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野村胡堂の「奇談」シリーズは、戦前「報知新聞」に連載された「正編」5編、
同じく戦前「朝日」連載の「新」12編、
さらに、「戦後版」がある。
戦前、春陽堂の日本小説文庫は、「新編」「正編」を合わせて分冊したもの。
戦後の扶桑書房版は、「新版」を3分冊し、「番外」として「正編」から「湖心停」を加えている。
桃源社版は「全」として、「正編」「新編」に「番外」として「恋の不老不死」を加えたもの
(箱入りとカバー装とがあり、後に「正編」だけの改装本が出た。)。 「戦後版」は東方社版で一冊にまとめられ、
現在は作品社の『野村胡堂伝奇幻想小説集成』で読める。
今回の河出書房新社❬レトロ図書館❭は、初刊本および桃源社改装本に基づく「正編」。 鷲尾三郎の呪縛の沼を読んだけど本当にひどいな
火縄銃についてよくある誤謬をやっぱり犯していた
そして月報の「何かべとべとした感じが残り」という権田の評言は
絶妙な一言だね 山本周五郎の作品社版が大幅増補されて、周五郎少年文庫として新潮文庫から刊行中! 小栗虫太郎の仙花紙本(高志書房とか)は大量の伏せ字を無理矢理埋めているので、逆の意味で貴重。 文庫化
天城一の密室犯罪学教程 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) (日本語) 文庫 ? 2020/7/4
https://www.am☆azon.co.jp/dp/4299007093 探偵小説家の小栗虫太郎 作家像の見直しも 家庭小説を確認
外部リンク[html]:www3.nhk.or.jp
昭和初期に活躍した探偵小説家で「黒死館殺人事件」などの作品で知られる小栗虫太郎が、
昭和16年にほかの作品とは作風が全く異なる家庭小説を発表していたことが確認されました。
検閲が強まる中、探偵小説の代わりに創作したと考えられ、調査に当たった専門家は
「これまでの作家像の見直しが迫られる発見だ」と指摘しています。
小栗虫太郎は、横溝正史などとともに昭和初期に活躍した探偵小説家で、名探偵 法水麟太郎が登場する
「後光殺人事件」や「黒死館殺人事件」などの作品で知られています。
二松学舎大学の山口直孝教授が作品の調査を進めたところ、「亜細亜の旗」というタイトルの
新聞連載が新たに見つかり、著作目録に記録がない長編小説と確認されました。
山口教授によりますと、この作品は太平洋戦争が始まる昭和16年から翌年にかけて、
九州などの地方新聞に連載され、主人公の青年医師をめぐる恋愛や人間関係が描かれています。
これまでに知られている難解なことばを駆使した幻想的・怪奇的な作品とは作風が全く異なる家庭小説で、
検閲が強まる中で発表が難しくなっていた探偵小説の代わりに創作したと考えられるということです。
山口教授は「小栗は探偵小説、冒険小説と時期によって作風が変わりますが、これだけ違ったものはなく、
これまでの作家像の見直しが迫られることになるのではないか」と指摘しています。
「亜細亜の旗」は今月、単行本として出版される予定です。 角田喜久雄の加賀美ものは、青樹社の「事件小説シリーズ」に
(国会図書館の検索では引っ掛からないが、中短編も長編に併録される形で)
全作品が収められている
(「姿」であるべきところが「婆」になっているなど)誤植の訂正は充分とは言えないが
送り仮名などには(当時としての)現代風にする手が加えられており
漢字→仮名の置き換えなどの参考にもなる
(同シリーズには、「年輪」などの初収録作も含まれているので
著者による編集意図があったものと推察される) >>58
続く講談社の個人全集では『高木家の惨劇』における被害者と関係者との続柄の誤りなどが訂正されており
同全集収録作については、(当然のことながら)それが決定稿
さらにそれを拡張する形で廣済堂ブルーブックスの2冊
『高木家の惨劇』『笛吹けば人が死ぬ』があるのだから
同書収録分もまた決定稿に準ずるものとして考えるべき >>59
なお「霊魂の足」についての作者の附記としては
「探偵倶楽部」昭和27年臨時増刊号(11月15日発行)のものと
河出書房の探偵小説名作全集のものとがある >>60
146ページ6行目「説明してる」は「説明しうる」の誤植ではあるまいか? >>60 増刷時に(もしあればだが)附記ぐらいは追加されるかな? 「五人の子供」の元ネタは、同じ創元推理文庫から出ているシムノンの『13の秘密』中の「クロワ・ルウスの一軒家」だよね。 >>63 ハヤカワ・ミステリ文庫だと『密室大集合』中の「クロワ・ルース街の小さな家」 薔薇仮面、空気男爵、なら博士は何かな
女豹の博士かな