ソロモン偽証の映画をテレビで放送してたのを見たけど、もう前編開始10分ぐらいで演出全てが古臭くて白々しい感じがして見てて苦痛だった

例えば椅子に座って話してる時も手のひらを膝の上にのせたまま姿勢正しく微動だにせず話し続けるとか
柏木が亡くなったのをクラスで担任が報告する時も、担任役の女優の泣いて悲しむ演技が戦後間もない頃ののメロドラマかよぐらいに大袈裟で嘘臭い感じだったり
柏木が亡くなったのを知ったクラスの生徒全員が声を出してシクシク泣くとか、なんかそういう演出全てが本当に時代錯誤も甚だしいって感じでわざとらしく古臭くて、イライラして見るに耐え難い感じだった

あと配役も、あの地味目な無名の若い女優が虚偽の告発をした三宅役かな、少し地味目な所が三宅役に合ってるかなと思いきやまさかの藤野涼子役で全然イメージと合わなくてびっくりって感じ
更にその三宅役もブツブツの吹き出物もいかにもメイクって感じで嘘臭く感じたけど、三宅役の女優もどちらかというと藤野役の女優より美形って感じで全然イメージ合わなかったり

宮部みゆき原作のドラマとかって外れも多いけど、今まで見た中で一番酷く感じた
テレビドラマで放送した名もなき毒は全ての配役もイメージピッタリだったし、ドラマ自体もすごくよく出来てて見てて楽しめたけど、ソロモンは何か色々酷くてがっかり

今度の模倣犯も映画と違って楽しい感じになるのを期待