのが???だけれど、脱獄のきっかけにもなってるので仕方ない。
脱獄犯のうち、チビで女にモテず脱獄犯仲間?からも半人前扱いされてる牧野(間男の家への放火罪で入獄。脱獄後は強姦魔)が
「脱獄後は妙に精彩を放っている」と寿行先生が憎めないキャラへと昇華させようとしたあたり、後の『学歴の無い犬』等につながった作品かも。
寿行作品ではお馴染みの山奥のドロボウ村は余計だったようにも思えるが、横やりが入らないと脱獄囚同士の殺し合いで話が終わってしまう。
脱獄犯中の謎の男「弓削」(ゆげ)の種明かしはどこかで読んだような・・・。 「回帰線に吼ゆ」は、ただの脱獄囚同士の殺し合いで話が終わらないところがいいんだよね。
それが、かつて藤岡弘が主演したTVドラマ版では、思いっきり殺し合いENDだったのでガッカリだった。
まったく寿行作品の映像化は成功したためしがない。 旦那が見ている前で犯された奥さんが喘ぎ始めるってのを初めて読んだのは「回帰線に吼ゆ」だったかも 徳田て刑事はよくでてくるんだけど何かで死んだっけ? >>721、722
電子版ならあるよ。1年くらい前に大量に発売された。
徳間や光文社は、2000年以降も何度か増刷したり、新装版出したりしてたから、
最近のBOOKOFFでも時々見かけるけど、角川は完全に絶版にしちゃってたからな。
しかも、角川の作品は、他の出版社とは重複していないものが多かったので、
完全に絶版になっちゃうと、すぐに見かけなくなった。垰シリーズとか無頼船シリーズとか。
>>723 徳田は死んでませんが 『幽鬼犬』 (1996年徳間) 読了
「世にも不幸の男の物語」、「始祖鶏物語」、「幽鬼犬」の3作品収録(中編集)
エロ描写極めて少なめ(最終盤1頁のみ)。扱われてるテーマは重め
表題作「幽鬼犬」は徳田刑事モノ。いつも通り酒は飲んでるが格闘シーンは無し。犯人とも直接対峙しない
末期癌やら動物虐待の異常者を扱っているせいか少々読みづらい。おススメ度低め >>725
ありがとう。こんなにハッキリ出番わかるとはー。
徳田刑事、どこかの怪しい村に入ってしまい脱出不可能で諦めたとこで終わった作品があったよーな気がしてました。違う刑事だったかも
まあ死んでないなら何より 山尾志桜里議員のは寿行案件だなぁ
知的な意識高い系美人妻が若い男根様にお仕えするという…
しおりっていうお尻みたいな名前だし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています